・2022-08-09
心中
雨上がり流星群
純愛では満たされなくなって
そのうち狂愛へと変わり
いずれ心中へと移ろうでしょう
今だけは宙に飛んで行け
いつか二人が結ばれたその時に
涙と共に消えて逝きましょう。
この窮屈な世界に嫌気がさしたから
繋いだ手の温もりだけを感じて
君と共に飛び降りたいなんて
君は笑うだろうか。
がちしにたい
だれか兵庫の方一緒に死にませんか
できれば女の子がいいな。出会い厨とかだったらやだし
お説教いらない 私は私としての最後がいい
♀ 15
だれか
お願いダーリン
私をあの世へ連れてって
あの日心中していれば
何か変わったのかって
くだらない回想と後悔
「一緒に死のう」
そう言えたとしても
きっとそれは叶わない
恋に落ちたあなたと
一緒に故意に落ちたい
最初は少しで良くって
でも薬の量が少しづつ増えてく
最初は見てるだけで良かった
でもどんどん望むものが増えて
とうとう君と死にたくなった
貴女が苦しさを我慢をするのなら
この世界から一緒に逃げちゃおっか
紫陽花が咲くあの場所には
蝶が羽ばたいていた
紫陽花に毒があることも知らず
蜜を吸い続ける2羽の蝶
醜く見え
儚かった
2羽の蝶が僕の足元を舞った
君の身体に
君の顔に
君の全てに
惹かれ愛した
「愛してる」なんて言ってくれない
君を満たし続けては
自分は満たされず
"これが幸せか"
そう呟きながらも
嫉妬狂い
彼奴が憎いと想い
君を依存させようとしたよ
でも無理だった
僕はそれほど賢くなかったんだ
1番になりたい
依存させたい
僕の物になれ
そう夜に呟いては
叶わず
手に届かないまま
君の1番は誰ですか?
君の大切な人は誰ですか?
僕だったら堂々と"君"と言えます
君の事を愛しています
絶対離れないように手を繋いでさ
このまま一緒に進んでくれませんか
君と二人きりで
海にでも行きたいな
そんでもって波にさらわれて
深い海の中 君と心中したい
天使の涙は歪んでいた
天使と僕の8月
「ねぇ、君は、神を信じる?」
「私ね、もうすぐ消えるの」
天使は微笑んだ。
ああ、彼女も僕と同じだ。
じゃあさ、僕と心中でもする?
8月の終わりに。
「どうして8月なの?」
その時になればわかるよ
で、するの?しないの?
「…君は死ぬのが怖くないの?」
怖くないと言えば、嘘になるけど
生き続けるのはもっと怖い
「そっか、じゃあ、
また8月の終わりに来るよ」
おう
「久しぶり」
久しぶり、逝こうか
僕らは手を繋いで、
せーので飛んだ。
8月の終わりだけはね、
世界と僕らの時間にズレが生じるんだ
堕ちる天使の涙は歪んでいた
きっと「歪み」は僕らじゃないのに