#織葵の想い出

大丈夫だって笑って

強がっていないと

今にもこの身体が

崩れ落ちてしまいそうで

怖かったの

涙で滲んでしまったSOS

誰も読めやしないのでしょう

それは偶然でそして運命で

知らないほうが良いと知ってたのに

触れてしまったの君の温もりに

その笑顔でその仕草で

僕が壊れてしまうから


40mp からくりピエロ 初音ミク

『 やらなきゃいけない事 』に囚われ

時が進む度、焦燥感に駆られ

『 結局あまり進められなかった 』

という罪悪感に苛まれる


『 あと何度同じことを繰り返せば

貴方は学ぶんですか、そろそろ

分かっているのでしょう？ 』


そう誰かが私の耳元で囁くの

貴方と一緒に遊んで

他愛もない話で笑い合う

そんな小さな幸せが嬉しかったの

明日が嫌で

明日という日が

来てほしくなくて

わざと夜更かししているの

寝てしまったら起きた時には

もう次の日だから

遅くまで起きて先延ばしにしているだけ

生きていれば迎えてしまう

明日という日から目を背けて

逃げているだけなの

大半の人はきっと表しか見ていない

中身まで見てくれる人なんて

そういないから

表面だけ取り繕っていれば

気づかれないのよ

簡単に騙せてしまうの

貴方は私に

『 誰かを好きになる 』

ということを教えてくれたの

光に照らされて後方に映し出された

自分の投影が進む度に重くなって

私の足を掴むから

もう、一歩を踏み出すことさえ

億劫になってしまったの

優しい夜に咲いたのは

孤独という花＿＿

私を抱きしめてくれた貴方も

泣いていたの＿＿

致死量の愛で

私を殺して＿＿

全て投げ出して

私の手を取って

共に狂ったダンスを

踊ろうか＿＿

許してもいないのに勝手に

私の世界に踏み込んで来ないで

誰と何処で何して遊んで何時に帰る

それぐらいなら許せるけれど

それ以上は干渉されたくないの

最近は、その友達何処に住んでるの？とか

何が好きな子なの？とか

次いつ遊ぶの？とか

そこまで踏み込んでない質問でさえ

うんざりするようになってきた

もう今は放って置いて

午前2時半頃の話

眠くなったから

寝ようと思って目を瞑ってた

そしたら急に夢かは分からないけれど

色んな場所の街灯が映ってる景色

みたいなのが頭の中で

スライドショーみたいに流れてきて

その変わるスピードが段々速くなって

恐怖から目を開けたら

心拍数が急上昇した、次の瞬間

金縛りみたいなものにあった

全身を押さえ付けられてるみたいな感覚

何となく息苦しさもあって

部屋の電気ももう消してたから

凄く怖かった


2023/09/16