#不透明存在証明

たとえ会えなくなっても

僕がこの世から居なくなっても


僕が生きていたこと

僕という人間が存在したこと

君を大切に思っていたこと

君を愛していたこと


『全部忘れないで欲しいんだ』

掻き消せない想い

塞ぎ込むその前に

そっと上書きをした

人の為だといって足を引っ張る自分も

誰かの為だといって他人を利用する奴も

あぁ、馬鹿馬鹿しい

僕含めお前らなんか大嫌いだ

積み上げた神の屍の上で

誰に祈ればいいのだろう

正義がなんだと考える程

生の無価値さに囚われる

所詮人生はそんなものだ

『何処に行けば僕の存在が
認識されるのかしら』

みんな僕が見えないみたい

黄金郷を探して
今日も彷徨う

ここだよ
ここにいるよ
気がついて欲しくて

見るな
見ないでくれよ
構わないで欲しくて

矛盾した感情に
自分勝手に振り回されて
その苛々を押し付ける
あなたへ自己満足

哀れんでよ　憐れんでよ
バカな奴だなって
笑っておくれよ

抱きしめながら…ネェ

承認欲求と存在証明

わたしが際立つ場所は

あなたが隣に居てくれるから

＃不透明存在証明

解釈・使用自由
たまに贈り物するかも

不完全な形で遺る

いつかの"コウフク"

どこに行っても邪魔者で
たくさんの人に迷惑をかけて

こんな自分が嫌で嫌でたまらなくて
生きることをあきらめてたとき

君という光が現れたんだ

見えるはずなのに見えない

届きそうなのに届かない

存在するはずなのに存在しない

踏み尽くされた足跡を辿るだけだから

自分の影すら気付けないのでしょう