『秋桜』は
昭和時代の曲だぞ!?
作詞作曲:さだまさし
って初めて知る名前
あたしはどうやら
視覚と聴覚が逆転していて
目で見るよりも
耳で聴くほうが
リアル
そして
あたしが歌を歌うとき
あたし自身が歌ってる実感はまったく無くて
あたしとは別の存在が
あたしの身体を借りて歌ってる感覚
歌を歌ってるこの子は
名前だけはあたしと共用の板谷ミミィでも
あたしの実感としては
あたしとはまったく別の存在なのだ
キャラクターイメージみたいなのも
自分のなかでははっきりあって
4歳か5歳くらいの子どもです
ほとんど瞼の裏に浮かぶみたいに
この子の姿があたしには見えている
それでね、
いまから24時間くらい前に
YouTubeにアップした『秋桜』って曲
ウチの子(=あたし)が歌ってるんだけど、
うっわー
ウチの子、超かわいい💖
カラオケ屋さんに収録に行ったのも
YouTubeにアップしたのもあたしだけど
肝心の『歌ってる』部分だけ
まるであたしじゃないみたいに
別のなにかになっていて
(視覚と聴覚を反転させた世界だから)
ウチの子に綺麗な衣装を着せて
舞台に上げてあげた気分
あたしはキャーキャー言いながら
写真だかビデオだか撮って、親バカ自慢
そんな気分ですね💕
♡♡
それにしても
この子はどこから出現するのか
歌だけ歌って
ほかに何の痕跡も残さずに
YouTubeに上げた歌声と
自分のファイルに残った歌声と
それがすべてで
声は聴こえるのに
姿を見ることはできなくて
あたしは夢中で追いかけてしまう
瞼の裏に浮かぶ、想像上だけの姿と
インターネット上に実在するリアルな歌声
いったいどうなっているんだろう?
ほんとうに不思議だ
いつか逢える日は来るのかな??