氷花・1日前
恋
ポエム
吾輩は恋をしたようであります
あのこに会うと
飛び跳ねたくなるのです
あのこを想うと
そう…まるで濃厚な…
ん~、ビーフのような
あっさりとした中にジューシーさのある
ポークのような
柔らかく そして ふんわりとした
優しいチキンのような
幸せな気持ちが渦巻くのです
想いを伝えれば終わる恋に訪れた夜
月が出てなくてホッとした私は
いつまで経っても意気地無しの臆病者ね
再び君と逢えるなら
何時だって何処だって
夜空に瞬く星へだって
逢いに行くのに
誰とかは分からないけど
きっと貴方は将来、
指に指輪をつけてるんだろうな
大切な思い出は色褪せない
想いによって着色が変わるだけ
楓の花言葉のように
恋は盲目愛は色眼鏡
理性なんていらない偏見上等
私の世界は貴方で出来ているんだもの
僕は君がすき
最初はただ同じ空間にいられることが
嬉しくて
君のくるくる変わる表情が可愛くて
近づいていく距離が 好きを大きくさせる
君に会える毎日が嬉しくて 楽しくて
でも 重なっていく月日は
好きに重さをのせた
好きなのに 苦しい 好きだから 苦しい
好きなのに 僕の好きと君の好きは違う
君の傍 嬉しくて仕方ないはずなのに
好きになればなるほど
その重さに押し潰されそうになる
気長に想うのも恋の醍醐味
迷いの霧もいつかは晴れに
何気ない会話の中に差し込んだ笑顔
その笑顔を少しでも長く見ていたくて
貴方を感じていられたらそれで良い
逢えない日々も私と同じことを想っていて
淋しさを埋めてくれるのは貴方なんだ
あなたと会うたびに感覚なんて
気にしてなかった心臓がまた
動き出した気がするの
見返り求めて与える愛に
幸せの花は咲かないよ
分かっているはずなのに
哀しい程に求めてしまう
・・・君の愛・・・
君のこころの晴れ間が広がるように
僕は君の笑みを絶やさない自信があるんだ
私の肩を
ただぐっと引き寄せて
甘い匂いの愛を添えて
そんなふうに
自然と笑顔になる二人を
ただずっと眺めていたいのよ
きっといつか愛を咲かせますように
枯れ落ちた恋の序章に愛を込めるのです