#いつの日かの想い出を塗り替えて

ああそっか

もう私の知ってる君じゃないんだね

君と話せる関係にはなれない

あの頃には戻れないと悟ってしまった

あの時冷めるという形で

逃げてしまった自分を

殴りたいほどに悔しい

いつも話しているのは

私じゃない誰かで

遠くに感じる君を

どの恋でも

遠くから眺めるばかり。






 ︎︎

あんなに近かった距離感が

今はもうすごく遠く感じて

時の流れがそうさせたことが

寂しくて辛い。

自分のことを好きだったあの頃の君に

戻ってきて

好きが分からなくなった私に

君が恋愛の好きがなにかを

教えて欲しいの

君に対する好きが

どの好きかがわからないのが

もどかしくて苦しい

名前をつけられるほどの

好きになれたらいいのに

花火を見たあの日は

これからも

君の隣を歩けると

そう思ってたよ

自分に自信が持てて

伝える勇気があれば

行動する勇気があれば

今でも君の隣にいる人は

私だったのかな

良ければ私と一瞬間の恋を

やり直してみませんか

次こそは花火が散る前に

君に想いを伝えたいのです

君のことあの頃は

ちゃんと好きだったけどやっぱり

季節をまたぐことはなかったね

夏限定の恋だったね

好きって言える勇気が欲しかった。

私の下の名前を呼んでくれる君に

私も下の名前呼んでみたかった。

あの恋が終わった今ならわかるよ

あー、私弄ばれてたんだな

って

前までは自分が相手には

似合わないって思って

諦めようって思ってたのに。

ちよっとドジっぽいところも

頑張って会話見つけて

本音全部漏れてるのも

ちゃんと自分のこと

考えてくれてんのかなとか

思ったりもして

前は好きだと思えていたのに

いつからかだめなとこばっか

見ちゃって冷めるなんてさ

ほんとどうかしてるね私

可愛い子が好きな人かもしれない

ってわかった時に

すぐあきらめちゃって

冷めちゃって逃げて最悪すぎるね

どこかで諦める理由を探してたのは

事実だけどこんな形で

好きをやめるべきではなかった

今考えれば分かることなのに

どうして好きだった当時は

簡単に好きをやめて

関わるのもやめてしまったんだろう

ただ後悔だけ残る恋愛に

なっちゃった