#失恋

失恋の傷を時間が解決してくれたことはない




その傷を忘れさせてくれる人に出会っただけ

『ごめんね』
彼は俯いたままそう言った

花火のように儚い恋だった

偬雨

20歳。ENTJ。女。お隣います。

よろしくお願いします。

やっぱりまだ君のこと

忘れられてないや

数年経ってるのに

不意に思い出して

ただ思い出してさ

まだ心のどこかに君がいる

例え世界が私を忘れようと

君が私の存在を覚えててくれたら

それでいい。

誰からの連絡よりも、

君からの連絡、

通知を

ずっと、

ずっと、待っている。

赤くて甘い小さな想い　言葉にすれば
きっと　淡くて脆くて　甘酸っぱい

だから　言葉にすることはない

心の中で　コロコロコロコロ転がって
頭の中で　ゆらゆらゆらゆら揺らめいて

いつかはきっと　はじけて溶けてなくなって
わたしの中に　混ざって巡って色付くの

そしてまた　赤くて甘い小さな実を
わたしの中に実らせる


『ラブベリー』

君と一緒に観ようと思って用意した2枚の、映画のチケット。

結局僕は、2作品を観ることになりそうだ。

こんなことなら、部屋で一人でねるねるねるねを作ってたほうが、よっぽど楽しかった。

昔は恋すれば幸せだと思っていた

でも実際には恋は楽しいだけではない

別れも存在するし価値観の違いとかで

喧嘩したり涙したり辛いこともある

だけど人はすれ違ったり失恋をして

成長して美しくなって強くなるんだ

こんなに苦しい思い
するはずじゃなかったのに

私が好きになった人と

結ばれる未来はどこですか。

それとも、どれだけ待っても

来ない未来でしょうか。

君がいなくなったこの世界で


私はただ1人努力をするの



もっと可愛くなって、

新しい出会いと恋を待つって決めた。

会いに行きたいんだよな
もう一度だけ、声が聞きたい
隣にいられたら、それだけでいい
もう君を想って泣くのは嫌。

君の瞳から流れる涙は
冷たくて、鋭い色だった

君は背を向けて
僕を睨みつけると、去っていった

呼び止める声なんか、出なかった
ただ、小さくなっていく君の後ろ姿を見つめるだけで。

口の中に、塩辛いものが滑り込む

何色でもない、
透明な涙が、僕の頬を撫でていった

あぁ、君がいなくなったら
大切にしたい、
守りたい人が目の前から消えたら
涙の色の感情も、
消えてしまうみたいだね

報われないとわかっているのに
落ちてしまえばもう戻れない