東雲・2024-11-30
一文の世界
東雲の独り言
特別を作らない 星空の夜に願った
私の心は ずっと迷宮入りで窓からも抜け出せない
あなたのことが好きだった そう呟いた夜はもう来ない
葉っぱが1枚1枚取れていく まるで人生みたいに
あなたのこと いつ忘れられますか?
あなたの全てになりたかった そんな願いは届かない
水面に映る 過去の自分と睨めっこ
黄昏が空と海に挟まれて 私という影を鮮明にする
紅葉の景色が広がる 私の瞳に映り込んでくる
夕日に手をかざす 見えたのはどこか彷徨う私だけ
日記帳に書いたあの日 最悪な1年の始まりだった
[ 遊びだった ] 気づいてたけどすきになったんだよ
君を見る私はいつも メガネみたいに恋色に染っている
今でも消せない 2人でハートを作った写真
冷えてきた空気の中 君の靴音と枯葉が鮮明に鳴る