はじめる

#詩集

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全860作品・

「ネルネ詩集」は

初めて練った日の

体験談で綴られた

オムニバスなのだ。

伊田よしのり・2024-09-18
ポエム
詩集
初めて練った日
体験談
オムニバス
ねるねるねるね
ネルネ

モノクロームに映る

過ぎ去りし日々の足音は

遠ざかっては薄れゆく雲のようで

繰り返して 繰り返して

それが刹那とは気付かずに

やけに喉が渇く

夜明け前

唄子・2024-10-13
詩集
空飛ぶ鯨と魚の唄

止まない雨 頬を伝って

死んでしまったあの日々を弔うように

黒いヴェールで覆い隠す

冷たくなった指先で雨雲を抱きしめて

滲む視界、貼り付いたシャツ

憂鬱な空に虹の幻を見た

唄子・2024-09-27
詩集
空飛ぶ鯨と魚の唄

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に860作品あります

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空白を必死に埋めるように

もがいて、あがいて、苦しんで

何かを残したくて爪を立てる

誰かの心の片隅にでも置いて貰えたなら

唄子・2024-09-25
詩集
空飛ぶ鯨と魚の唄

いつも一緒にいてくれる人
でも、突然いなくなってしまった
私は1人、、、
私は孤独になってしまった
また、あの日のように笑えたらいいな

いつも一緒に笑ってくれる人
でも、突然いなくなってしまった
私は1人、、、
私はこれから何をすればいいのか
また、誰か教えてくれる人が
見つかればいいな

NANOHA・2024-11-01
詩書きさんと繋がりたい
詩集

雑踏が水底に沈む午前0時

部屋の片隅 膝を抱えてうずくまって

眠れぬ夜を幾つ数えただろうか

枯れ果てた日々の、帰らぬ景色をただ想い

色褪せた写真を握りしめる


何も変わらない 街は今日も同じ顔

ノイズ混じりの世界は続く

どうしようもない 夜に溺れて

冷たい床 息が苦しい

唄子・2024-09-26
詩集
空飛ぶ鯨と魚の唄



1、夜明け

あたり一面
青い世界
誘われる
孤独な心
時間に食べられて
ぼろぼろになった
この心を抱いて
今日も歩く


2、自由

小さな部屋で
鳥のさえずりに
耳をすませている
鳥のように
自由になりたい
願いは虚しく
がんじがらめに
巻きつけられた
現実を見る


3、ぬくもり

家族のぬくもり
当たり前に
そばにあったから
気付かなかった
こんなにも
わがままなのを
許してくれた母も
無言のうちに
フォローしてくれた弟も
しあわせだったって
ことなのかな


4、朝

鳥のさえずり
また朝になった
こうやって
全てが過ぎてゆく 
苦しくて
切なくて


5、期待

まだ見ぬ明日を
少しだけ期待して
閉じ込めていた
想いを放って
太陽の光の中を
早足で歩いた


6、愚か者

いつの日か
笑い合える日が
来るのかな
淡い期待を
抱いてしまう私は
きっと愚か者


7、雨の日

やさしい雨が
降り注ぐ街で
水たまりに映る
世界を見ていた
苦手なあの子も
大好きなあの子も
同じ時を生きてるって 
考えたら
心が軽くなったよ


8、遠い夜

やみくもに走った
まだ明けない夜の街を
ただ理解してほしかった
この複雑な心を


9、楽園

暗い暗い夜の海を
ひとり泳いだ
わけも分からず
ひたすらに目指した
明るく穏やかな
あの楽園を


10、生き方

扇風機の音に
かき消されてしまいそうな
この胸のささやきが
また私を現実へと引き戻す 
嫌だったの
嫌いだったの
私という生き方が。

mae♡・2022-10-03
詩集

時計台の鐘が鳴り響く

降り注ぐ黄金色の光

吹き鳴らす笛の音は

終わりと始まりを告げて

天使の祝福を運ぶ

手のひらの上にそっと舞い降りた

小さな卵を希望と名付けた

唄子・2024-10-03
詩集
空飛ぶ鯨と魚の唄

「桜の花」は美しいけれど 

あまりに短い時間で散ってゆく 

そのことに「胸を痛める」歌ばかりなのです 

先生は、これが「愛する」ということばの 

ほんとうの意味ではないかと思います

歌詞・2022-05-21
国語の先生がしてくれた「桜」の話
詩集

漆黒のキャンパスを彩る小さな灯火たち

風になって駆け抜けた摩天楼

黒猫の道案内 辿り着いた秘密の美術館

長い静かな廊下 突き当たりに一枚の大きな絵

空泳ぐ巨大な鯨 ボーッと低く鳴く声は

僕の胸の中を掻き乱し

その絵の前で呆然と立ち尽くした

唄子・2024-10-21
詩集
空飛ぶ鯨と魚の唄

たったひとつ信じたかった

愛なんて青臭さを夢見ていた

笑いあえたあの頃を

戻れないと知るほどに

愛おしく思う

唄子・2024-10-13
詩集
空飛ぶ鯨と魚の唄

その両手で全てを救おうとするには

あまりにか細くて

自分の無力さを嘆く君は

少し憐れで、とても愛おしい

時に理不尽で、時に嘘つきなこの世界で

誰かの幸せを願うのなら

このメッセージを君へ贈ろう

唄子・2024-10-06
詩集
空飛ぶ鯨と魚の唄

透き通った陽射し

夏の残り香

別れを惜しむようにまとわりついて

またね、と振り返りながら駆け抜ける

巡る季節 瞼の裏に映す憧憬

足音が聴こえる

唄子・2024-10-15
詩集
空飛ぶ鯨と魚の唄

やがて消えてしまうのなら

散りばめた欠片のひとつだけでも

この世界に残したい

私が生きた証

唄子・2024-10-08
詩集
空飛ぶ鯨と魚の唄

黄昏が風穴を通り抜ける

ありふれた幸福を羨んでは手放した

寂しさ愛した私には

愛のうたなんて唄えないけれど

哀しみ唄うことなら出来るから

流した涙が星となり

あなたに寄り添う導となりますように

唄子・2024-09-30
詩集
空飛ぶ鯨と魚の唄

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