専用タグ使用中8・2020-07-19
by海になれたら
三浦春馬
知らない何処かで消えた彼に
今さら 慰めなんてものを
与えようとするなんて
僕らには同情しかないのか__。
でも、そうやって僕は 生きている。
走り去っていく時間は
いつも無責任で 意地悪だ。
どれだけ願がっても
聴く耳を持たない。
ただただ 独りで進んでく__。
いつか忘れられるって事は
わかっているのに
一時の話題になるために
僕は遠い何処かへ旅に出る__。
流れた涙を逝き先は
お星さまのところでしょうか__。
自分を知られるのが怖くて
笑って済ませる。
なんて哀れなままで良いのかな__。
中途半端な頑張りを
君は認めてくれますか__。
本当のことなんて
誰も知りやしないのに、
広がる噂で苦しむ君に
何と声をかけたら良いのか__。
クズだろうが何だろうが
俺はお前が好きなんだよ__。
いつもと同じ“さよなら”と
「もう、逝くね」の“さよなら”の
違いに気づくことはできますか__。
こんなことになるなら
いっそ
倒れて消えてしまいたかったな__。
「傷ついた」
なんて言えるはずもなくて__
傷つくのはいつも善人。
傷つき続けた善人は
いつか腐ってしまう。
そんな世の中で
君はどう生きますか__。
『理由なんていらない』
そう言われても理由がないと
生きていけない。
何かに しがみつかないと
消え失せてしまうのだから__。
生きたい 逝きたい
なんて思わない。 なんて思わない。
襲って 犯して
何もかも俺のものに__。