はじめる

#心のシャッター

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全43作品・

治らない傷をつくる前に


心のシャッターを下ろそうか__

黒瀬 黎。・2021-03-01
心のシャッター
ポエム
独り言
好き
辛い
苦しい
悲しい
好きな人
どうして君は
助けて

君を見つめて心のシャッターを切り

溢れる笑みを噛みしめ瞳を閉じる

煩く高鳴る鼓動がバレないように

琉惺・2024-01-11
ときめきファインダー
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君が好き
空を見上げて
心のシャッター
独り言
好きな人
ポエム



少しヤンチャだった彼女が

息を切らしながら買ってきてくれた


箱にひとつの可愛いケーキ


中身は自転車を盛り漕ぎしたせいで

かなりカタチは崩れていて


箱のまま 笑いながら食べたっけ


ふと思い出した

いつかの母の日


何処かいつも少し

悲しい気持ちになる母の日を

いつも塗り替えてくれた

私の愛しい子供達


母になれた事を感謝する日

凛花・2022-05-08
独り言
母の日
心のシャッター
私の子供になりなさい
徒然草

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に43作品あります

アプリでもっとみる



この花を たった1度だけ

あの人に差し出した事がある


私の顔も見ずに

ニコリともせずに

受け取った人


愛されたいと願った記憶


私の罪

そして罰


残酷な赤い花

凛花・2021-06-27
独り言
母の日
心のシャッター
残酷な赤い花
森に住む魔女
ロストワン




今日はひどく疲れた。

また寒さも戻って来たので
お風呂にお湯を溜めた。

お気に入りの入浴剤を入れて
私の少しだけ贅沢な時間。

最近はカモミールの香りが
お気に入りだったけれど
今日は新しく買った森の香りの
入浴剤を入れた。

薄緑のカタマリを ポチャンと落とす。

なんだっけ。この匂い。
どうしようもなく
懐かしい気持ちに包まれる。

思い出すのにさほど時間はかからなかった。

昔付き合っていた彼の匂いだ。


大した思い出は、ない。

でもこの匂いだけは鮮明に覚えている。
彼の事はよく分からないけど
その匂いだけは すごく好きだった。

そうか森の匂いだったのか。

今度 『彼は森の匂いがする』
なんて ドラマチックに
センチメンタルに書いてみようか
なんて考えながら
記憶を辿る。

いつも待ち合わせに
2時間遅れて来る人だった。
森の中で遊んでいたのだろうか。

付き合ってる間 手も握らなかった。
もはや付き合っていたのかも
分からない話だ。

忘れられない人が居る なんて噂を
聞いたりもした。
私達が初めて手を握ったのは
別れてからだった。

ドラマチックでも
センチメンタルでもなく
あるとしたらノスタルジック

大した想いも思い出もない恋。
でも またこの入浴剤は
買ってしまうかもしれない。

そしてまた私は彼を思い出すのだろう。

凛花・2021-04-15
独り言
徒然草
森の匂いがする人
いつかの恋
ノスタルジック
心のシャッター



海に行くと

大人になったと思う。

言い換えれば

歳をとった。


若い頃は無駄に海ばかり行った。

海が近かったせいもあるけれど。



学校をサボって

制服のスカートをギリギリまで

たくし上げて

波打ち際で仲間とはしゃいで

トラックの運ちゃんがいつも

クラクションを鳴らして通り過ぎた。

そんな事で笑い転げた。



バカみたいに悪さをしたのも海だった。



真夜中の花火。

真夜中のドライブの行き着く先。

海を照らすヘッドライト。

青く光る夜光虫。

波を寝待ちする車。

手を繋いで足跡をつけて

砂に落書きして。



歳をとって

海に行っても

もうあんなふうに意味もなく

ワクワク出来ない。


風はベトつくし

砂だらけの靴に

砂だらけの車。

真冬の海は 今はもう

どんなに好きな人と歩いても

寒い。

夏は暑い。


ドラマチックにはなれない。

センチメンタルにも浸れない。



今は山でも見てぼーっとしたい。

緑を眺めて癒されたい。

歳をとった今

動かない山の方が 心が落ち着く。


まぁ山も近いんだけど。

でも 食べ物は海の方がワクワクするね。

凛花・2021-07-11
徒然草
独り言
アオハル
青春
どうでもいい話
心のシャッター
心のシャッター

いつもより早く起きて

プレゼントを見つける

あなたのとびきりの笑顔


その瞬間に

あなたが私のサンタになる

凛花・2021-12-23
独り言
クリスマス
サンタ
サンタクロース
最高の贈り物
心のシャッター
クリスマスの魔法




もう何年前だったか


私は家の近くの公園で生活する
女の子2人を拾った。

彼女達の身の上は
ここには書けないけれど
結構 壮絶だ。

ただ間違いなく言えるのは
彼女達には何の罪もなかった。


1人は男の子になりたい
女の子だったから

『女の子』と呼ぶのが
正しいかは 解らないけれど。


今なら軽く
誘拐犯になりそうな話だ。


彼女達とは約2年
一緒に暮らした。

実の娘 二人を含め
私達は5人家族になった。

私は 家族の時間と仕事とで
ご飯を食べるか
寝るか 迷う程 時間が足りなかった。



通報された事も
警察が何度も家に来た事もある。

学校に行かない
正しくは学校に行っても帰される
彼女達。

学校に電話すれば
「ご自分のお子さんの心配をして下さい」
と冷たく切られた。
きっと正論だ。


正しくない事は
解っていたし
解っている。

もっとちゃんと別の正しい道があった事も。




彼女達は大人になって
今も私の事を
ママとオカンと呼ぶ。


「ママに何かあったら
真っ先に飛んで来るから!」

と私を抱きしめてくれるその手は
か細くもあたたかい。

生きるのに迷った
私を救ってくれる。


私の子供になりなさい。


強くなりなさい。
優しくなりなさい。
幸せになりなさい。
光のある道を歩いて行きなさい。


正しくない事は知っている。

だけど 後悔など何もない。

凛花・2021-06-17
私の子供になりなさい
家族
徒然草
独り言
告白
あなたは愛のかたまり
ありがとう
心のシャッター




『今なら会えば何か変わるんじゃないかしら』


バカな大人の言葉にほだされて

幻想を捨てきれず

まだ若かった私は

幼い我が子を抱きしめて

何年かぶりに あの人に会いに行った



グズる孫を横目に

『イヤな子』

とあの人は冷たく目を逸らした



あの日も桜が咲いていた

涙の様に 桜吹雪が舞っていた



独りで立つ一本桜を見上げながら

私は強く したたかに生きて行くのだと

再確認をしただけの帰り道

凛花・2022-04-04
独り言
心のシャッター
森に住む魔女
ロストワン
一本桜


いつだって

誰かの為に

四葉のクローバーを

探してる様な子達だった


子供の頃 私も探した事はあったけど

見つけた事はなかったな

自分の為に探して いたからかな


差し出された泥だらけの手

嬉しそうな笑顔

私の周りには沢山の四葉のクローバー


四葉のクローバーが幸せを運んで来るって

こうゆう事なんだと思った


ありがとう

それはあなたが持っててよ


幸せになってよ


それが私の幸せだからさ

凛花・2021-10-22
私の子供になりなさい
親愛なる者へ
四葉のクローバー
独り言
幸せ
あの頃
私の光
心に浮かぶのは
心のシャッター
徒然草




抱え切れない想いを

持て余してたあの日

夜中に連れ出してくれた人


2人乗りして

青春みたいねと

笑って下った坂道


何も聞かずに

連れて行ってくれた場所


あの日見た朝焼けを

思い出す

凛花・2021-09-20
独り言
心のシャッター
いつかの恋



ウチの会社はその時その時で
外人さんも多い

ブラジル フィリピン インド ベトナム

外人さんに何故か好かれる私
この顔のせいかしら(゜⊇゜)What?


『ナンデソンナ外人ミタイナ顔シテルノ』
と外人に突っ込まれたりする
シラナイヨ(・ε ・ ` )


適当な英語とジェスチャーで
やり取りするのが好きだ

明るい彼らが好きだ
健気な彼らが好きだ

カタコトの日本語で一生懸命
話しかけてくれる

私も解りたくて
必死に耳を傾ける


ブラジルの女の子達は
女の私でさえ 全部許したくなる様な
絶世の美女だった

そんな彼女にうんピの写真を見せられた時は
正直焦った( ゚д゚)オ…マイガー…


最近はベトナムの子が入れ替わり立ち代り
絡みにやって来る
重たいモノを持ってくれる


その中の1人
入社 半年 ベトナム人研修生

20代 男性


彼はとてもズルい

必殺技は悲しい顔

失敗したりミスしたりすると
何とも言えない
悲しい顔を マスク越しにする

日本語は苦手だが
とてもとても可哀想な顔をするのだ

ついうっかり
いーよ いーよダイジョウブと
助けてしまう

今日もまたその悲しい顔に
あっさり負けてしまった

こんな上手に
可哀想な顔が出来る人に
私もなりたい

練習してみるか( ´ ᐞ ` )

凛花・2022-04-27
独り言
パワハラと呼ばないで
新人
会社
心のシャッター
徒然草



彼女は少し 不思議な子供だった

まだ幼い頃
私のお腹の中に居た時の記憶を
よく語っていた


『かぁちゃんのおへそからずっと覗いてたの』
『キラキラ眩しかったよ』
『笑ってるの聞こえたよ』
『クルクルしてたの』

そんな彼女は
予想もつかない様なかんしゃく持ちで

近くで見た人はみんな驚いた

ある意味 手のつけられない子供だった

ご機嫌を損ねれば それだけで
一日が終わる

スイッチはどこで入るかも予想不可

そんな彼女が
幼稚園から帰って来て
突然 ハラハラと泣き出した事があった

『かぁちゃん 死んじゃうの?』

私は至って健康

『まぁそりゃいつかは(笑)』

彼女はかんしゃくを起こす訳でもなく
それでも半日泣き続けた

その日 彼女に何があって
何を思ったのかも
私には解らなかった

なんなら変な予知能力でも
手に入れたのかと 思ったりもした

『今すぐじゃないし』
『人間ね、順番ってモノがあるの』

まだ幼稚園児の彼女を私は諭し続けた


死にたがりの私
なるべく早くこの世を去りたいと
日々 思い続けている
今もなお 消えない過去に
押し潰されそうになる

それでも あの時
思ったの


ちゃんと生きよう
そしてちゃんと死のう


時々忘れてしまう
私の決意


人間 大切な事など
幼稚園までに教わった事で 十分だ

それでも 私は彼女達に
最後の最後に身をもって
ちゃんと教えなければ
いけない事がある


大切な人が
死ぬ ということ


もう そんなに先の話では
ないのかもしれない

私はきっと どんなカタチでも
あなた達の幸せだけを願って
笑って空の彼方に飛んで行く



秋桜が揺れる朝に
思い出した事


写真はチューリップだけど(笑)

でも
私が飛んで行く景色は
きっとこんな感じ

凛花・2021-10-11
徒然草
親愛なる者へ
独り言
秋桜が揺れる朝に
大切なこと
私の光
あの日の決意
心のシャッター
最後の贈り物
心のシャッター
私の子供になりなさい



『指が長い』

『手がキレイ』


と色んな人に褒められるらしく

手タレにでもなれそうな

キレイに手入れされた自分の手を

眺めながら彼女達は嬉しそうに笑う


私から譲り受けたモノだと

『かぁちゃんありがとう』

と笑う


私もまた

今は仕事で爪が割れてたりもするけれど

仕事柄 ネイルも出来ないけれど

『苦労してない手だな』

『爪の形がキレイ』

と言われたりする


それもまた

私があの人から譲り受けたモノ


あの人はいつも

キレイな手に赤い爪をしていた


彼女達が笑うのなら

あの人に少し感謝してみようか


あなたが私にくれたモノ

凛花・2022-04-03
独り言
心のシャッター
私の子供になりなさい
森に住む魔女
ロストワン



高い所が嫌いなのを知りながら

私は 意地悪そうに

でも少し可愛く

あなたの手を引く


困った顔をしながら

でもダメだとは絶対

言わない人


私の顔ばかり見て

笑うから

揺らしたくなるんだ

凛花・2021-09-07
独り言
観覧車
心のシャッター
いつかの恋

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