#いつかの君へ

まだ会えないということは、
いつかまた会えるということだ。

届かぬ想いも棄てないで

ひとり凍える海へ渡しましょう

花束を君に捧げよう。


まだ顔を知らない君に。

強気だけど、寂しがり屋な君に。

少し言葉が乱暴だけど、心優しい君に。

僕の愛する、君に。

僕はね

君に出会えて
良かったと思っているよ

ガチガチに乾いて薄汚れた心に
柔軟剤をかけて丁寧に洗濯してくれた

真っ白な心
赤いハート柄のスタンプ 君に恋したあの日

赤く染まった心
透明な雫(漂白剤)がぽとり
抜けていく想い 君に嘘をつかれたあの日

道は分かれてしまったけどね
もう 僕の心はガチガチにならない
君の適当さが 僕にうつったから
もう あんなに頑なになる必要なんて
どこにもなかったんだって知ったからさ

こんなふうに君とは
一度も手は繋げなかったけど、
それでも何だか、
繋いでた気がするな。
心の中では何度も繋いでたかもな。

『よく頑張ったね』

ほんとによく頑張ったよ

今まで……何もできなくてごめんね

1人で辛い思いさせてごめんね

苦しかったね……

怖かったね……

寂しかったね……

ごめんね………ごめんね………

もうそんな思いさせないから

今まで何もできなかった分

ちゃんと守るから

頼られる様に

必要とされる様に

あなたの支えになれる様に

私は全力であなたを守る

だから

少しの間休憩してみませんか？

君がいなくなった時
苦しくなったけど、
今はもう大丈夫。

いつかまた君に会えるから。

目の前に君がいなくても、
俺は君を愛している。

僕の右手を

握って

離さないで

君が幸せになりますように、
なんて、
僕が幸せになりたいだけじゃないか。

いつかの君へ


もう二度と
会うことはないでしょう

会ってもお互いに
分からないね

笑ってますか
元気ですか






ありがとう






あの頃は
言えなかったけど

あなたの言葉が
今も私を
支えてくれています

たまに思い出す君の言葉は、
僕にとって何よりも輝いて見えていた。

名前のとこにひよこがいると
君なんじゃないかって、
期待してしまう自分がいる。

君に会える日まで、

勉強頑張って、
ちゃんと高校も受かって、

君に微笑みかけられるように
生きていきます。


だから──。

いつかの僕がいつかの君に書いた手紙

去年の手帳に挟んであって

何故か見つけてしまったから

その名のページにお届けします

僕が大好きだった君の名前

もう呼べることは無いのかな


未練たっぷりの僕を

嘲笑いながら読んでくださいな