#感情

貴方の事を考えると心臓がギュッとなって

今頃何しているのか気になるこの感情は、

｢恋｣と呼べるものですか？

花火と沈黙の間に流れた時間が愛おしくて

言えなかった言葉と夜空が2人を照らして

その感情は全部花火が攫ってったの＿＿。

スマホで音を消した音楽の響きは

昼間の星になって私の中で静かに

積み重なるそれは虚笑みたいでさ

君の心の鍵を拾った日、感情を忘れた君を

愛したのは失くしたものに気付いたから。

見上げる空に恋をしたのは

何時も僕の感情に寄り添ってくれて

空だけが僕の味方で居てくれたから

光の雫がパチリと弾けたあとに残る余韻

声に出来なかった感情は空白の言葉と、

揺れる想いは静かに落ちる夏の残響で

私の全ての喜怒哀楽を表に出して

我慢はせずありのままの私で

思いっきり怒っても泣いても良いの

制御せずそんな日もあってこそ私なんだ

思うのは自由であっても

言うのは自由ではないわ

気持ちを溜め込むことよりも

気持ちを吐き出すことの方が

きっとずっと困難なんだよな

飲み干してしまいたい気持ちがあれど

飲み込むにはあまりにも重すぎるよな

育てられずに種は土の中に埋まったまま

花になれなくても葉くらいにはなろうよ

感情を詰め込めば心が悲鳴を上げるから

悲鳴を上げた心は爆発して吐き出すなら

君は僕の本音を聞いてくれるのだろうか

私が知らない感情に出会うように

空もさまざまな感情を抱くものね

眠った自分は起きる自分を蹴飛ばしたい

歩く自分は経た自分を抱きしめたいんだ

誰かに見つけてもらえるように

程々かくれんぼにしておこうか