閖紗莱・2022-05-30
夜明けを泳ぐ人魚
幻雪舞う箱庭
『似てる=同じ』だなんていう
随分と質素な考えをお持ちで
春夏秋冬、時空は回る
草木は輪廻を繰り返す
♯「開き直る(切ない系)」
溢した雫数える度に
巻き戻される想い出
駄目だとわかった上でも積もる
心だけが知ってるわたしの初恋
君が好きだと言った空が
今にも笑い出しそうだよ
夏時雨が肌に沁みる
濡れた髪の疾走感と
重々しさにざわつく
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リクエスト『夏っぽさ』
真夏の運動会をイメージ
※木々の青葉から雫が滴るのを夏時雨という
雨上がりの晴天に運動会(体育祭)
髪を結び走る少女の姿
暑さと夏時雨によって額や髪が濡れていく
その様子は疾走感を描き出す
重々しい濡れた髪や暑さに負けない
周りからの声援。
以上解説
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当たり前の別名は「偏見」で
「偏見」の別名は『思い込み』
空中歩行するように
現実離れした世界に
溶け込んだ私たちは
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リクエスト
『この幸せをどう表そう』
空中歩行するように→自惚れている感じ
現実離れした世界は→現実とは思えないほどの
充実感、幸福感
溶け込んだ私たちは→ふたりだけの世界
愛と理想の空虚論争
浮かばぬ出口戦略と
対峙する我らは勇者
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リクエスト
『前向きになれる感じで』
意味のない言葉、理由で繰り広げる喧嘩
被害を最小限に抑える方法が見つからない
それでもなんとかしようとする
ほらね、なんか勇者みたいでしょう?
仮眠の華に翻弄され
溺れかけた今宵の船
夢の終わりは束の間
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リクエスト
『失恋しちゃいました的な』
仮眠の華に翻弄され→初心な恋心に
自分自身が翻弄される
溺れかけた今宵の船→叶わないなと無理だなと
自信を無くし絶望に暮れる
手前までいく
夢の終わりは束の間→恋は一瞬
楽しい日々も終わるもの
何を見て何を知る
他人が思うよりも
ずっと難しいもの