書くとココロが軽くなる
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名前⏩️灰野 ラスタ

年齢⏩️44歳

性別⏩️男

出身地⏩️鹿児島  


※髭をはやしたロン毛(ボサボサ)の腹が出てきた中年のオッサンです。

文芸家として稼げるようになって幸せな家庭を持つことが夢であり目標です(*/□\*)

今は施設に入ってます。ドラッグで逮捕され依存症を治療中だからです。

統合失調症の病気を持っています。

ヨロシクお願い致します❗️

灰野 ラスタ

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【ブランコの鳴音】

夕暮れ間近にみる子供たちの姿は
幻の笛に追われた羊のようで
切ない足音を奏で
山へと帰る太陽だった

たゆまない世界の波が押しかけ
溺れることも出来ない哀しみは
いつか海底の涙に変わり
星が彼らを照らすだろう

灰野 ラスタ・2025-04-28

【復讐】

ある人物を殺すのに、ペンを走らせイメージのなかで行う最も軽い罪。行った後は本能が作動して性欲が増す奇妙な快楽。

灰野 ラスタ・2025-04-25
アフォリズム

【閉じられた恋】

抱き合うことが全てだった時代に、虚ろな目をした君は窓の外を眺めていた。僕は君の影を失いそうで、肌を引き寄せ雫を浸した。君の声が部屋に響き、僕は安心してカーテンを閉める。

灰野 ラスタ・2025-04-23
慕情史

【にらむ雨】

笑いを失った時刻につける仮面は
ピエロの形をしていた
頬に伝う刺青の涙が
怒りの象徴だとは誰も知らない

愛するが故の雷鳴は
虚しく肌を切り裂き
届かぬ想いが恐怖を燃やし
去り行く人の多いことかな

灰野 ラスタ・2025-04-21

【しびれる】

東洋における伝統の作法で座るときに起こる現象。良い音楽を聞いたときに用いる音声記号。

灰野 ラスタ・2025-04-18
アフォリズム

【寂しかった女】

まっすぐな貴方の視線を奪いたくて、瞳の奥をのぞいた私の夢。魔法にかかった貴方は私をみて、優しく微笑んでくれた。少しだけ罪を背負った私は、貴方と歩みを共にする。

灰野 ラスタ・2025-04-16
慕情史

【草原の鳴く孤独】

にじんだ涙が空に浮かぶ
光がさして肌を照らす
時が止まり心が踊る
忘れた喜びの匂いがする

立ち止まった交差点に
クラクションが襲いかかる
次々と立ち去る人々は
顔のない仮面をつけたピエロだった

灰野 ラスタ・2025-04-14

【思い通り】

神を知らぬ者の成功への道。気を良くすることもあるが、後で落ち目にあう一種の娯楽。

灰野 ラスタ・2025-04-11
アフォリズム

【青空のベッド】

雪の肌にふれる時、静かな空気が僕を包んだ。微かな吐息が耳に届き、君の心を手に入れた瞬間。僕の不安は雲に覆われ、君の空が青く匂った午前の出来事。

灰野 ラスタ・2025-04-09
慕情史

【断光の港】

魂の雪に紅さす泣き声は
闇の世界にいざなう風の音に
怯え背を丸める獣のようで
視線を外し消えゆく景色

愛の叫びが届かぬ海岸で
白い息を空に送り
途方に暮れる船の姿が
子供のように青い空を眺めてる

灰野 ラスタ・2025-04-07

【天気】

人類によっては改善の余地がみられない、英知の鏡。神への妄想をかき立てる、古代からの畏敬の対象。

灰野 ラスタ・2025-04-04
アフォリズム

【求めた体の味】

壊れた心が織り成す君の涙が、僕の胸に刺さるとき愛の呼び名を哀しみとした。君がしがみついてくる夜の鳴き声は、途方に暮れた僕の孤独を照らす。明け方の三時に交わした口づけは、濃く甘い雨のメロディに似ていた。

灰野 ラスタ・2025-04-02
慕情史

【足音の死】

夕闇に照らされた背中に月が手をふれ
疲弊した顔が笑顔を失い
町が迎える合唱は醜く
足が遠のく帰路の色彩

空が吼える重さに怯えながら
翼を失った鳥が休む木陰で
目を光らせる獣の臭いは
生を溶解する血の暴力

灰野 ラスタ・2025-03-31

【恐怖】

愚か者が法律を破らない動機。無ければ、愛という宝石が生まれる雑草。

灰野 ラスタ・2025-03-28
アフォリズム

【ズルい男】

寂しさ故に求めた体を君は綺麗に差し出すから、僕の罪は洗い流され独りよがりの喜びに満ちた。二人で料理を囲むときに感じた幸福は、君の哀しみと許しの味がした。僕と君は深い溝に囲まれて、冷たい関係を育む仮面をつけて過ごす鳥。

灰野 ラスタ・2025-03-26
慕情史