#私とあなたの物語

私とあなたの間には

性別なんて関係ないくらい

「ありがとう」

「好き」

「大好き」が溢れてるよね☘

何もかも
慣れてしまったら
おわり…


君が隣に
居てくれる事が当たり前になってた…

こんなにきみをすきになって

くるしいきもちになるなら

はやくきみにつたえてらくになりたい

くやしいぐらいきみがすきって

雨…

泣いてるの?…

私の代わりに…

わたしの

隣は

キミだけの

場所

　　君の瞳を見てずっと

　　　　　　話していたかった__。

あなたは誰を選ぶのかな

そんな事を考えるのは

　　　　　　もうやめてしまいたい__。

応援したい。

でも好きだから、

「はやく別れちゃえばいいのに」

って縁起でもないこと言っちゃう。

君と交わした沢山の会話。
あの時【別れよ】そう言ってくれてありがとう。
あの時は辛くて辛くて仕方がなかったけど
今はただ君にありがとうを伝えたい。

あなたとの出会いは、少しおかしかったけど
それでも私は、あなたが好き。
これから続く物語。
どのようになるのかな？

最後の１ページくらいは



私を惨めな人にしないでほしい



そっと



離れよう



お互いの幸せと笑顔のために。

あなたと私は全く違う
でもひとつだけ似ているところがある
それは……

あなたが好き
という気持ちが同じってとこ

私はあなたが大好きです！

さて…

どこからお話をすれば良いでしょうね

貴女がこうして普通に話せるようになるとは

正直思っていませんでしたよ

何せ…私のいる世界では

貴女と全うな話し合いができる状態ではないのですから

これはこれで興味深いですが…


そっちの私と関わりは？

まぁ…そうですね

仕事での関わりにはなるでしょうね

ご両親共々御健在ですか？

私はあの御二人に聞きたいことがありましたが

今ではもうどうでも良いことですし…


ふふっ…とても礼儀正しく躾られているのですね

此方の貴女はあまりにも素直で

純粋…

障害者ではありますが人間味溢れていて私は嫌いではありませんよ


しかし…成長するとそれなりに大人っぽくなるものなんですね

驚きましたよ

御母様にも似ているのでしょうが…

どちらかと言えば御父様に似ていらっしゃる

その目付きと佇まい…

ただ御父様よりも些かクールですね

そうですね失礼しました…

ではお話をしましょう

私とあなたの物語を……

あなたがどうして私に育てられ

私と共に居るのか


それを話すとなると少しばかり長くなりますが…

宜しいですか？

では…御父様との出会いからお話しましょう…



……………
……………………
…………………………………………


私は彼女に事の発端から終わりまで

私が覚えているであろう全てを語り

そして貴女を見つめる

別の次元での貴女

私と共に居る彼女ではなく

全くの別人にも見えるその佇まい


普通ならばこうも違うのかと衝撃を受けた

時の流れと共に環境の違いと運命の違い…

私の傍に居る彼女は

純白の翼を広げ優雅に泳ぐ事を禁じられた

憐れな雛鳥

その小さな手に掴めるだけのモノをかき集め

彼女は大事にすることしか知らない


私の手元に居る限り

籠の中の鳥とも知らずに…

ただ純粋に私だけを慕っている

そんな彼女だからこそ

私は私なりの愛情を注いでいたのですが…

今目の前に居る彼女は

ただ鋭い眼差しを伏せ

静かに聞いている

私のよく知る雛鳥とは違い

口数も少ない

そして名前すらきっと違うのだろう…


私は初めて……



この誘拐に意味を感じた気がした

永遠なんてないって分かってた

でも永遠だって信じてた

私とあなたの物語はいつ始まったのかな。