枦槌・2020-08-08
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明日が来て欲しくない
でも目を瞑って
眠りに落ちたら
来てしまうから嫌なんだ
君と出逢って君を失って
時がどれだけ過ぎても
まだ過去にできてないんだ
君は世界に何を望むの
僕は君がいればいいのに
君とすごしたあの頃は
幸せな時間だったと
笑顔で言える日がくれば
想い出になった証だろうか
君が苦しいとき
何も出来ないかもだけど
せめて君の側にいたい
もう戻れない君との日々が
今となっては眩しくて
荒道かき分け
進んだ先に
君が笑顔で
待ってないかな
霞が晴れた今宵の空に
見えるは月と君がいた跡
君がもし出来るなら
この時、この瞬間
僕の命を攫ってくれないか
生きたいと願えるほど
僕は強くないけど
死にたいと言っていい程
辛いわけでもない
よーいドン
駆け抜けた日々は眩しくて
今の僕には無いものばかり
涙流すのはやめにしようか
貴方が何処かで笑えてるなら
それを僕の幸せと名付けよう
君と描いた不確定な未来予想図
きっと捨てるのはまだ早い
君が砂浜を踏みつけ
付ける足跡
僕はバレないように
その上を踏んでみてさ
君が辛い時
傍に飛んで行けるような
そんな鳥になりたくて