#月夜を照らしてくれた君の声

眠れない夜に
そっと裾を掴んで
振り向いて欲しくて

真っ暗な部屋の中
月の光さえ見えなくて
寂しいだなんて言えなくて

君の声が聞きたくて
ほんの少しの呻き声だけでも
ちゃんと知りたくて
私は此処にいていいんだって
愛されていていいんだって


真っ暗な海岸線で

不意に、

貴方がライトを消してしまったの

辺りが、さらに真っ暗になって

闇が迫ってきて

私は怖くて、

貴方にしがみ付いた


しばらく、密着したまま

時間が過ぎて

貴方が呟いた

「あっ、三日月…」

薄く、細い三日月は

ぷかぷかと空に浮いていた


あの、三日月は

貴方に呼ばれて

驚いたかしら

私は貴方の声で

好きなんだと気付いたよ

「月夜を照らしてくれた君の声」

大好きな人の声って、
嫌なことも辛かったことも、怖かった事も
全部全部照らされたかのように

落ち着きますよね。
そんな思いをタグにしてみました。

解釈自由
使用報告は任意

「ありなさん」
「大事にするよ？」
「ありがとうございます！」
「前のをそのまま続けて欲しい？w」
「7時頃ー？w」

「ありなさんの日常になったこと凄く嬉しいです！」
「1年間もありがとう！これからもよろしくね！」
「ありなさんありがとうございます！2年目も〜〜」

数々の声や文。
それだけで私の暗い心は取り除かれたかのように

キラキラ輝いてくれた。