#予感

人は人を忘れる時
まず声を次に顔を
最後に思い出を忘れるらしい
どうして君の声が
段々思い出せなくなってるんだよ

君の笑顔も泣き顔も

僕は見ることができなかったな

夢のような人だから
愛さなくていいから
遠くて見守ってて
強がってるんだよ
あなたが、好きだから

いつか生命の旅
終わるその日まで
祈るでしょう
あなたが憧れた
「あなた」であることを
あなたにただ逢いたくて

出逢いは

偶然から始まり

必然に変わりうる

いつからだっけ

君の"生きたい"が"逝きたい"に

変わったのは

この先何があってもさ

私はきっと君が好き

とにかく前に進むことができれば
苦しい時期はいずれ終わる

後から振り返ると
２０２１年２０２２年２０２３年の３年間は
かなり異常であり過酷でもあったが

それは過去を清算するためのものなのだから
すべてが片付いたなら､あたしは自由だ

２０２０年の平和と活力が
２０２４年のいま､戻ってきた

理由もなく
こぼれる涙
君の手が
優しく頬に
愛の始まり

周りに回って

元に戻ってくる

貴方のこと

嫌いになれないかも

今日はなんだか

君とたくさん話せる気がするから

香水つけて

お団子にして

ちょっとメイクして

学校に行くね

どんなにありふれた毎日の中でも

少しだけ笑えたり

美味しいものを食べられたり

まったりできたり

そのちょびっとが極上の幸せだったりする

ちらりと見えた

あなたの後ろ姿

やっぱり彼は居るだけで

周りが華やかになる

花束を
後ろ手にして
隠してる
今日が特別
そんな日になる…

カーテンの隙間から日差しが少し部屋に入る

今日は気分が良い感じ

なんだか嬉しい気持ちになってくる
楽しい一日になる予感ෆ˚*

期待値の予感がまた外れた
裏腹の悪魔が笑う

寂しさをほころびから
悲しい恋に身を委ねた

狂おしいほどの日々は
壊れると心を無くした

いつからだろう
人を愛さなくなったのは

怯えながら歩む日々は
足元が覚束なくて
　　　　　　　　　かほ