#死にたい

都合のいい関係に

堕ちてしまうくらいなら

幸せでいられたあの頃のまま

伸ばしかけた手を

押さえつけてしまえれば

よかったのに

優しい切なさは強がりで

別れと前向きが同居して

笑顔で涙が乾くのを待ったのは、

笑顔が君への贈り物だったから。

哀しみが滲んだ白夜月

投げかけた愛の比喩は

透明な心を擦り抜ける

無理やり引き伸ばした皺

完璧な元通りなんて望んでない

ただ誰かに拭き取って欲しかった

純真な心を知った今夏

愛の詩華に慰められて

人間のフリした化け物みたいって

毎日真剣に思ってるよ

高校3年

頑張れないことが辛くて

どうにかなりそう

🆘

触れた指先が熱を帯びて

愛されたいと願う初恋の夏

友達といても上手く笑えない
顔がすごい引きつってて、
笑おうとするのもしんどい

青ざめた頬に失意の涙

儚き恋は風前の灯火

刹那の恐怖が魂に刻まれ

薄れる意識の先に

還るべき本当の故郷に逢着する

白妙に綴る本音は愛の花

届かぬ想いが心を濡らす

儚い光の中に垣間見る青春

刹那の輝きは跡形もなく消えてゆく

空に残された光を浴びて

虚しさに暮れる夏の夕

この身は陽の目を知らないから

外の世界へ切り開くこともないの