はじめる

#ごみ

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全33作品・







【咲かぬなら。】





「セイラちゃんかわいー!」




「私めっちゃ推してる!」










聞き慣れたその言葉。



なんの深みも感じない。






ただただ薄っぺらい一言。









「せーいら!」





「要くん。」






彼の名前は


木下要(きのした かなめ)。






高校入ってからずっと一緒で


周りから付き合ってるんじゃないかって




噂されるレベルで仲がいい。










「星良は今日も仕事かー?」






「そうなんだよー、


校内のミスコンがテレビで

取り上げられてから、



急に仕事増えちゃって。」










普通に女子高生ぶちかましながら


女子学生が見るような雑誌の




モデルだって務めてる。









プロに比べたら


ファンだって少ないし



もちろん人気も全然ない。









でも私って才能あるし


なんたって可愛いし。







そんな自己評価高めの


ポジティブ思考で




例えネットに悪口書かれても


平気でいれちゃうくらい。











「俺もはよ夢叶えてえなーっ!」





「なんだっけ、カメラマン?」





「ちゃんと覚えてよ笑」





「ごめんごめん」











「言っとくけど、


俺絶対なるからね、マジで。」








「うんうん、頑張ってね。」









ホームルーム前のチャイムが響いて



そのまま私たちは席に着いた。







昨日のカメラマンの悪口とか


スタッフさんの態度とか




嫌なことばっか考えてたら



ホームルームの時間も終わった。










「星良こんまま仕事?」





「そーそー、じゃあね要くん。」





「おう!」








仕事が一気に増えてから


要くんとは一度も一緒に帰れてない。










「はーい、なんかポーズつけてよ。」




「ちがうちがう。」




「は?分かってる?」




「セイラちゃんやる気ある?」







うるっさいな。




どう違うのか


何が悪いのか


せめて言ってよ。






やる気あるし、


違うのも分かったから。







「モデルで食ってくなら


セイラちゃんにしかないもの、



出さなきゃすぐ仕事なくなるよ?」








「分かってます。」







大人は根拠の無いダメ出しばっかして


個性だの君にしかないものだの、







そんなもの


あるわけない。











周りで私を囲む大人の目線が


心を抉って、



刺して殺して引き裂いて。







これでもかってくらい、


ギタギタに踏みつけてくる。










痛いなあ。









ファンの子が生き甲斐とか



ファンの子がいるからとか






他人の評価で続けてるわけじゃない。








ただただ輝きたいし、


綺麗になりたい。







評価なんか悪くたって


私は私の中で





とびっきり可愛く居れてる。










薄い言葉も



ダメ出しも嘘も文句も






全部全部分かってる。














「星良元気ねえな?」






「何言ってんの、大ありだよ。」






「嘘つくなよ、」









「要くんって、


いちいちうるさい。」










分かんなくなった。



なにをしたいのとか、




結局何になりたいのとか。







なんかまた痛くなって。





走って逃げた。











「せーいら、飴いる?」





「いらないってば。」














「星良ー。




仕事頑張ってな。」











「うん。」














ある日から、


ネットの私への書き込みが





妙に心に刺さるようになって。










「セイラきもい。」





「セイラブサイク。」





「性格悪そう‪w」









無責任で



世間知らずで



他人の努力なんか



どうでも良くて




ただただ気に入らないとか




ましてや嫉妬とか





そんなくだらない思いを抱く


性格ブス達に付けられた傷は







いつまで経っても治らないし、


増えて増えて、痛いだけだし。












その日は夜遅くに仕事が終わって、



喜怒哀楽がごちゃごちゃになったまま






ただ無心で歩いてた。











そしたらなんかいるんだもん。



おっきい体でさ。





なんか知らないけど


はあはあ息上がっちゃってて。











「なにしてんの、要くん、」







「星良を、慰めようとしてる。」








真っ直ぐな眼差しで


真っ直ぐな言葉で





心に優しく


絆創膏を貼ってくれるような。






そんな気がした。










ずっと泣いた。



声を上げて。








メイクとか、


全部ぐちゃぐちゃになって。








「要くんたすけてよ」



って、





力いっぱい




叫んだと思う。










「星良すっごい可愛いよ。」





「なに急に。」




腫れた目を見られたくなくて


下を向いて話した。








「星良かわいいよ。」





「うるさいよ、どうしたの要くん。」






「俺の中で星良はさ、



すっごい可愛くて頑張ってて




なんかもうとにかく輝いてるよ。」












「そんなこと、


言う人だったっけ。」












「ううん、言わない人。」










月のくせになんだか眩しくて




月光に照らされる要くんが






なんかすっごい、



カッコよかった。









「太陽ってさ、


なんか歌とかにも使われるし、




眩しくて、俺たちを照らしてさ





なんかめっちゃ良いじゃん。」













「うん。」







急に変な話をし始めたけど



私はなんかそれが


聞きたくなって。






相槌ばかりうって、



真剣に聞いてた。










「でも俺は、


月の方が好きだなあ。







そりゃ、太陽って


めっちゃ眩しいし


でっけえし熱くてギラギラだし




でもさ、



月って、あんな暗い中、



キラキラしてさ、




夜じゃ1番輝いて見えるし





暗く沈んでる街をさ


月が照らすじゃん。








なんかカッコよくね?










だからさ、


星良は俺にとって月みたいなもん。








辛い時とか、沈んでる時



めちゃめちゃ輝いて見えんの。」











要くんのくせに、



いいこと言いやがるから。






また涙が溢れて。










「でも月って、


太陽の光で輝いてるんだよ。」






枯れた声で話した。








「じゃあ俺、


星良の太陽になるよ。





俺が照らすから



星良は輝いててよ。」












「なにそれ笑




日中は要くんの方が輝くじゃん。」









「あはは笑



俺にも輝かせてよ笑」








「しょうがないなあ。」













傷つけて



強く当たったのに







私が月だってさ。







要くんのくせに、


やるじゃん。














あれから3000回くらい


月光を浴びて




今はもう、



前とは違うんだから。











「セイラちゃんめっちゃ可愛い!」




「旦那さんがカメラマンって


すごい魅力的だよね。」






「もー大好き!」









薄い言葉は





深く暖かい愛に変わって。










国民的努力派モデルと





それを照らすカメラマン。










光り輝く月と





それを照らす太陽。













なんだ



私、めっちゃ可愛いじゃん。

瀬在・2021-08-20
咲かぬなら。
小説
自作小説
モデル
太陽
短編小説
高校生
疲れた
手が
あーあーあーあー
瀬在(小説)
すぐ消すかも
これはとても自信が無い
ほんとに
特に
下書きなし
瞬間的に思いついて
打ち込んだ系の
くっそ浅い
ごみ
感想ください
とか言ってみるけど
無理にはいいです
なんか変だし
無理やりだし
いや大丈夫そ
タグの量えぐい
ここらへんで
やめとく
さよなら
誤字あったら報告お願いします

『死にたい』…か
本当は死ぬ気なんてないんだよね
死にたくても死ねない
怖くて


よくナイフをお腹にあててたんだ。
これで死ねるのかなって思う瞬間
高いところから飛び降りようとする瞬間
死のうとする瞬間
沢山の思い出が溢れ出すんだ
このまま死んだら
何もかも忘れちゃうのかなって
幸せだったことも
苦しかったことも
辛かったことも

『死にたいって思ったことも』

私なんて本当は死んでいい
誰にも必要とされないで
生きてきたから
私なんてどうせ

『エゴの塊なんだから』

こんなに悲しんでも
こんなに涙を流しても
誰も気づいてなんかくれやしない

でも死んで記憶も何もかも忘れてしまうのなら
私は何があっても生きていたい。

どんなに苦しくても
どんなに悲しくても
どんなに辛くても

『どんなに死にたいと思っても』

自分を傷つけても

『生きていたい』

どうせ裏切られるような友情も
どうせ裏切られるような愛情も

全部すべてを抱いて生きていたい

生きていたいと思いたい
こんなゴミのような世界でも…

徠羅ー神無月ー催涙雨・2017-10-24
病み
自傷
自傷行為
自傷癖
リスカ
リストカット
自殺未遂
自殺
自殺願望
自殺行為
悲しい
病気
ごみ
生きる
死にたい
死ぬ
エゴ
裏切る
裏切られる
友情
愛情
記憶

友達とはぐれてしまった僕

僕は此処からどこにいけばいい?

右?左?でも足が痛くて動けない

ねぇ僕ってほんとにはぐれたの?

周りに誰もいない

あるのはゴミだけ

あれ、なんだろトラックの音。

あー。そっか…捨てられたんだね、

少し苦笑いして目を閉じた

秘密さん・2019-06-23
独り言
ポエム
ごみ
物語
捨てられた
友達
さよなら

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に33作品あります

アプリでもっとみる

最低なクズだなんて思ってもみなかった

大切にしてたよ、ちゃんと

それなりに気使って

傷つかないように配慮してたのに。

平気でそうゆう事するんだね

なんも気づかないんだね

ごめんね、重くて

ほんとはこうやって毎回毎回思ってんの

そりゃ分かんないよね、君に言わないし

言ったら嫌われるんだろな

まぁ、自分でもわかってんだよ

あの子の方がかわいいし

大切にすべきなのはあの子なのかもねって

知ってんだよ気づいてんだよ

でも君から言ったじゃん

好きって

大切にされないごみなんだったら

さっさと私の事捨ててよ

雨龍・2020-12-03
付き合ってるのに片思い
片思い
両思い
君に大切にされたかった
愛されたかった
彼氏
ごみ
好き
独り言
辛い
泣きたい
疲れた
最低
苦しい

屁理屈女
暴力女
魔王
悪魔
ごみ
生ごみ

だってさ。

私人に触れたくないから
暴力もふらない。

魔王と悪魔に関しては
ほんとにね、もう、は??
って感じ。

ごみと生ごみはもう言われ慣れたよ。

名前が〇ごみ
だからね。



私 人間なんだけどなぁ…。

𝙽.𝚗・2020-06-08
屁理屈女
暴力女
魔王
悪魔
ごみ
生ごみ
あだ名

心の底からいいこであれたら良かったのに、

ばぶのすけ・2022-03-14
内面
ごみ
いいこなんかじゃない
仮面
ごめんなさい

矛盾多すぎて話になんないから
とりあえず視界から消えてもらって^^;

む の・2019-11-28
ごみ

くず過ぎてごみ過ぎて辛い

み る く て ぃ ー . 低浮上・2018-07-01
クズ
ごみ
ネガティブ
こゝろの叫び

空瓶かき集めて眺めるだけじゃもう満足できないあ

む の・2020-06-26
ごみ

他に33作品あります

アプリでもっとみる

その他のポエム

独り言
942556件

好きな人
294381件

バレンタイン
12681件

チョコの渡し方
2460件

429330件

ポエム
503274件

ほっと一息
2396件

自己紹介
82845件

辛い
165434件

トーク募集
72049件

死にたい
86481件

恋愛
182163件

片想い
215572件

好き
191509件

失恋
100354件

先生
104446件

彼氏
77310件

片思い
174578件

バレンタインデー
2565件

大好き
91795件

歌詞
118231件

すべてのタグ