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何故だか分からないけど、

私が、君に魔法をかけられたんじゃなくて

どこからともなくやって来た

恋という名の魔法に

私も、君も、振り回されている気がしてる。

わたしが落ち込んだときは

置いていかずに寄り添ってくれて、

わたしが前向きなときは

「いってらっしゃい」と背中を押して

朝をプレゼントしてくれる。



そんな夜が、欲しかった。

「月がきれいですね」なんて、

そんな言葉で愛が伝わるだとか。

馬鹿馬鹿しいじゃないか。



君はこんなにも近くにいて、

この恋路を

遠回りするわけにはいかないのに。

声が聞こえなくなるほど

うるさい蝉時雨。

そっと、君への想いを呟いた。

風鈴…学校に付いてたなぁ。
夏休み明けも付いてるかなぁ？

恋に破れて、散った君の花弁。

風に吹かれて、行き着く先が

僕であって欲しい。

　　　　　　　　　　　　　　　　夜
　　　　　　　　　　　　　　　　の
　　　　　　　　　　　　　　　　静
　　　　　　　　　　　　　　僕　寂
　　　　　　　　　　　　　　の　を
　　　　　　　　　　　　　　恋　満
　　　　　　　　　　　　　　心　た
　　　　　　　　　　　　　　と　す
　　　　　　　　　　　　　　 ｀ 月
　　　　　　　　　　　　　　よ　光
　　　　　　　　　　　　　　く　は
　　　　　　　　　　　　　　似
　　　　　　　　　　　　　　て
　　　　　　　　　　　　　　い
　　　　　　　　　　　　　　る

あの頃の恋愛は楽しかったなぁって
言えるような恋をしよう。

本当に本当に好きな人がいました。

これを読んでいる貴方は、

好きな人がいますか？


もし、その人が突然居なくなったら

どうしますか？


もし、居なくなった原因が

自分にあったら、

なんて言いますか？

何億光年も離れすぎて、

この輝きはきっと地球にも届かない。



まるで私の恋心みたいね。

足元に落ちた鏡が

ばらばらに割れて、

その表面には何も映らなくて

なんだか物悲しくて。



それがそのまま、

自分の心のように思えてしまった。

最後の愛の言葉は、ベタで変だったけど
君は笑ってくれた。喜んでくれた。
いつか私も空へ行く日が来るよ。
その時はよろしく

過去には戻れないと知りながら、

　 　それでも振り返る自分がいて。

落とした涙は、

コンクリートの地面には

染み込んでいかなくて。




気付けば、隣にいた君が拭ってくれた

その指の皮膚に消えていった。

月の裏側が

どんな形だったとしても、

あなたは変わらず

ずっと愛してくれますか。