#愛

私の知らない貴方が

1番幸せそうだった

君の好きと僕の好き

だれにも言えないね

君に触れるのも

君を愛すのも

君を幸せにするのも

僕だけでいい

愛していたから許したかった

愛していたから許せなかった

愛だけなら愛しいままだった

ずっと貴方に恋してる

それがきっと理想の愛

ふいに泣き出す五月雨に
心の温度を奪われ

頬を伝うこの雫だけが
無情にも温かく

凍った心を
中途半端に溶かすから

私はまた
淡い情に流されてゆく


『五月雨バラード』

君に言葉で伝えるのは恥ずかしいから

カスミソウの花言葉に準えて捧げるよ

｢君色に染まりたい｣と＿＿＿＿。

愛とか恋とか好きとか嫌いとか

ひとつしかないこの小さな心で

どうやって許容すればいいのさ

どんだけ頑張ったって

空には届かず落ちる

紙ヒコーキのように

僕の想いは君には届かず

ただ君に堕ちてゆく

愛し愛されあの人との旅。
別れは雪の降るあの島で、消える音の中大きな声で俺は泣く。
泣いた所で何もできない、宝箱の中の憶出。
俺の原点とも言える場所。

暮れなずむ空に光る　一番星に
貴方を重ね　一番好きと溢す

紅く染まる　半透明な月に
貴方の唇を重ね　愛してるが零れる

会えない時間も　こんなに幸せで
いいのでしょうか？

って想いを　貴方に届けたい

やっぱり会いたい　今すぐに



『黄昏ロマンチック』

貴方に早く会いたいのに

可愛くないままの私で会いたくない。

そうやって当日も

そわそわ過ごしてるんだよ。

蒼く深い海の底に僕の心が沈んでも

愛の光り注がれれば息ができるのに

微かな灯火に恋を放っても

燃え上がることなく消えるだけ

ユラユラと弱く揺らめく恋が

消えないようにそっと目を瞑る

海に沈めば呼吸ができると思った。
海に嫌われたこの身でも、もしかしたらなんて。
仮に沈んでも、きっと彼らが引き上げてくれる。
だから俺は何回でも沈む。
眠るように呼吸をして、この深い深海であの人に会いに行くのだ。