#23時までの隠し事

泣いたらお互いのハンカチ渡す決まり

雨の日はおすすめの4曲

運命共同体

























































1.優しいところ
2.たまーに意地悪なところ
3.かっこいいところ
4.たまにめっちゃかわいいところ
5.部活頑張ってるところ
6.負けず嫌いなところ
7.大切にしてくれてるって思わせてくれるところ
8.話してて楽しいところ
9.一緒にいて落ちつくところ
10.嫉妬してくれるところ
11.いっぱい伝えてくれるところ
12.たくさんかわいいって言ってくれるところ
13.できない約束はしないところ
14.ちゃんと約束は守ってくれるところ
15.ゆしって呼んでくれてたところ
16.遅くなっても必ず返信してくれるところ
17.遅くなったらまず「ごめん」って言うところ
18.「部活頑張ってね無理しないでね」って言うと、「ほんとありがと」って言うところ
19.雰囲気とか発言がイケメンなところ
20.自分でイケメンって言っちゃうところ
21.ノリがいいところ
22.馬鹿なところ
23.くだらない話につきあってくれるところ
24.好きを受け止めしくれるところ
25.なんか色々ずるいところ
26.身長高いところ
27.センスないとかいいながらあるところ
28.まーきんぐしていいよって言ってくれたところ
29.いっぱいほめてくれるところ
30.おすすめの曲めっちゃセンスあるところ
31.すぐ顔に出ちゃうとこ
32.実はせなの限界をたくなところ
33.暇なときいちばんに話しかけにきてくれるところ
34.そばにいてくれるところ
35.優しいお兄ちゃんなところ
36.不安もすぐになくしてくれるところ
37.たまにとか言いながらよく勝たせてくれるところ
38.握力めっちゃ強いわけじゃないところ
39.文面の話し方
40.急に惚れさせてるところ
41.実はへんたいだったりするところ
42.意外とせなのこと大好きなところ
43 せなのこと考えてくれるところ
44.冗談言い合えるところ
45.不意打ちしてくるところ
46.突然デレてくるところ
47.せなだけとかせなならって言ってくれるところ
48.幸せって思わせてくれるところ
49.期待しそうなこと言ってくるところ
50.無自覚たらしなところ
51.素で、自分らしくしさせてくれるところ
52.めんどくさくても許してくれるところ
53.お願い聞いてくれるところ
54.なんだかんだ言ってせなに甘いところ
55.愛してるって言ってくれるところ
56.結構照れやすいところ
57.話すだけで元気くれるところ
58.いっぱい笑わせしくやるところ
59.さらっとかっこいいこと言うところ
60.話しやすいところ
61.よく心配してくれるところ
62.「両思いだね」って言うと「元からでしょ」って言うところ
63.頼ってって言ってくれるところ
64.頼もしいことろ
65.好きな子って言ってくれるところ
66.ちゃんとしてるところ
67.押しに弱いところ
68.一番仲良いって言ってくれるところ
69.しっかりしてそうなところ
70.英語がちょっと得意なところ
71.頑張れって言ってくれるところ
72.最後までちゃんと伝えてくれたところ
73.待っててって言ってくれたところ
74.すぐ照れさせてくれるところ
75.貢げてないの気にしてたとこう
76.冷めないって言ってくれるところ
77.一人称名前になるところ
78.よくせなのはーとぶち抜いてくるところ
79.「落ちて」って言うと「もう落ちてる」って言うところ
80.自己肯定感高いところ
81.真剣に受け止めて考えてくれるところ
82.雨の音怖いの覚えててくれたところ
83.にわとり記憶力って言ったのに、せなと話したこと意外と覚えてくれてるところ
84.おすすめたくさん教えてくれるところ
85.歌詞動画喜んでくれたところ
86.話せるときに絶対話しかけてくれるところ
87.いっぱい好きって伝えてくれるところ
88.ちょっとしたことで嬉しいって言ってくれるところ
89.信用できるなって思わせてくれるところ
90.女の子の絡み切ってくれたところ
91.だいすきっていったら返してくれるところ
92.よく誤字るところ
93.好きって伝えると、明日も頑張れるって言うところ
94.ありがとうって言ってくれるところ
95.思ってることちゃんと伝えてくれるところ
96.せなの話もちゃんと聞いてくれるところ
97.話せないかもって先に伝えてくれるところ
98.ちょっとだけ部活の話してくれるところ
99.せながぜんのことだいすきなのわかってるところ
100.さりげなく褒めてくれるところ

今日で付き合って一ヶ月です

正直一ヶ月も続いてないとおもうんだけど、
一ヶ月ありがとう

ほんとにせなは幸せだったし、今も変わらず大好きだけど
多分戻ってきてくれたらすぐ返信しちゃうけど
少しの間こんなせなの彼氏になってくれてありがとう

ほんとに好きで好きで仕方ない人と付き合えて
とっても幸せでした

忘れられないけど、忘れる気もないけど
いつかまた話せるっておもってまってるから
気が向いたら戻ってきてね

じゃあね

せかいでいちばん

さよならも上手に出来なくてごめんね

蝉が五月蝿く鳴く季節が訪れた。


今年も変わらず日差しは暑くて、

冷房の効いた部屋で食べるアイスは美味しくて、

毎日の夏課外は面倒なのに

スマホの画面をつけても君からの通知は疎か、
トークすらも表示できない。


じめじめした梅雨を越せば君を思い出すことも少なると思った私の希望に反して、
こんな退屈な課外の時間にも考えるのは君のこと。


少しずつ、確実に、記憶から君との思い出が薄れていくのが怖くて、必死にノートの端に君を書き留めてばかり。


授業の内容なんて碌に頭に入っていなかった。



――起立、気をつけ、礼。



課外が終わっても、教室から誰もいなくなっても、
私は席から動けなかった。



ぐちゃぐちゃに書き留めた記憶の彼が、
こんなにも私の心をかき乱す。


苦しくて、痛くてどうしようもないのに、
なにひとつ溢さずに覚えていたい。
どんな小さな欠片も忘れたくない。



両思いだねって言うと、元からでしょって言うところ。


大雨の音が怖いって助けを求めたら、

雨の日は連絡するよって言ってくれたところ。


忙しくて疲れているはずなのに

私に連絡してくれていたところ。


そのほうが嬉しいでしょ、なんて見透かして、

女の子と関わらないようにしてくれたところ。


可愛い、好きだって

たくさんたくさん言ってくれたところ。


あんなにもたくさん愛してくれていたのに、

俺はもらってばっかりだって言っていたところ。





「……っ禪、」





寂しかった、辛かった。

でもそれ以上に愛されて、幸せだったはずなのに。


あんな少しの嘘、気づかないフリしておけばよかったんだ。

終わらないように友達でいればよかったんだ。




「――――嘘まで愛せなくてごめんね」




消してしまった写真を、今になって後悔する。


簡単に忘れられると思っていたから。

こんなに引き摺ってしまうなんて、想像もしていなかったから。



もうすぐ一年が経とうとしているのに、
自分でも呆れてしまうくらいに彼が好きだ。





「翠洙、ぶか――――……え？」





呼ばれた声に顔をあげると、目を見開いて固まる幼馴染。





「……あ、りく」



「おま、え、……だいじょうぶ、なの」



「大丈夫、それより部活だよね、行こう」





涙で濡れた目を擦って立ち上がる。


まだ心配そうに私を見る幼馴染に大丈夫だってと笑った。

離れるくらいならずっと友達が良かった

思い出すとまだ、苦しくて泣いてしまうけど