#栞

思い出の一ページに

紅葉の栞を、

くだらないことで笑って 何気ない会話で泣いて
ひとつひとつの出来事に栞を挟んで

夢じゃないなら
どうか覚めないでください

僕らの人生が

『1冊の本だ』と例えられるなら

栞を挟んで

1度閉じてみたっていいだろう

人 生 と い う 長 い 物 語 に ､

私 は 何 度 も 栞 を 挟 ん で

夢 で も 現 実 で も な い 世 界 で

物 語 を 止 め ､

少 し の 間 休 む で し ょ う ｡

秋になって…
ただ、君のことを一番に、
考えた……
君は、秋になって、
何を考えているのかな…．
ただ、冷たい風と、
私が君の答えを待っていて．

君といるこの今に魔法をかけて

どれだけ季節が過ぎたって

流した涙で栞を作ろう

君との時間が色褪せぬように

さっきから羅列した
文字の中…
潜って浮かんで
そんな時間さえ
君が齧ってく

君を栞に本を閉じた

"いつか"

忘れゆく記憶のために


栞を添えて


未来に連れていく

普通とか当たり前って
なんだろう？
いま手にある物差しでは
全然上手く測れなくって

迷子でもいい、迷子でも進め！

人生に栞を挟んで

好きなときに休めたらいいのに

ヒュルリラと花弁が舞い降りた夏の栞

　　　　　　　君といると

　　　　　気持ちが【倍】になる

　　この気持ちを感じていたくて

僕の1ページにそっと栞を挟んだ。

花布でいいの
飾りでいいから傍にいて
昔々から定められていた場所で
ずっとずっと寄り添っていて

スピンでもいい
あなたの手で、あなたの足跡を
私で刻んでほしい

見返しになりたい
表紙と本体を繋いで、支えたい
外からは見えなくても
きっとあなたに見合う色だから

「今ならまだやり直せるよ」が風にまう