小さな貝がら・2024-10-31
何故届くのだろう
あなたの声は
心の一番隅っこにある
私の部分に触れて来る
それは実に優しく淡く切なく
痛い程に
だから私はただ涙が出る
あなたといると幸せなのに
その幸せが時に怖くて
あなたを強く抱きしめる
空気みたいに
知らない間に消えていきそうで
風みたいに
掴めなくてただ私は不安で
痛い所に触れて欲しいのに
触れられたらもうダメになりそうで
この痛さ 魔法が掛かりなくならないかな
なくなったら
私はあなたを愛さなくなるのかな
そんな事考えるのもイヤだ
もう悲しみたくない
もうこのままの幸せ
続いて欲しい
あなたじゃなきゃ
私はダメだ
あなたの全てが
私に届いてないと
私は壊れちゃう
届いて 届いて
今すぐ届いて
ずっとこの心の隅っこにある
私の感情に触れていて
飲みなれない
ほろ苦いコービー飲んだ
なんか無理した
何故かあなたに合わせた
私が苦くて
しかめっ面してたからか
キョトンとあなたは
私を見てた
ニコッと笑って
頭撫でてくれて
なんか温かくなった
そのあなたの胸に
頭を寄せた
だけどもっと
温かさ欲しがった
あなたの優しいキスで
消えてく苦味は
そこに少し加えた
はちみつみたい
私の頬は
少し色づく葉と同じ色
あなたの優しさに
溶けてく音は
優しい秋も連れてきて
少し肌寒くて
余計に温かさを求めた
私の心の中身
私の涙のタンク
すぐあふれる
入る量が少ないのか
あなたへの思いが大きいのか
こんなに苦しいのなら
こんなに苦しいのなら
忘れた方が楽だと
必死に自分の記憶を
何かに置き換えようとしてた
置き換えようとしても
心の中にあなたがあふれる
どんなに忘れようとしても
心の中にあなたがあふれる
例え晴れてもあなたと笑えたらなとか
例え雨が降ってもこの雨の匂い
あなたと香れたなとか
雨上がりの虹をあなたと
見つけたいなとか
あふれる感情は
どこからやってくる
苦しい心は
何の薬が効くの?
あふれるのはあなたがいるからだとか
そんな訳の分からない理由つけて
あなたを責めても
事の解決にすらならないのに
どんなに離れてたって
どんなに老いぼれたって
あなたが心に居る
あなたがあふれるほど
私の心に居る
冷たい風が吹いた
この前まで半袖シャツ着てたのに
知らぬ間に空気は冷たかった
いつも見ている景色から
青い風が吹いていた
青い風は冷たくて
鼻をツンとさせた
くしゃみを一つした
仄かに香る金木犀も
少しずつ香りが薄くなる
オレンジ色の絨毯は
青い風に吹かれて
何処へ行く?
優しい香りよ
何処へ行く
私もこの青い風に吹かれて
あなたの元に辿り着いたら
あなたはそっと
抱きしめて
私を温めてくれますか?
私の心の中にある言葉
全部並べても並べても
まだ足りない足りない
あの日のあなたに感謝したいのに
あの日のあなたに伝えたいのに
ただ涙だけが溢れて 言葉にならない
あなたと話したい
あの時みたいに話したい
ただそれだけでいい
私はあなたがいるだけで
心があったかくなって
頑張ろうと思えるから
ただもう一度話したい
あなたと話したい
本音を話せないのは
認めてくれる気持ちが一切ないから
初めからダメだと決めつけている
まだスタートラインにさえ
立っていない状態でだ
やってみなきゃ分からない事もある
やってみて分かる事もある
やろうと思う気持ちを
大切にして欲しい
頑張れって言わなくても
心で伝わる人ならば
本音を話していただろう
あなたはいつも
鼻で笑う様な言い方だ
だから私もあなたに
本音を言えない
どうせお前なんて
才能もないくせに思ってるでしょうね
才能があるかどうかなんて
あなたが決める事じゃない
私は私
誓った気持ちは変えることはない
私の形
他の誰かとは違う
私だけの物
普通の一人の人間かもしれないけど
私だけの物
ボコボコで歪かもしれない
だけどね だけど
そんな私だから呟ける
言葉があるかもしれない
磨いても 磨いても
光らないかもしれない
ずっとくすんだままかもしれない
別に光らなくていい
私は私らしくいる
それが私の形
何も言わないけど
辛そうにしてる人
何も言わないけど
心泣きそうな人
沢山の人を癒せないけど
少しでも届くなら
少しでもホッとしてくれるなら
少しでも笑ってくれるなら
微力でも
私の心のままに
生きて行きたい
一人ぼっちに感じちゃう日々も
振り返る勇気を失っても
未来が見えなくても
今が息苦しくても
不安でも
信じていよう
きっと晴れる日があるって
不安だけど
信じてみよう
いつか虹が見えると
色々悩んでたあの日
自分の責任にしてたあの日
辛かったあの日
一つの歌に癒された
そっか 私 少しずつ
母になればいいのか
そっか 私 少しずつ
この子と歩めばいいのかと
そんな歌を歌える偉大さも
そんな歌を歌える上手さも
私には何処にもないけど
だけど同じ思いの人は
きっといる
そんな人と共感出来る瞬間
少しだけ 少しだけ
支えになりたい
私 誰かの支えになりたい
ミジンコみたいに未熟だけど
誰かの支えになりたい
自転車の後ろに乗せた君は
乗せた瞬間空と近くなるからか
いつも手を伸ばした
綺麗な青空の爽やかな朝を迎えると
いつも心に浮かぶのは
無邪気な君の笑顔だった
雲と樹
風という翼をつけて
飛んでいきそうだよ
いつも通る踏切道
おばあちゃんと散歩した道
君はずっと電車も見てたね
どれたけ君が大人になっても
私の心に浮かぶのは
無邪気な君の笑顔だった
私は過去の
栄光にだけ縋っていない
現在努力もしているし
未来の夢(こと)も話してる
何処で私を知るのか知らないが
勝手な判断はしないで
どれだけ大変な思いをし
頑張って来て培ってきて
私という木があるんだ
努力という名の飼料も与え
努力という名の陽も与え
努力という名の水も与え
この木に
自分らしい花を咲かせる為
私は歩んでいる
何も見ていない
私の一部分しか見ていない
私の事 何も知らない
あなたにとやかく言われる
筋合いなんて何一つない
今だけ笑顔で対応する
人を糠喜びさせるような言葉で
あれから何日経つだろう
あなたは現れもしない
うそだ 悲しいけど うそだ
そこまでして笑顔振りまいて
何を手に入れたいの?
人は嫌いだ
人は温かいと思ってた
その温かさに浸かってた
でも知らぬ間に冷たくなってた
裏切りという行為で
私は傷ついた
簡単にうそをつき
簡単に裏切る
私は人が嫌いだ
今夜も泣いた
一人泣いた
辛い気持ち
聞いてくれる人もいないから
一人泣いた
死にたいけど
怖くて死ねなくて
辛いけど
生きる事を選んでしまった
人は嫌いだ
簡単にうそをつき
簡単に裏切るから
頑張っているとかいないとか
どこで判断されるの?
頑張って成果が出た時?
頑張っても
成果が出ない時はどうなの?
どれだけ結果が欲しくても
どれだけ一生懸命頑張っても
結局が出ない事もある
でもそれは決して諦めではない
努力していないのではない
努力には影も形もなく
他人から見て
頑張ってるだとか
頑張っていないとか
勝手に評価されるのはおかしい
自分だけが分かっている物で
勝手に評価しないで欲しい
成果も結果も出ていなくても
私は頑張っている
影も形もないけれど
誰か一人にでも
理解して貰えて
届くといいな
私の思い
貴方は何も悪くないのに
寂しい心は
どうしたらいいか分からなくて
心の中で貴方を責めてる
文字にしたり 口にしたりしたら
汚い言葉を発してしまいそうな程
喧嘩になりたくないから
自分の感情 心の奥底に
ぎゅうぎゅうとしまい込むように
押しつけた
自分一人我慢すりゃいいんだ
寂しいって思ってるのは私だけ
きっと 思いも独りよがり
いつもなんか空回り
くるくる くるくる 空回り
目を回して
もう消えればいいんだ
自分なんて
そう思う事にした
キット キット
届かない思い
ズット ズット
私は一人
勝手かもしれない
私の勝手かもしれない
だけど私の心は
あの日のままなの
どれだけ時が経とうが
どれだけの人と出逢おうが
私の中で貴方を越す人はいない
あの日貴方から見たら
私は単なる子供だったでしょ?
今もきっとそうでしょう?
だけど私はあの日から
貴方は一人の男性で
今も一人の男性で
ずっと憧れていて
ずっと好きな人
ずっと愛している人
想いは届かなくても
想いは叶わなくても
貴方を愛している
ただ 会いたい
ただ もう一度だけ
貴方と話したい
あの日みたいに
あの日に帰れたら
あの日のまま
時が動かなければ
私はどんなに幸せか
あの日のままの気持ちでいます
例え貴方が振り向いてくれなくても