#涙色

あなたに
一生分の勇気を振り絞って
想いを伝えた時

私の視界は
涙色に染まっていった

それと同時に

私の心は
あなた色に染まっていたの

「どうして出会い恋をしたの」






私は運命だと思う

叶わない恋をしたあの日に

見た水溜まりは

悔しいくらい綺麗だった。

ああ

水溜まりじゃない、

目に溜まった涙だ。

桜の下で出会い

桜の下で別れた

僕の恋はいつだって涙色。

色褪せた世界に

頑張って流し込んだ煌めく思い出は


　　　　　　　　　　　　　　　｢涙色｣でした

私の心に色なんてなかった
それを色をつけてくれたのは
君だった。
毎日、毎日、
君色に
染められていく

人生で2度目に辛い恋だと言っても
過言ではないと思う

涙色にしか染まってくれない

自分を、相手を理解するのが苦しい

近づきたいのに、距離を置いてしまう
話したいのに、話しかけられない

そんなことを考えてると、
ほかの女子と楽しそうに話してるあの子が
目に映って、逃げ出したくなる

あの子に一度だけ『だいすきっ！』って
言われたことがある
でも、それは冗談だった

友達としての『好き』でいいから、
もう一度聴かせてください

もう、隣には…
貴方は 居ないのに…


私の心は、未だ…

“あなた色”に染まったまま。

“涙色”とも混じりあっていて…
何色なんだか… もう…

よく分からないなぁ。

笑って誤魔化す笑顔は
涙色に染まっていて＿＿

" 大好き "
他の誰かにまた
伝える日が 来るのかな

薄暗い朝に薄化粧をした

ひんやりと冷たい貴女に

涙色の花束を最後に贈ります。

大好き 他の誰かにまた
伝える日が来るのかな

淡い恋心が

涙色に染まるまでは

あと少しだけ

眼鏡を外して
誰の涙か問いかけてみる

涙明けに見えた未来にこんにちは