はじめる

#小説

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全16142作品・

君が明日死ぬのなら
僕の命は明日まででいい
ーー君が今日を生きてくれるなら、
僕もまた今日を生きていこう

夜桜 俺・2024-02-24
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君と過ごした時間は僕の宝物
一生忘れない
生涯かけた大切な人
どんなに時が経とうとも
どんなに遠く離れても
どれだけ離れていても
君への気持ちは変わらない
僕が生きる理由
例えば
君がいるだけで
心が強くなれること
何より
大切なものを
気付かせてくれたね
タグ歌詞
引用
米米CLUB
タグ最後まで見てくれてありがとう

可愛らしい動物の表紙
こんな絵が描けたらいいな
憧れに胸をときめかせ
選びとった1冊の本
世界観にどっぷりと浸かり
他の人生を体験してみる

ろむ・2024-02-15
読書
感情移入
楽しい
小説
表紙
人生
体験
思い出
ろむ視点での日常



珍しく筆が進んだ小説

『Innocent Youth』


置いておきます

更新は気まぐれです

start

ジメジメとした梅雨も終わり

夏も本格的になり始めた

蝉の鳴き声と共に太陽が照りつける



「ううう、あちぃ、」

4時間目の終わりを知らせるチャイムが

鳴る数分前に購買から買って来ていた

かき氷アイスバーを片手に団扇を仰ぐ彼女

「…手持ち扇風機、いる?」

はい、と自分が使っていたものを差し出す

「えぇぇ、先輩暑くないんですか?!」

と言いながらその手は扇風機を掴んでいる

「平気よ、暑さには強いの」

すっと立ち上がり、柵の方へ歩く



遠くの海は太陽に照らされて

ギラギラと白光を立て輝いている

水蒸気をあげそこに大きな雲ひとつ

明日は雨かなと呑気なことを考えながら

夏が本番を迎えようとしている



「先輩、少しお話しませんか」

気がつけば彼女も隣に来ていた

暑いからと心機一転

短く揃えられた髪は

夏風にふわふわと揺られている

「どうしたの」

改まって話し出す彼女に

少しだけ緊張が走る

いつかの違和感を思い出した

「先輩は、どうして授業に出ないのですか」

ある人のいい所がその人の魅力なら

笑顔こそが彼女の魅力だろう

いつも自然な笑みを浮かべ

明るく元気に話しかける彼女の姿は

どこにも居なかった

真面目な表情でその瞳は

私を痛いほど捉えていた

「あ、個人的なこと聞いてごめんなさい」

私の返事がなく、我に返ったのか

向けられていた視線を戻し

一直線に遠くの海を見つめていた

「…いつか、聞かれると思ってたわ」



同じ遠くの海を見つめながら

蝉の鳴き声が続く8月の後半

今まで誰にも言ってこなかった

話を今年会ったばかりの彼女に

一方的に話し始めていた

麗儚・2024-03-16
Innocent_Youth
第三話
随時修正入ります
小説
感想とか貰えたら嬉しいななんて(殴

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

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珍しく筆が進んだ小説

『Innocent Youth』


置いておきます

更新は気まぐれです


start

次の日の朝九時になっても

彼女の姿は屋上に現れなかった



独りでに鳴る風鈴は

夏を感じさせる

彼女が退屈だからと言って

購買で買ってきた何かのケースに

穴を開けて糸を通し

その糸の先端に小さな鈴が結ばれた

簡易的なものだった

「…うるさいわね」

いつもなら彼女の長い話に

付き合わされて風鈴の音なんて

気にしたことはなかった


蝉の鳴き声が短くなる

もう今年も夏が終わる

今でも空一面に広がった積乱雲が

海上を覆うように済ましている

酷い雨のせいでつくられた水溜まりに

強く太陽の光が反射して目を襲った

眩しさに目を瞑り、今日も一日を過ごす

彼女の居ない屋上は久しぶりに

直接に自然を感じられた


お昼になっても結局彼女は来なかった

風邪でもひいて寝込んでいるのだろうか

毎日一緒に居て連絡先すら家すら知らない

ただ、屋上に来て気ままに話してるだけの

知り合いに過ぎなかった

そんなことを考えていると後ろから

人が近づいてくる気配がした

「せーんぱい、暗いっすよーそんな顔してーかわいー顔が台無しっす」

「…、な、なにしにきたのよ」

久しぶりに目にする人に少しだけ

後ずさりをしながら話したのは

彼がジリジリと近づいてきたから

こんなに距離を詰められなくても

会話出来るって言うのにも関わらず

彼はなぜか馴れ馴れしい

「もー、そんな堅いこと言わずにー」

と言いながら肩に掛けれていた鞄を下ろし

中から出てきたのは彼愛用のカメラだった

「見てください、セミの抜け殻です」

と言ってその画面を見せてくる

そこに居たのはドアップに撮られた

蝉の抜け殻だった

「…、きもちわるい、」

「そんなこと言わないでくださいよー、セミが生きた証ですよー!!!」

虫が嫌いな私の横で楽しそうに語る彼

この抜け殻は、蝉が抜けたと同時に

撮影されたものらしい

これは貴重な資料だと胸を張って

この気味の悪い写真について語る

「…、そう、良かったわね」

なんて適当な相槌をひとつ

もうこれ以上真面目に聞いたら

本当に気分が悪くなってしまうと

遠くの空に視線を移した

「へへ、先輩の好きな空の写真も撮ってきましたよ、昼間のもくもくした雲と、夜の見事な満月、どっちがいいっすかー?」

にこにこと私に問いかける彼を横目に

どっちも、なんて答えると

経験上話が長くなりそうなので

満月の方、と適当に返してみた

麗儚・2024-03-22
Innocent_Youth
第六話
随時修正入ります
小説
感想とか貰えたら嬉しいななんて(殴



珍しく筆が進んだ小説

『Innocent Youth』


置いておきます

更新は気まぐれです


start

夏の醍醐味であろう満月を捉える写真

朧気に雲がかった被写体を眺めていた



「夕方まで雨が降ってたんですけど、夜の7時にはちょうど晴れたんですよ!!」

少し早口で嬉しそうに口角を上げ話す彼

手元のカメラに映された写真は

久しぶりに私の心を揺さぶった

「…雲が光って見える」

久しぶりの感覚に耐えきれない口は

ついに感動の意を伝えるべく動き出す

「決定的な瞬間でした、これ撮った瞬間、先輩思い出してすぐ見せようって!」

ニコッと浮かべられた満面の笑みから

彼の人柄の良さを感じる

「…そうだったの、」

彼のノリに合わせるのは疲れてしまうので

軽く流すように相槌を入れる

私は元々人との会話が苦手だ

ましてやノリに合わせるなんて

心身ともに崩れてしまう


それから彼が撮った写真を結局

ほとんど見せられ、その度に説明を聞き

満足したのか気がつけば

チャイムがなる前に教室に戻って行った

「…台風一家……」

彼が過ぎ去った屋上は再び静けさに返る

沈黙の中、午後の授業が始まる鐘が鳴った



それから数日経った日

紅葉が屋上にチラつく季節がやってきた

地上では警備員さんたちが

枯葉の清掃をしている

「もう、こんな季節ね、」

柵に手を付きながら遠くの海を見詰め

少し強く吹かれた風に身震いをする

移ろいゆく季節を目の当たりにして

少しだけ心が疲弊していた


一時間目が始まるチャイムが鳴り

学校全体が改めて静かになる

すると校門の方から駆け足で

向かってくる姿をみつけ

誰だろうと視線を集中させた

懐かしいその面影に少しだけ胸が弾む

「陽和、、?」

彼女を見るのはあの暑い夏の日以来だった

久々に会えそうな予感がして心拍が上がる

別れた友人とまた会えることは

嬉しいに越したことはないだろう

なのに、何故だろうか

私の心はまさに不安が高鳴っている

麗儚・2024-03-25
Innocent_Youth
第七話
随時修正入ります
小説
感想とか貰えたら嬉しいななんて(殴



珍しく筆が進んだ小説

『Innocent Youth』


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更新は気まぐれです


start

地上の電線の上に乗る烏の鳴き声に

辺りはすでに暗くなってると気づいた




話し始めてどれくらい経っただろうか

ふと彼女の方を見ると

持っていた氷菓子は棒だけ残っている

私の話の途中で食べていたのか

その疑問が直ぐに取り消されたのは

彼女の手が汚れていたからだった

「…話しすぎたわね、」

今はお婆さんの家を借りてるの、と

付け足して夕焼けに染まった空を見る

「満莉先輩、、私、」

「おい、まだ居たのか、話がある」

何か言いたげな彼女の話を遮るように

彼女の担任が屋上へ入ってきた

また明日、と残して屋上を後にする

彼女は帰りの時間にいつも決まって

担任と話をしてから帰宅する

いつもより話に行く時間が長引いたから

担任が心配して来たのだろう

何を言いたかったのだろうか

何か切羽詰まった顔だったのは

私の過去の話が重かったから?

脳内に過るのは不確かな先の言葉

何を言われるか分からない

その態度はときに私を苦しめる

もうじき太陽が西山に隠れる

東の空にはぼやけた三日月がそこに居た

一人残された私を嘲笑うかのように

学校の施錠が終わる前に私も家に帰った


初めて過去のことを人に話した

誰にも言ってこなかったのに

いや、言えなかったのに

彼女にはすんなり話せてしまった

意地悪な夏の暑さの所為なのか

暑さには苦労してないのにな、と

弱気で不安な私の心が言う

でも今年の夏はいつもと違かった

彼女と初めて過ごす夏

それが私の心を狂わせたのか

「…出てるよ、私の悪いくせ」

独り、放たれた声は質素な部屋に響く

何の遮りもない透き通った音に

改めて孤独を感じさせられた

慣れていることなのに

こんなにも苦しいのは

恐らく君と出逢ったから

君と出逢って、少しだけ孤独を忘れてた

浮かれすぎてたな、なんて鼻で笑った










『あなたは捨てられたのよ』







『そんなことない!だってあの人は、』







『"行ってきます”そう言ったとでも言うつもり?』


『それは言葉の綾よ、人は皆嘘をつくの』


『その嘘を信じてみて、真実になるわ』



『自分の都合のいいように、


ほら、自分を見てみなさい、




あなた、いま、独りね』







記憶の中で誰かが嘲笑う

泣き叫んで反抗する私を慰める訳でも

寄り添ってくれる訳でもなく

嫌な言葉だけ私の心に漬け込んでいく

午前三時の半分を過ぎた頃

まだ鳥の声も聞こえない薄暗い朝時

私は久しぶりの悪夢から目を覚ました

麗儚・2024-03-20
Innocent_Youth
第五話
随時修正入ります
小説
感想とか貰えたら嬉しいななんて(殴

長 惜 君
く し が
も か た
が ら め
な ざ
と り



ぬ 命
る さ
か へ





命とは儚いもの。
故に、私はいつ死んでもいい。

そう本気で思っていた。

しかし、
今は君と一秒でも長く

共に生きたいと、
そう願ってしまっているんだ。

羽奏 (不在)・2024-02-24
生きたかった
後拾遺集
藤原義孝
小説
いとエモし。
どんな未来が待とうとも
大切な人
恋人
上は右読み下は左読み



珍しく筆が進んだ小説

『Innocent Youth』


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更新は気まぐれです


start

    コトミヤ マ リ
私の名前は琴宮満莉

聖夜の前日に琴宮家に命を授かった



細かい白雪の降る12月24日の夕方

それは私の10歳の誕生日だった

学校が終わって家に帰ると

玄関先が綺麗に装飾されている

ドアノブに掛けてある小さな看板を

裏返しにしてみるとそこには

"Welcome to Our Princess”

とマッキーらしきペンで書かれていた

開けて中に入る

目に入るのはリビングへと続く

まるでランウェイの真っ赤な絨毯だった

「ただいまー帰ったよー」

私が声を上げるとキッチンの方から

手を洗いなさーいと声が帰ってきた


食卓に置かれた手料理は

どれも見たことがないくらい豪華だった

メインの大きな七面鳥の唐揚げや

真ん中に寄せられた前菜たち

ワインに注がれた真っ赤なワインの隣に

私用の麦茶が置かれている

テーブルの端っこには美味しそうな

イチゴのショートケーキも置かれていた


煌びやかな食卓に見蕩れながら

私は席について家族を待つ

すると突然お母さんが近づいてきた

「満莉、お話しなきゃいけないことがあるの」

おいで、と手招きされ、なんだろうと

席を立ちお母さんの所へ向かった

「満莉、10歳のお誕生日おめでとう」

「えへへありがとう、私もうお姉さんよ」

頭を撫でられ、その嬉しさに

微笑ませながら少しだけ胸を張る

お母さんもにこにこしながら

そうね、なんて相槌をする


その日の夜、お父さんの帰りが遅かった

仕事から帰ってくる時間より

2時間も遅く時計の針が打つ

「お母さん、お父さんは?」

「…、」

私の声が聞こえなかったのか

お母さんの返事はなかった

「…お父さん、まだかなぁ」

「満莉、あのね、」

お母さんは急に口を開く

なんとも悲しそうな顔だった


昨日のように思い出されるその表情に

時々、胸を締め付けられる

怯えたような、絶望するような

それでも少しだけ満足しているような

初めて見るその顔に怖気付いた

麗儚・2024-03-18
Innocent_Youth
第四話
随時修正入ります
小説
感想とか貰えたら嬉しいななんて(殴

「僕は、君の遺影を撮るよ」

一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。
冬野夜空

小鳥遊 雪鈴・2024-03-20
君の隣
小説
カメラ
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珍しく筆が進んだ小説

『Innocent Youth』


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更新は気まぐれです


start

  タカナシ ヒナ
彼女の名前は小鳥遊陽和と言った

1週間前に親の転勤で転校して来たらしい



いつの間にか隣に座っていた彼女は

明るく元気に私に話しかける

私の返事がなくとも屈せずに

また違う話題を持ち越したりする

「そしたら道端にバッタが飛んできて!」

「…よく喋るわね」

出会ってから数時間しか経っていないが

ずっと話を聞かされ続けるのは

体力的にもメンタル的にもキツかった

目線を少し彼女に向けながら問う

今まで1回も相槌を入れずに

話してるのを聞き過ごしたあとの

その言葉は嫌味に聞こえるだろう

「えへへ、話すの久しぶりなのでっ」

それでもなお笑顔を絶やさない彼女

なにがそんなに嬉しいのだろうか

「……そう」

予想外の返しに返事に困りながら

遠くの青々しい空を見詰める



少しの沈黙が流れた

同じ空間に人が居ようと

会話では私の心は弾まない

この沈黙とした空間で

ただ自然の音を聞くだけ

それが私の唯一の楽しみ方だ



次の日もそのまた次の日も

彼女は屋上に足を運ばせた

「満莉せんぱーい!!」

彼女は登校と同時にここに来る

慣れてきたのか次第に元気を増していく

私はいつも決まって無言を貫く

たまに相槌を入れたり

近くに飛んで来た小鳥とお話したり



彼女との時間は苦痛でなければ

心做しか心地よいものだった

相変わらず会話の量は減ることを知らず

返しのない話を一人で楽しんでいる

あるときこんな話をされた

「満莉先輩、私気づいたんです、
    コトミヤ マ リ
満莉先輩の名前って琴宮満莉ですよね」

「…ええ、そうよ」

何を今更な、と目線を向ける

楽しそうな表情の中に

真面目な眼差しを見つけ、

何を言われるのかと少し不安になった

「私、小鳥遊陽和なので、月と太陽って

感じがして親近感湧きます!」

恐らく彼女と出会ってから

1番の笑顔だっただろう

上げられた口角から嬉しいという言葉が

その顔に大きく描かれていた

「…何を言われるかと、思った、」

自然と張られた緊張の糸が緩々と

全身から解かれて行く感じがする

久しぶりに緊張したせいか

身体がぐったりしてしまった

「ちょ、先輩?!大丈夫ですか!!」

「え、ええ、大丈夫、」

安心しきった目を見せると

不安になった彼女も安心して

「えへへ、だから嬉しいんです」

と再び穏やかな笑顔を見せる



目を細めて笑う姿を見て

少しだけ心臓がきゅっとなった

なんだろう、この感じ

いつか覚えことのある違和感だった

麗儚・2024-03-14
Innocent_Youth
第二話
随時修正入ります
小説
感想とか貰えたら嬉しいななんて(殴

そろそろ本気で小説書きたいな。






MiCo.

KonoHito.・2024-04-02
小説
執筆
執筆活動
思想
エッセイ
ポエム
この世の全てはひとりごと
自己紹介



珍しく筆が進んだ小説

『Innocent Youth』


置いておきます

更新は気まぐれです


start

屋上が解放されてから初めの年

興味本位で入ってくる輩が居た



初めての屋上だからと言って

数グループで写真撮影をしたり

田舎の景色がすごく好きなのだと

目を光らせて遠くの山を見つめたり

静かな場所も1ヶ月は賑わった

たしかにここからの景色は絶景だ

1年前、こっそり授業を抜け出して

ここに来たときからそう思っていた



そんな賑わいも時が流れるにつれ

次第に減っていく

よくドラマや映画では

昼休みに弁当を食べてるシーンで

賑わってるのが見られるが、

田舎の学校にはそんなに多くの

生徒が居合わせては居なかった



長閑な町並みに

道路沿いに植えられた稲穂は

新芽から出穂する

重ったるい冬服から

身軽い夏服へと

衣替えする時期が来た



あるとき屋上には先客が居た

初めて見る人だった

「あ、おはようございます」

私の気配に気づいたのか

後ろを振り向き自然な微笑みを

浮かべながら挨拶された

私は無言でいつもの定位置に着く

「先輩はいつもここに居るんですか」

柵に手を付き遠くの空を

見詰めながらその子は問う

「…そうね」

人と話すのが得意じゃない私は

少しの間を置いてそう返した

「私もここに居ていいですか?」

もし邪魔じゃなかったら、と

付け足して風に靡いた長い髪を

除け、振り向きながら私の目を見る

「……勝手にしたらいいじゃない」

思ったより無愛想な態度が口に出る

人と会話したのはいつぶりだろう

ああ、1週間前生意気な写真部の後輩が

撮ってきた写真を見せてくれたときか



沈黙の中出遅れたように鳴るチャイムは

久しぶりの来客に戸惑っている様だった

麗儚・2024-03-13
Innocent_Youth
第一話
随時修正入ります
物語の綴り手
小説
感想とか貰えたら嬉しいななんて(殴

「・・・なんで、覚えるより忘れることの方が難しいのかしらね。人間って」
「忘れたいって、思うからじゃん」
「・・・そうね。忘れたいって思うから、忘れられないのよね」









































「じゃあなんで、忘れたくないものに限って、簡単に忘れてしまうのかしら」

半透明のラブレター
春田モカ

小鳥遊 雪鈴・2024-03-20
君の隣
小説
忘れたくない




なんか障害を抱えた主人公とか

そういう小説や漫画が大好きなの


けれど親はそんなのが大嫌いで
絶対に見ない
聲の形の小説買った時に
こんなの読むの?って言ってきた
読書感想文で書くんだって
誤魔化したけれど
本当は私が大好きな小説

障害というか悩みを抱えている
という方が正しいのかもしれない
先輩はおとこの娘っていう漫画
ついにアニメ化決定したけど
受験期で見れるかわからない
取っておくにしても
親は好きじゃないだろうな
今は氷の城壁っていう
漫画にどハマりして
TikTokで全話上げてくれてる人のを見てる
アニメ化希望

なんでこういうのわかってくれないのかな

ミルクチョコレート🌟 _//✨🌙✨💫🪐💫・2024-03-31
小説
漫画
聲の形
氷の城壁
先輩はおとこの娘



珍しく筆が進んだ小説

『Innocent Youth』


置いておきます

更新は気まぐれです


start

校内は授業が始まり静かになっている中

きぃぃ、と大きな音と共に屋上の扉が開く



「満莉先輩!!!」



肩まで伸びた髪の毛が先程の走りで

あちこち、ぐちゃぐちゃに絡まっている

心做しか初めましての日を思い出した

そういえば出会った日はこれくらいの髪か

なんて呑気に頭の中で納得した



「久しぶり、そんなに慌ててどうしたの」




久しぶりの再会に戸惑いながらも

それよりも相手の情緒が激しかったので

冷静さを保ちつつ単刀直入に問いかける




彼女の方に視線を向けると

その目には大きな涙が溜まっていた

今にも落ちそうなその雫は

零れまいとなんとか耐えながら

彼女の目を真っ赤に染め上げている

泣きながら走ってきたのだろうか

少しだけ上まぶたが腫れていた




「…私、転校しなきゃ、」




少しの沈黙のあと、涙が含まれた声色で

そんな言葉が耳を通り抜ける

直ぐに声を掛けられなかったのは

彼女が転校することによって

一丁前に驚いて寂しさを受けた訳でも

秋のからからとした風が吹いて

ドライアイを引き起こされた訳でもない

ただ、次に放たれた彼女の言葉に

すんなりと言葉を失ってしまった














「…せっかく、満莉お姉ちゃんに会えたのに、」













乾いた風が心を痛めつける

そんな私を置いて時間は過ぎる

とりあえず大泣きした彼女を慰め

少しだけ秋の風を浴びた




「…落ち着いた?」





泣き止んだであろう彼女に問いかける

こくり、と首を縦に振るのを見て

深い深呼吸をした

聞きたいことを聞くために

少しだけ覚悟をする必要があった




         イモウト
「それで、陽和は、私の、異父姉妹ってこと?」




「どういうことなの、詳しく教えて」






デリケートな会話だろう

それでも本当にそうなら

知っておかなければいけないと思った

もしかしたら、お父さんのことを

知っているのかもしれない

そんな淡い期待を持ってしまった以上は








「満莉先輩のお母さんが、満莉先輩を産んだあと、



私のお父さんと浮気した間に生まれたのが私です」









彼女が言い出したことだが

知りたくて聞いたのは私だ

あまりの衝撃に私は腰を抜かした



「満莉先輩!!」




彼女の焦った声が聞こえる

丁度授業の終わりのチャイムが鳴った

妃那・2024-04-06
Innocent_Youth
第八話
小説
cliff

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