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#御伽噺

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全71作品・

頬ばった林檎は嘘の味

馬鹿ね騙されたと思ったの?

御伽・2024-04-10
少し狂気な白雪さん
眠った私を見捨てないよね?王子さま
白雪さん
御伽噺
おとぎ話
言葉のお遊び
白雪の儚き恋物語

真っ白な世界にふたり

永遠に目覚めぬ眠り姫と

隣で毒林檎を頬張る僕

不在・2022-08-19
醒めない眠りに終止符を
タグお借りしました
大好きな君へ
好きな人
ポエム
会いたい
御伽噺
鏡面に薫る花詰め
⥤100






きっと人魚姫のように

水泡と化して、

深海で溶けてしまっても

"恋患い" だけが残って

君の心に棲み付いてしまうよ__。

夕雁 出戻りします・2020-10-10
ポエム
独り言
crying.bird_
crying.bird_/by縒__yori
タグ使用失礼します。
誰も知らない僕の世界
御伽噺
人魚姫
水泡
恋患い
恋愛
恋の余韻
好きな人
好き
片思い

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に71作品あります

アプリでもっとみる

24時の鐘お別れの合図

謀ったように硝子の靴を置く

身分違いの恋した私から

貴方に愛を伝えられないでしょ

御伽・2024-04-10
シンデレラさん
御伽噺
おとぎ話
予感
好き
好きな人
片想い
叶わない
辛い
苦しい
悲しい
私を見て
言葉のお遊び

意地悪でごめんなさい

これが私の生きる術なの

御伽・2024-04-10
継母さんと義理姉さん
御伽噺
おとぎ話
言葉のお遊び
白雪の儚き恋物語

君の後ろ姿を追い続けたって

届かなくて_

莉怜・2019-12-21
片想い
叶わない恋
御伽噺

作者に嫌われた悪役A

名前すらない私が

幸せ願ったらだめですか

御伽・2日前
御伽さん
御伽噺
言葉のお遊び
独り言
死にたい
消えたい
辛い
苦しい

嘘を纏えば綺麗になる

ママがそう教えてくれたから

林檎食べて綺麗になれたよ

御伽・2024-04-11
従順な白雪さん
白雪さん
御伽噺
おとぎ話
言葉のお遊び

君の為なら悪役も買ってあげる。

#秘密さんです。・2020-08-31
愛情
モットー
物語
御伽噺
ヒロイン
悪女
悪役
悪者
助けて

起承転結如きで語られる

オトギバナシ
僕らの人生

カミカゼ・2021-03-20
昔話の成れの果て
タグお借りしました
人生
御伽噺
君にさよなら
独り言
ポエム
く。

御伽噺に生まれ落ち

夢物語に創られる


野に咲く若草の香りを嗅いで

庭に咲く花々の彩りを楽しみ

地を潤す雨すらをも愛でる。


そんな少女は儚い恋心を抱き

意中の異性と結ばれる


幼い頃に夢見た未来は
〜〜〜〜〜〜〜〜〜 オハナシ〜
きっとこんな素敵な作り話

ごめん。やめる。・2020-11-15
御伽噺≒夢物語
私なりの恋
独り言
ポエム
好きな人
片想い
幸せ
夢物語
御伽噺
叶わない恋

硝子張りの敎會の傍らで

花を摘み詩を紡ぎ詠ひ

小鳥の囁きに耳を澄ませ

離けた世界に理想を魅る

其れは私の祕密の花園

𝐖𝐡𝐢𝐭𝐞・2020-09-20
𝐖𝐡𝐢𝐭𝐞
誰にも言えない
御伽噺

魔法は解けるけれど

貴方と会える口実は

残してきた硝子の靴

妃那・3日前
小利口な被姫
灰の次は猫被り
御伽噺
cliff

どんなに頑張って

理想を繕っても

君からの『好き』だけは

なかなか聞けなくて

凌・2021-06-13
恋愛
好きな人
濃い恋
御伽噺







桃太郎



みんなが知っている、日本の御伽噺


正義とは、なんなのでしょうか。



人間視点、鬼視点で考えてみましょう




ー人間視点ー

むかし、むかし、ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へしば刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると大きな桃が流れてきました。
「なんと大きな桃じゃろう!家に持って帰ろう。」
とおばあさんは背中に担いで家に帰り、その桃を切ろうとすると、なんと桃から大きな赤ん坊が出てきたのです。
「おっとたまげた。」
二人は驚いたけれども、とても喜び、
「何という名前にしましょうか。」
「桃から生まれたから、桃太郎というのはどうだろう。」
「それがいい。」
桃太郎はあっと言う間に大きくなり、立派な優しい男の子になりました。
ある日、桃太郎は二人に言いました。
「鬼ケ島に悪い鬼が住んでいると聞きました。」
「時々村に来て悪いことをするのでみんな困っている。」
とおじいさんが答えると、
「それでは私が行って退治しましょう。おかあさん、きび団子を作って下さい。」
おばあさんはとてもおいしい日本一のきび団子を作り、桃太郎はそれを腰の袋に入れるとさっそく鬼ケ島に向けて旅立ちました。
旅の途中、桃太郎は犬に会い、
「桃太郎さん、袋の中に何が入っているだい。」
「日本一のきび団子だよ。」
「僕に一つくれればお伴します。」
犬は桃太郎から一つ団子をもらい家来になりました。
桃太郎と犬が歩いて行くと、猿がやってきて、
「桃太郎さん、袋の中に何が入っているんだい。」
「日本一のきび団子だよ。」
「僕に一つくれればお伴します。」
猿は桃太郎から一つ団子をもらい家来になりました。
しばらく行くと、キジが飛んできて、
「桃太郎さん、袋の中に何が入っているんだい。」
「日本一のきび団子だよ。」
「僕に一つくれればお伴します。」
キジは桃太郎から一つ団子をもらい家来になりました。
しばらく行くと鬼ケ島が見えてきました。
「あれが鬼ケ島に違いない。」犬が吠えました。
鬼ケ島に着くと、お城の門の前に、大きな鬼が立っており、桃太郎は大きな石をつかむと鬼に向かって投げました。
猿は門に登り鍵を開けました。キジは鬼の目をつつきました。
「こりあ参った。助けてくれ~」
そういうと、鬼はお城の中に逃げていきました。
するとお城から沢山の鬼が出てきて、ついに大きな鬼があらわれました。
「生意気な小僧。俺様が懲らしめてやる。」
大きな鉄棒を振り回しながら言いました。
「あなたがかしらですか。」と言うと桃太郎はすばやく鉄棒の上に飛び乗り、
「悪い鬼、村人に悪いことをしたからには許せない。私のこぶしを受けてみろ。」
「アイタタ、ごめん。ごめん。許してくれ。降参だ。」
「本当に約束するか。」
「約束する。嘘はつきません。宝物をやります。」
桃太郎はお城の金や銀や織物や、荷車一杯の宝物を手に入れました。
こうして、桃太郎はおじいさんとおばあさんの待つ家に帰り、みんなで幸せにくらしました。



ー鬼視点であり、事実ー

昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。おばあさんが川で洗濯していると、川上からドンブラコ~ドンブラコと桃が流れてきました。


その頃鬼ヶ島では、多くの鬼が不測の事態に慌ただしく動き出していました。

鬼たちは古代より自然の力を信じ、その力と共に生きてきました。だからこそ彼らはその力が暴走する時を知ることが出来たのです。地震や津波などを事前に察知する能力を彼らは持っていました。桃が川で流れていたころ、鬼たちは数年後に大きな地震が来ることを知りました。そこで鬼たちは大陸を離れ、とある島に移り住みました。


しかし月日が経ち、鬼たちがいた村に人間たちが住むようになりました。そこで鬼たちは人間に逃げるように言いました。

「ここはのちに大地の力が破滅をもたらす。今すぐ立ち去るのだ、人間たちよ」

「ふん、何を言うか鬼どもめ。どうせワシらを追い出し、この自然豊かな地を手に入れたいだけじゃろ!」

鬼たちはいつの時代も、正義や善とは反対の存在として扱われていました。それは昔も今も、そしてこの時代でも。それでも鬼たちはあきらめず、何度も説得しようと頑張りました。何日も何日も。何とかして人間たちを助けたかったのです。村人はそのたびに鬼たちを追い出しました。数年たってもその誤解は解けませんでした。


あるとき、鬼たちは「せめて、人間たちの未来だけでも救いたい」と考えるようになり、そして決意しました。夜中、鬼たちは人間が寝静まっているあいだに、村の子供たちを誘拐しました。子供たちが起きないようにそっと運び、船に乗せて鬼ヶ島に戻りました。朝になって村人たちは村の宝とも言える子供たちが消えたことに気づき、そして泣きました。

村の宝が消えたと知った桃太郎は、早速鬼退治の支度をしました。


鬼ヶ島では鬼たちは人間の子らを大切に扱いました。子供たちは鬼たちに聞きました。

「ねー、鬼さんたち。ここはドコ?」

「ここは鬼ヶ島、安全な地だ」

「おうちはドコなの?帰りたいよー」

「おうちは危険だ。いつか必ず帰れるから、ここで待っていたまえ」

「お父さんとお母さんはー?」

「…………」

無邪気な子供たちの質問は終わることなく、鬼たちの罪を責めました。


ある日ふと空を見上げると、大きなキジが飛んでいるのを見かけました。

「キジとは珍しい。ん? 門の方に向かったぞ」

すると突然、門の方から声がしました。

「お、おい! みんな来てくれ!」

「どうした?」

「それが……」

「我こそは桃太郎! お前たちを倒し、村人たちの宝を取り戻す。正々堂々、成敗してやる!」

そこには桃太郎、犬、猿、そして先程飛んでいたキジがいました。

「お頭……一体どうすれば……」

「お前たちは大人しく待っていろ、話をしてくる。いいか、決して手を出すでないぞ。我々は人間を守るためにかの悪行をしたのだ。ヤツに手を出せば、何のためにしたのか。その意味が失われてしまうぞよ」

そう言って鬼たちのお頭らしき者が桃太郎の前に対峙しました。

「桃太郎といったか。大人しくこの島を退け。お前たちと戦うつもりはない」

「なんと、それほどに我らを見くびっているのか。いや、それほど奢っているのか。とにかく、村の人たちの宝を返してもらうまで我らは戦うぞ!」

桃太郎は鬼のお頭に刀を向けました。すると他の鬼たちも構えましたが、お頭が手でそれを制しました。

「止めろ皆。桃太郎よ、村の宝は返すわけにはいかないのだ。未来のためにわしらは罰と罪を受けるのだ」

「ふん、聞く耳を持たぬか。仕方ない。力ずくで取り返すのみ! だぁーーー!!」


こうして桃太郎は彼の正義を貫き、鬼たちを成敗して村の宝を取り戻しました。鬼たちはお頭の最後の言葉に従い、何も出来ずにやられました。桃太郎は村に戻り、村人から英雄として永く語られることになりましたとさ。

♠♥♣♦・2021-11-16
御伽噺
正義

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