#夏祭り

君がふと

思い出したあの日々の中に

ほんの少し俺が映っていたら

俺にはまだ

君の名を呼び続ける価値がありそうだね

君の魔法に掛かった僕のハート

鮮やかでドキドキで五月蝿くて

なつひとり

見上げて咲いた

夢花火

“どんな光よりも君が綺麗”
そんな言葉はしまっておくね

僕らが本当に運命なら

きっとまた会えるから

今は少しのバイバイね

エンドロールで席を立つ

貴方は最期を知らぬまま

淡き　夢

　　儚く　消ゆる

　　　　夜明け前

　　　　　　　想ひ出　ほろり

　　　　　　　　　　過ぎ去りし　夏

溢れ出す涙の一粒一粒に

伝え残した愛が詰まってるの

あの子を切なそうに見つめる君

私達は結ばれないもの同士だね

金魚すくい
金魚よりも
水面に揺れる
君の顔を見ていた

化粧を落としても愛おしさは変わらない

暗闇だから光に向かって走ってゆくんだ

君の為に死ねるはずと強く花束を握った

これからの君に騙されたくて瞳は虹色

秋の訪れが近づくにつれ、心は揺れ動く。

切なさと喜びが交錯する季節。

夏の思い出を胸に秘めながら、

新たな恋の予感に胸を躍らせる。