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#小説遥香

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全22作品・

5話『別なひと』



神様「本当にこれで良かったの?」
仏様「……」
蘭「なんで?彼氏に戻れるだぞ?良いに決まってる」
神様「でも……」
仏様「そっかなら彼氏生行ってらっしゃい👋」




𓏲𓇢 🍃𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎ 𓏲𓇢𓂅
蘭「うっ……」
仏様「後悔はないよにな」




神様「行っちゃった良かったの?言わなくて」
仏様「あんなに嬉しそうにしているんだ言えるわけないだろ」



”別な人として彼氏になれるなんて”










蘭「うっ…まぶしい」
蘭(俺人間になれたんだよな?触れられるだよな?恋雪に)
街の人「ねぇ?あの人かっこよくない?」
街の人「話しかける??」
蘭(恋雪は何処に?近くに居るんだろ?)
街の人「あの」
蘭「はい」
街の人「おひとりですか?これから私達とご飯どうですか?」
蘭「いえ、結構です人探しているので」
蘭(恋雪…)







恋雪「……」
蘭「!?」
蘭(居た)
恋雪「!?」


俺は恋雪の腕を掴み思いきりバクする


蘭「恋雪!!」
蘭(触れられる恋雪の体温伝わる)
恋雪「あの…離してください」
蘭「恋雪俺だよ」
恋雪「痴漢ですよ!」
蘭「蘭だ!恋雪」
恋雪「…蘭…」
蘭(記憶戻ったんだ)
恋雪「蘭は私を庇って亡くなりました」
蘭「そうだけど、そうなんだけど、生き返ったって言うかなんつうか……」
恋雪「貴方は蘭くんではないです。もう居ないですよ……」
蘭「……」
蘭「コンビニのシフォンケーキ買わない??」
恋雪「!?」
恋雪「なんでそれを?」
蘭「好きなんでしょ?」









見た目は蘭くん本人では無い
けど私がシフォンケーキ好きなの知っているのは家族と彼氏の蘭くんだけ……

二宮遥香✩*.゚・2023-02-16
小説遥香

2話「お泊まり」

16時
奈瑠(すっかり下校になっちゃった…)
\ピロン/
一輝『今日は肉が食べたい頼む』
奈瑠「私より子供か」
奈瑠(キチン南蛮でも出すか)

17時45分
奈瑠「もうそろそろ帰ってくるかな?」
ガチャ🚪
一輝「ただいま」
???「お邪魔します」
奈瑠「おかえり。いらっしゃい」
一輝「妹の奈瑠」
奈瑠「m(*_ _)m」
悠人「成瀬悠人ですよろしくね奈瑠ちゃん」
奈瑠「はい。外寒かったですよねどうぞお風呂沸かしているので」
悠人「ありがとう」


30分後
奈瑠「どうぞキチン南蛮です」
一輝「すげぇ」
悠人「いただきます。モグモク…美味しいよ奈瑠」
一輝「そりゃ奈瑠は家庭科部だから」
悠人「そうなの?奈瑠ちゃんいいお嫁さんになるね」
奈瑠「いえ、そんな事ないです///」
奈瑠「それではごゆっくり私はお風呂入ってきます」
一輝「んーん(はーい)」
悠人「奈瑠ちゃんは食べないの?」
奈瑠「私は大丈夫です」
バタン🚪
一輝「奈瑠体型に悩んでんだって」
悠人「……」




奈瑠の部屋
ガチャ
奈瑠「ごめんなさい私の部屋で」
悠人「ううん。こっちこそごめん布団まで準備して貰って」
奈瑠「……」
悠人「……」
奈瑠(き…気まづい……何か話さないと)
悠人「奈瑠ちゃんはさ好きな人いないの?」
奈瑠「へ?」
悠人「優しいし、料理上手だから」
奈瑠「居ないですよ。私は兄とは違うので……」
悠人「?」
奈瑠「お兄ちゃんって性格はクズだけどそれでもモテるでしょ?明るくてちょっとヤンチャな所私とは大違い。それに比べて私は陰キャでお兄ちゃんとは兄妹なんて思ってくれる人なんて居ない似てないから」
悠人「……」
奈瑠「悠人先輩もそう思うでしょ?似てないなって」
悠人「そうかな?確かに見た目は似てないかもね」
奈瑠「ッ……」
悠人「でも、優しい所や何かに一生懸命な所は似ているよ」
奈瑠「え?」
悠人「奈瑠ちゃんメイクとかダイエットとか頑張っているでしょ?」
奈瑠「なんでそれを?」
悠人「女の子の部屋上がるのは初めてでついジロジロ見てしまったけどコスメとかダイエットグッズ置いているから頑張っているんだなだって」




すごい、今日会ったばかりのお兄ちゃんの友達
ほんの数時間しか経ってないのにそんなに見てくれていたんだ

悠人「奈瑠ちゃんは頑張っているよ」
奈瑠「……」

初めて自分の頑張りを認めてくれる人がいて私は思わず
奈瑠「うぅ……」
悠人「よしよし、頑張ったね」








その頃一輝はというと……
一輝「zzzzz」
もう既に寝ています






悠人「また奈瑠ちゃんの手料理食べたいな」
奈瑠「作りますよいつでも。あ!そうだお弁当作ります」
悠人「え?そんな悪いの」
奈瑠「いいんです。ご飯は私担当なのんで家族分のお弁当も作っているんです。1つぐらい増えても大丈夫です」
悠人「それじゃお願いしようかな?」




私は悠人先輩の優しい気遣いと笑顔で少しづつ好きになりました

二宮遥香✩*.゚・2023-02-20
小説遥香

1話『似ていない兄妹』


母「奈瑠・一輝ご飯よ」
奈瑠・一輝「はい」
10分後
奈瑠「ごちそうさま」
母「え?奈瑠全然食べてないじゃない?美味しくなかった?」
奈瑠「ううん。美味しいよお腹いっぱいなだけ」
母「そう?」
一輝「なら奈瑠の肉貰い!」
母「こら一輝」
奈瑠「いいよお母さんお兄ちゃんにあげても」
奈瑠「部屋戻るね」
母「……」



バタン🚪
ぐぅぅ
奈瑠「お腹減った……」


私は柴崎奈瑠私には大きな悩み事がありますそれは…
太っていると言う悩みです
兄の一輝とか全く似ていない兄妹と言われています
どうしてもこのお腹をどうにかしたくてご飯の量を減らしたり、キツイジョギングをしたりしてきたけど効果は全くなくてリバンドしてしまい。肌も荒れています


奈瑠「はぁ……」
一輝「奈瑠」
奈瑠(お兄ちゃん)
一輝「入っていいか?」
奈瑠「どうぞ」
ガチャ🚪

一輝「明日母さん急に夜勤になって」
奈瑠「うん」
一輝「明日俺成瀬家に泊まろうと約束したんだけど。奈瑠1人にしたら危なかしいから成瀬がうちに泊まることになったんだわ」
奈瑠「ん?うん」
一輝「それでさお願いあんだけど」
奈瑠「何?」
一輝「奈瑠の部屋で成瀬と一緒に寝てくれないか?」
奈瑠「はぁ!?」
一輝「大丈夫!布団は用意するし」
奈瑠「いやいやいや、なんで私の部屋?自分の部屋じゃダメなの?」
一輝「俺の部屋は……ほら散らかってから」
奈瑠「掃除しなさいよ」
一輝「間に合わないだよ見てみるか俺の部屋」


無理無理お兄ちゃんに連れていかれドアを開ける
ガチャ🚪
奈瑠「……」
一輝「な?頼むよ」
奈瑠「分かった…」
一輝「さすが俺の妹」
奈瑠「嬉しくない」


そして私は自分の部屋に戻る
バタン🚪


奈瑠(どうしよう!!私男の人と一緒の部屋で寝たことない。てかその成瀬って言う方は私とお兄ちゃんが似ていないって事知っているの?もし似てないって言われたらもう立ち直れない……あぁ今すぐでも死にたい…)




翌日
一輝「おはよ」
奈瑠「おはよう」
奈瑠(考えすぎて昨日の夜寝れなかった)
一輝「部活だから帰るの18時になる。料理頼むわ」
奈瑠「はいはい」
一輝・奈瑠「行ってきます」

二宮遥香✩*.゚・2023-02-20
小説遥香

これらの作品は
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2章信じていた人

生きるのが辛くなった。家に帰ったら母に暴力されて学校では虐められる毎日
私を助けてくれる人なんて居ないだ


彩華「……」
ママ「なんで…アンタはあの人同じ顔あんたなんか大嫌い」
ガタン!
彩華「うぅ…」
ママ「あんたなんか生まれて来なければ良かった…産まなきゃ良かった」




ママが私に暴力振るうようになったのは中学の時
パパが不倫していたこと。相手は同じ職場の若い女性
夜遅く帰ってきたり時には朝に帰ってきたりしていた。パパは『残業していた』『職場に泊まっていた』って言う。だけどそれは嘘だって気づいた
香水の匂いとシャツには女物のキスマーク、LINEの通知、財布には‪✕‬‪✕‬‪✕‬のカード。たくさんの証拠があって2人は離婚
私はママに引き取られたが私とパパが似ているんだろうね私の事は愛してくれなかった。ご飯も私のだけ出してくれない何かある度に気が済むまで私に暴力振るう。
そしていつも夜に出歩くことになった行先はいつも新しい男の人


彩華「はぁ…」
彩華『今日はつき見えないのか』


明日も明後日もその先ずっと今日と同じ日がくる
彩華『私はなんのために生きているの?』
ぐぅぅー

彩華「お腹空いた…」



あれから4日も何も食べてない
体力もつかない
彩華『私死んじゃうのかな?』
彩華『でも死ねたらどれだけ楽なんだろう』

親にも友達にも裏切られて
それでも私は今日も生きて何してんだろ?




今度生きる時はちゃんと愛される家庭になりたいな……

二宮遥香✩*.゚・2023-02-01
小説遥香



3話『発作』




晃「よぅ!」
奏美「毎日ありがとう」
晃「おぅよ!」
奏美「いつもいつも私ばっかりで友達とかは大丈夫??」
晃「え?」
奏美「ほら、友達付き合いとかさ…」
晃「なんで??」
奏美「え?」
晃「奏美は友達とおもってくれてないの?」
奏美「……」
晃「俺は友達と思って来たけど?」
奏美「そっかそうなんだ」




友達なんて思ってくれていたんだ…
私には友達なんて全然いなかったから
私と晃くんは友達なんて1度も思ったこと無かったな








晃「退院したら何したい?」
奏美「私は…退院出来ない」
晃「そんな事ない!やりたい事リスト考えて」
奏美「うーんわかった。明日教える」
晃「えー今じゃないのかよ」
奏美「うん」













次の日
晃「奏美!!」
奏美「はぁ…はぁ……はあ」
晃「奏美!?」
奏美「あき…らくん……」
晃「おい!まさか発作?!」
奏美「今日……あり…がとう」
晃「まずあんま喋るな。看護師呼ぶぞ」
看護師「奏美ちゃん??大丈夫??」
奏美「……はぁ…はい」
看護師「先生呼んでくる、酸素マスク付けてて」
奏美「ふぅ……ふぅ……」
晃「大丈夫。大丈夫」




あぁ……また入院延びるな…
ごめんね晃くん






待機室
晃「……」
看護師「晃くんだっけ?」
晃「どうも」
看護師「奏美ちゃんね。晃くんが毎日来てくれていつも楽しそうに話してくれて。あんな風に笑っている奏美ちゃん久しぶりに見たな」
晃「奏美は?」
看護師「発作も治まって眠っているよ」
晃「そっか」
看護師「これね、奏美ちゃんが晃くんに渡して欲しいって」
晃「あっ」
看護師「やりたい事リストかぁ可愛いわね」
晃「っ////」




私がやりたい事たくさんあるけど…
1番やりたい事は
奏美・晃『晃くんと出かけたい。どこか遠くへ』






何年後なんて先の話は出来ないけど
4年間しか生きられない体なんだからこの1日1日晃くんと一緒に居られることを大切にしたい
だけどあと4年したら私が居なくなるなんて晃には言えない
言ったらきっと怒られるから
だからこの気持ちだけは墓場まで持って行くつもり








私は『晃が好きです』

二宮遥香✩*.゚・2023-03-21
小説遥香

最終話『例え見た目が変わっても』

恋雪「本当に蘭…くん」
蘭「うん」
恋雪「……」
蘭(良い方向じゃん仏様意地悪だな)
恋雪「ごめんね蘭」
蘭「え?」
恋雪「あの日私がわがまま言ってコンビニに行きたいなんて行ったから」
蘭「……」
恋雪「あの日私がはしゃいで道路を飛び出たから…」
蘭「いや恋雪は悪くない」
恋雪「私を庇ったせいで蘭痛い思いして…」
蘭「……恋雪は俺の彼女なんだから庇うのはあたりまえだ」
恋雪「蘭くん」
蘭「ん?」
恋雪「別れようか」



一瞬時間が止まったと思った。
冗談だよな?あんなに俺にべったりだった恋雪が?そんなこと言うわけない
信じられないのは分かる、俺だって今目の前にいる恋雪に触れるだって思いをしない
見た目が変わっても俺は俺なんだよ



蘭「冗談上手くなったな」
恋雪「冗談じゃないよ…本当に」
蘭「まだ信じられない?」
恋雪「1回死んでいるんだよ?私の事しているのは蘭くんだ…だけど私と一緒に居たら蘭くんが辛くなるだけ。だから……」
蘭「嫌だって言ったら?どうする」
恋雪「……」
蘭「俺は恋雪が好きだ。”好き”って言わなくて俺の彼女だ伝えなくても分かるだろ?って考えてた守りたいのも愛したいのも全部恋雪なんだよ!!」
チュッ💖

蘭「俺から離れるな恋雪」
恋雪「( ´•̥ω•̥` )ポロポロ」
恋雪「ズルい……」
蘭「うん」
恋雪「私も好き…蘭くん」
蘭「バーカ。知っている死ぬほど聞かせれてるんだ」
恋雪「好き蘭くん」
蘭「俺も好きだ」










神様「良かったじゃん!!色々あったけど」
仏様「あんな事言われたのにそれでも離れないなんてどんだけ彼女のこと好きなんだあの惚気💧」
神様「あぁ彼、実はさ初めてなんだって本気で好きになって守りたいって思った事が」
仏様「は?あんなにチャラチャラしてんのに?」
神様「うん俺も思ったよ」




蘭「俺、恋雪と結婚したいと考えているんだ」
神様「へぇー」
蘭「この人と結婚するって考えないで付き合う意味あるのか?って思うだ」
神様「随分と一途だな」
蘭「あぁ」




神様「まぁいいじゃない?彼も彼女も幸せなら今回は転生成功って事で」
仏様「あぁ」
神様「さぁて次はどんな人が来るのかな?」
仏様「早速だな」
神様・仏様「君も転生してみる?」

二宮遥香✩*.゚・2023-02-16
小説遥香

4話『転生と天国』

蘭「……」
神様「まぁゆっくりでいいよ。君のタイミングでどうぞ。どっちを選ぶかは君だ」
蘭「あぁ」
蘭「なぁ転生ガチャで人間って事はあるのか?」
神様「あるよ人生って言うガチャポン」
蘭「この転生ガチャで生き返った奴はいないのか?」
神様「どうだったかな?けどいないって選択肢はないよ。もちろん人生ってガチャポンは出る確率は低いと思うけど、それでなくても犬生、ぬいぐるみ生とかは一生いる物だろ?そういうのでもいいからそばに居たいと言う人は居たかな」
蘭「さっき10歳の女の子もぬいぐるみ生だったよな」
神様「あぁ…彼女はね」
神様「彼女は殺されたんだよ母親に」
蘭「は?」
神様「人の情報をベラベラ話したくは無いけど彼女は今まで見た人の中で1番辛い死に方だった」
蘭「どういうことだよ」
神様「っ……」

神様は少し黙る

???「なんだよまた転生ガチャをしてないのか?」
神様「あ!仏彼は1回したよ今は休憩」
仏様「そっかで?なんの話してんだ?」
神様「前に10歳の女の子の話を少々」
仏様「……」
蘭「あの聞かせてくれないか?何があったんだ?」
仏様「母親の虐待でな身体中は傷と痣だらけ学校にも行かせてもらったことない。父親とは離婚原因は父親が不倫していた事。それを見た母親が彼女に当たって数時間ベランダに出され放置」
神様「そして息を引き取ったってわけ」
蘭「そんなでもなんで転生を」
神様「知りたかったんだって本当はお母さんは優しい人なんだって。けど思っていた言葉とは違った」
仏様「『あんな奴いなくなって精々した邪魔だったのよあの人と似て』ってそれで彼女は大泣きして天国に行った」
蘭「……」


神様「そして天国に行ったら今までの事何も無かったように人生をやり直す。二度と思い出す事ない苦しい事も大切だった人の事も全部わすれて」
蘭「……」
仏様「転生ガチャで成功した人は少ないけど1番いいのは転生ガチャだ」
蘭「俺は……」
恋雪(蘭くん!!)
蘭「!?」
蘭「もう1回転生ガチャする」
神様・仏様「ニコ」
蘭「ん?」
神様「彼氏生」
蘭「!!」
蘭「やった」









その頃恋雪は








恋雪(……)
人「おい!誰か引かれたぞ」
人「誰か救急車」
恋雪(この光景この騒ぎ…)
恋雪「うぅ…」
蘭(バーカ)
恋雪「ッ…!?」
蘭(好きだよ恋雪)
恋雪(私この人知ってる。知ってるこの声)
恋雪「蘭…くん」

二宮遥香✩*.゚・2023-02-13
小説遥香

3話『猫生』

蘭「なんだよ転生って」
神様「俺の仕事は転生して命のありがたさを知ってもらうこと」
蘭「は?」
神様「君は運悪く死んじゃったけど、ほとんどの人が自殺や犯罪または事故でここに来た人に命の事を知ってもらうために転生をしてもらう事が仕事なんだ」
蘭「へぇー」
神様「君みたいな運悪く死んだ人は何年ぶりだろう」
蘭「そいつはどうなったんだ?」
神様「ん?知りたい?彼女はまだ10歳の子供でね確かぬいぐるみ生になったんだけ?そしたら大泣きして天国に行ったよ」
蘭「何があったんだよ!」
神様「さぁそれは教えられないな複雑だったんだよ彼女は」
蘭「……」
神様「さてと!それじゃ早速、タッタラタタ!!転生ガチャガチャ」
蘭「なんだよそのド○え○んみたいなくだりウケないぞ」
神様「まあまあそんな事は気にせずにどうぞ1回500円」
蘭「は?金とか待っているわけないだろ」
神様「うそぴょん」
蘭「っ……」
蘭(なんかこの神うぜぇー)


俺はガチャガチャを回す
神様「猫生か」
蘭「猫?」
神様「じゃ猫生行ってらっしゃい👋」

彡(-ω-;)彡ヒューヒュー

蘭「うぉ!」
神様「楽しんできてね」









蘭(いってぇ……ここは)
ワサワサワサ
蘭(病院の近くの街か。恋雪が近くに居るってことか?探すか)

トコトコト歩く音

蘭(ん?)
蘭(俺猫になってんじゃん!やっぱりあれは夢でもなくていんちきではなかったのか💧)
恋雪「あれ猫ちゃん」
蘭「ニャー(恋雪)」
恋雪「君ひとり?私もなんだ誰も知らない人ばかり」
蘭「ニャーニャー(俺だ恋雪、蘭だよ)」
恋雪「私ね記憶無くしたんだって事故で私その時に蘭さんと運ばれたんだけど看護さんが彼氏って言うの。私彼氏なんて作った事ないのに笑」
蘭「ニャー!ニャーニャー!!(違う!本当にそうなんだよ頼む気づいてくれ!!)」
恋雪「またね猫ちゃん」
蘭(待って恋雪そっちは!)
恋雪「……」
恋雪(猫に何言っているんだろ私)
蘭(待て恋雪止まれ!)

🚗💭プップ!!
恋雪「っ!?」
蘭「ニャー!!!!(恋雪!!!!)」
ドン!

蘭(恋…雪……)
恋雪「猫ちゃん!猫しっかり!」
蘭(良かった守れて……)




神様「おっ!帰ってきた早かったね猫生」
蘭「……」
神様「なんで泣いている顔してんの?」
蘭「恋雪が死ななくて良かったけど、引かれなくて良かっけどやっぱりあんなちっこい体でアイツを守れるわけねぇ……」
神様「……なら天国に行く?」
蘭「天国に行ったら俺はもう戻れないだろ?もうあいつのそばには居られないだろ?まぁでも死んでいるんだから戻れないと思うけど」
神様「……」
蘭「アイツは俺がいないとダメなんだよ…」
神様「君にとってその子は忘れてはいけない存在なんだね。ならもう1回転生してみる??」

二宮遥香✩*.゚・2023-02-13
小説遥香

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