風薫へ
ふと、思いつきで手紙を書いています
風薫との出会いは今でも覚えています
あの時、俺は離婚したばかりで
人生そんなもんかと投げやりに生きていました
そんな時に風薫と話し始めて
楽しく楽しくて仕方なかった
ある日、風薫から好きって言われた時
嬉しくて喜んで風薫からの告白を受け入れました。
俺も風薫も仕事仕事で中々話せない時が多かったけど話せた時が嬉しくて色んな風薫を見れて俺は幸せだった。あることが原因で何回も離れ離れになったけど、ずっと風薫のことを思い続けた。
白血病は完治したんだ。でも、脳の方に新しいガンが出来ました。風薫と再会する数週間前に見つかるのが遅くて手遅れだと言われました。
でも、それでも、風薫と生きたくてもう離れたくなくて主治医に頼み込んで治療法がないのにひたすらに治療しています。
風薫。
俺は何回も言うよ。
どんな風薫も好きだって愛してるって
周りになんて言われようと俺はお前と生きると決めた。愛すと決めた。
手紙が長くなってごめんな
でも、伝えたいことが沢山あるんだ
また、風薫に出会えてよかった
会えないけれどいつかいつか会えたら
俺はお前を沢山の愛で愛そう
風薫、愛してるよ
唯斗