NOTE15 書くとココロが軽くなる はじめる

青海玻 瑠鯉・2021-01-18

あの水平線へ沈んでいく哀れな
一隻の船を見つめている

ここから見た海辺は大変寒々しく
私と彼の身体は冷えきっていた

「寒うないか」

コートの内へ強引に入れた彼は
頬の赤みを私へ移していく

ここで見た夕焼けは矢張寒々しく
私と彼で身体を温めていった

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『書くとココロが軽くなる』

私たちは、一人ひとりの持つ
言葉の力を信じています。

NOTE15 by ほその夫妻