#弱虫

告白して話せなくなるのが怖い

意識的に避けられるのも怖い

目が合わなくなるのも怖い

でも、何より怖いのは

いつかこの恋が終わったあと

キミを嫌いになること

だから想いを伝えられずにいる

私は臆病者だ

死にたいって簡単に言葉にして

いざ実践して見ようとしたら

手が震えるし
未練いっぱいあるし
何より一人でいなくなる勇気も出ない。

こんな弱虫なのに
どうして生きてるのかな。

寒い風が吹くように
ふとした時
偶然の出来事で
何も考えず居なくなれたら
なんて考えてしまう。


……助けての一言くらい
言えれば少しは楽に慣れてたのかな？

偲ばせたハートの

意味を読み解かないで

死にたいの言葉が

口だけのぼくは

何の強みもない弱虫

なかなか煮え切らない想い 違うな

想いはとっくに煮えたぎってる

想いを溢した時の火傷がコワいだけ

君に一度でも冷たくされたら

僕は君を追いかけられない

追いかけない

これが僕だよ

僕はね 恐いんだ

ずっと…

幸せでありながら

恐がっている

幸せなら 幸せなほど

未来がほしくなくなる

このまま 時が止まれば

永遠に君を失うことも

そんな恐怖からも解放されるのに

希望ばかりを謳って

花を浮かべて

全てが沈んでしまった水面を

見ないように

沈んだ花弁に気付かないように

傷付かないように

寂しさに涙零すなんて
弱くなったものだな


素敵な人はいっぱい居るけど
縁が無ければ居ないと同じ


ヨメさんが生きててくれたら
感じなくて済んだ孤独


あと何年？涙と共に
過ごしていかなくてはならないのかな


そして今日も涙を乾かすために
独りバイクを走らせる

好きで仕方なかったから

痛くて 怖くて 苦しくて

その笑顔を前に

逃げ出した

君を誘った帰り道。

「ちょっと相談したいんだけどいいかな？」

今日もこうやって、
言い訳をして逃げてゆくの

優しさは毒。優しさは刃物。

心を削って愛を持って

皆に接してるんだから

暖かい言葉なんかかけないでよ

優しさを私なんかに使わないでよ。

心の傷にすごくしみる

本当に分かる。

自分をえぐって私は成長してるから

大丈夫だから。優しすぎて泣いちゃう。

困らせちゃうでしょ。

すごく強く吹いた北風くらいが

私には丁度心地よいんだから。

‪‪”‬‬優しい‪‪”‬‬んじゃなくて、
ただ、人に嫌われたくないだけの‪
”‬‬弱虫‪”‬‬なんだけどな…。

私の総てを捨てて

誰もいない場所へ行きたい

嘘と曖昧を滲ませた僕の笑顔

それはまるで放浪者みたいに

行く宛もなく彷徨っていた。