#一足先の宣言

真っ白なキャンバスに

澄んだ青を乗せられる様な

生き方じゃないけど

染み付いたくすみも

完成に近づけば

なくてはならない

私の一部になるだろうから

このまま、私のまま

いろんな色を重ねて、滲ませ

ときには剥がして

今を筆に取り

未来を彩ろう

時の流れに身を任せ
大丈夫と前を向いたその矢先
降りかかる現実に一喜一憂
古きを想いいつまでも
新しき不安を抱えながら
まだ見ぬ未来に希望を添えて
この春、私は旅へ出ます

風に傷んでも、むしり取られても

羽はまた生えるから、私もまた飛び立つよ


飛んで、落ちて、治して、飛んで

繰り返しながら空に人生を遺したいの

私だから生きられる

人生を歩みたい

他と被っても被らなくてもいい

共感されても否定されてもいい

心も経験も充実した

次、1ヶ月を過ごしたい

希望のない瞳で捉えた先が

影も幸色に染まる道であれ

君が手に持つ花束よりも

漂わせる香りに気付ける人に

君も気付かずに舞い落とす

花弁を踏まない様な

そんな人になれたらな

もう少し

気持ちもゆったりとさせて

生きていきたいね

絡まった思考を解いて

軽やかに今を歩きたい

フル単感覚にうきうきしながら

楽しい夏休みに突入できますように