《期待なんてしないで欲しかった》
                            
                            
                            
                            期待それが次第に俺の負担になっていた
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                                
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            《期待》それが俺の負担になっていた
                            
                            先生、友達、先輩、両親
                            
                            周りの人全員から"期待"された
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            『お前なら行ける!』
                            
                            『もうすぐだ!』
                            
                            『次も頑張れ!』
                            
                            次も頑張れそんな言葉は何回も聞いてきた
                            
                            最初は"嬉しい"と思えた
                            
                            次も頑張ろうと
                            
                            けど、思えたのは"最初"だけだった
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            その応援は
                            
                            次第に『嬉しい』から『負担』へと
                            
                            変わっていった
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            『次もやらなきゃ』
                            
                            『期待に応えなきゃ』
                            
                            周りの応援一言一言が
                            
                            俺には重すぎた
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            努力して、努力して毎回期待に答えては
                            
                            次も期待され応援される
                            
                            そんな日々がとても『辛いと』
                            
                            感じてしまったんだ
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            そんな日々が続いては
                            
                            とうとう何をしていても
                            
                            『辛い』としか考えられなくなった
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            キラキラ輝いていた日々が
                            
                            色もなくなり
                            
                            つまらなく感じた
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            努力して頑張っても
                            
                            誰も"褒めて"はくれない
                            
                            
                            褒められないことがとても辛く感じた
                            
                            誰も俺を"見てくれない"んだと
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            もう生きていることすら辛くなった
                            
                            生きる理由も分からなくなった
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            皆がみているのは『完璧な俺』
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            本当の俺はカッコ悪くて
                            
                            《完璧》なんかじゃない
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            《弱い》んだ
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            そんな俺は誰も知らない
                            
                            そんな日々が続いて、"涙"も出なくなった
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            涙は流れない代わりに
                            
                            心の奥底ではなにかが蓋を開け
                            
                            《溢れて》いた
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            『辛い』
                            
                            『死にたい』
                            
                            『誰か俺を認めて』
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            その言葉が、感情が
                            
                            心から溢れていた
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            自分に限界を感じた俺は
                            
                            高層ビルから身を放り出した
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            なぜ辛かったのか少年は落ちる瞬間
                            
                            わかってしまった
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            俺はただ俺という存在を
                            
                            認めて欲しかった
                            
                            少しでも愛して欲しかった___と
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            深夜2時
                            
                            ある1人の高校生が
                            
                            飛び降り自殺をした
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            何人もの人が泣き
                            
                            何人もの人が絶望に落ちた
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            けど、誰も気づいていない
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            自殺の原因が
                            
                            《自分達、周りの期待》ということに_
                            
                            
                            
                            __________________
                            
                            初めての小説でグダグダだったと思いま
                            す。
                            
                            ここまで読んでくださった方々、ありがとうござました。
                            
                            良かったら感想くれると嬉しいです!