#恋だったのかもしれない

瞬間、夜空がカラフルに爆発した

抱き寄せられ
「＿＿＿＿＿、」

わたしは聴こえなかった振りをして
静かに背中へ手を回した

「イルミネーションは嫌いなのに
夜空は好きなんだね」

手にしていた缶コーヒーが冷めてきた

たぶん、
貴方はわたしを見ていない

でも、
わたしも貴方を見てる振りで

今の幸せにしがみついているの

貴方に構って欲しいから

一回嫌われてみようと思う。

貴方が後ろを向いた。




「シャッターチャンス」




わたしは小さく呟いて ﾊｰﾄ
記憶に貴方を切り取った。






貴方が振り向こうとするのを感じて

傍に駆け寄るまで、あと7歩





横に立ったら
想いを語って
貴方を困らせようか＿＿＿＿

わたしてきには
きみをすきになったのは
ついさいきんのことだとおもってる。
でも、もしかしたらあのひあのときあのばしょで
であったしゅんかんから
わたしはこいにおちていたのかも
しれない。

突然手渡された手紙
差出人は不明


初めての出来事に戸惑い
会ったことも
見たこともない相手に
想いを馳せた


始まった文通は
永くは続かなかった
最後の言葉は
もう思い出せない

ただ
涙を流してたたずんでいた
自分がこだまする

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