💎MY TREASURE💎・2022-04-14
恋
桜
桜と君
桜のように散る
私の恋
桜の花が咲く頃
君はもう大人の階段を
のぼっているのかな。
夏の影迫る憂鬱で
今年最後の桜が散る
その花弁落ちる姿に
貴方を重ねるのは罪か
蕾がふくらんで
芽を出して
花がひらいて
まるで恋をしてきた
足跡をたどるようだ
暖かい風が髪を揺らす
花の匂いが鼻をつつく
イザナ
僕らを誘う春が居る
僕らの知らない春が来る
あと何度君と
同じ桜が見れるかなって
その横顔に何ができるのだろうか
昔の私は今の私を見てなんて言うのかな
私がどんなに幸せって言っても寂しがるかな
はらはら、はらり。
桜の花弁が舞う季節 。
幾度、迎えたことだろう。
後、何回迎えられるだろうか _ 。
雲一つない晴天 。
キミと「 桜」を 見る。
キミの隣に居られること
「幸せ」に 思うよ。
なんて
口には出さないけれど。
ふと
キミが幸せそうに 笑うから
僕まで嬉しくて、つられて笑ったんだ。
青空の下で笑うキミは、眩しくて 。
僕は、空を仰いだ。
それを見たキミも、真似て、空を仰ぐ
「明日も晴れるといいね」
ぽつり 零した言葉 。
「そうだねえ 」
キミは何も知らずに
そう答えた。
それ以上、言葉を交わす事はなく
キミが歩き出したから
僕は慌てて追い掛ける。
「来年も桜見られるといいね」
横に並んだ僕に、キミは
笑顔で言葉を紡ぐ 。
嗚呼
その一言で、 胸が暖かくなった。
キミは、何気に吐いた「言葉」
なのかもしれないけれど
「有難う」
「え?」
「何回だって言うよ、有難う」
突然 御礼を言う僕に戸惑う キミ 。
それでも、言葉を続けた。
心の底からの言葉。
何回言ったって足りない。
「こちらこそ??」
首を傾げながらも
そう返してくるキミは、凄く愛おしい。
「どうしたの、急に」
キミが不思議そうに 聞いてきたけれど
「なんでもない。言いたくなっただけ」
僕は、笑って誤魔化した。
「好き」の 気持ちが溢れただけ
だから、大した理由はないんだよ。
「そっか。」
こくり、頷くキミ。
若干 納得いってないようにも思えたけど
好きの気持ちが溢れたから
なんて言ったら
キミは笑うかもしれないから。
今は、そっと、胸に秘めておく。
僕だけしか 知らない。
僕だけの「秘密」だ。
ねぇ、
゛明日も晴れるといいね ゛
それは
明日もキミが笑えますように
って 、意味なんだけど
いつか キミに伝わるかな 。
─ 「終」─
桜が何度生まれ変わっても
「綺麗だね」って笑っていたい
君が思う春色を私に
透過していて欲しいから
桜が満開になる頃
私は君に出会いました。
君を纏った桜の花弁の
数だけ愛を謳おうか
こぼれ桜舞い散る舗道
花びらを踏むのが切なくて
零れる桜と涙と共に
この想い伝えられたなら
君の目に映る雨と桜が
どう見えているか知りたくて