#作詞ノート

「ふたりで。」

このままこのままひとりで
生きてゆく過去より、
あなたとあなたとふたりで
生きてゆく未来がいい

苦しさばっかのこんな世界で
痛さしか感じなくなっても、
あなたをきっと愛してる

このままこのままひとりで
死んでゆく過去より、
あなたとあなたとふたりで
死んでゆく未来がいい

しんどさばっかのこんな世界で
辛さしか感じなくなっても、
あなたをきっと愛してる

「もしもの唄。」

もしも、過去の私がいなかったら
今の私はいないだろう
もしも、この世界に私しかいなかったら
私は今存在していないだろう

あたりまえだ
あたりまえだから怖くなる
だって、あたりまえの日々はいつか特別な日になるから

もしも、失ってしまった日々に戻れたとしたら
私はどうするだろうか

もしも、未来の私がいなかったら
今の私はいないだろう
もしも、この世界に私がいなかったら
みんなは幸せだっただろう

あたりまえだ
あたりまえだから怖いんだ
だって、あたりまえはいつか必ず失うことが約束されてるから

もしも、失ってしまった日々に戻れたとしたら私は、真っ先に君に会いに行く

「いつからだ？」

いつからだっけ
褒められなくなったのは
いつからだっけ
好きが嫌いに変わったのは
いつからだっけ
嘘をつく方が楽だと気づいたのは
いつからだっけな、いつからだったっけな
死にたいと初めて願ったのは、いつからだっけ
初めて僕は誰かに、生きてていいのかと問いたくなった

いつからだっけ、嗚呼いつからだっけなあ

いつからだっけ
個性を恥じるようになったのは
いつからだっけ
自分嫌いになったのは
いつからだっけ
人間を信じなくなったのは
いつからだっけな、いつからだったっけな
自分の夢を打ち明けるのが怖くなったのは、いつからだっけ
僕の目が光を失ったのは、お前らのせいだと叫びたくなった

「僕ってなんですか。」

生きる定義ってなんですか
死にたいって思わないことですか
たとえ、たくさんの管に繋がれて
自分の意思で動けなくなっても
息をしていれば、生きてることになるんですか
わかんないよ、わかんないだよ
どれだけ考えたって
だって僕は人間じゃないから

死ぬ定義ってなんですか
生きたいって思わないことですか
たとえ、その人が望んで
自分の意思で死を選んだとしても
息をしていなければ、死んでることになるんですか
わかんないよ、わかんないんだよ
どれだけ考えたって
だって僕は人間じゃないから

「マイ・ラヴソング」

まだあなたを好きでいていいですか
こんな私だけど、あなたが好きなんです
緊張しながらあなたに渡した本命チョコ
思い出のバレンタイン
あなたの気を少しでも引きたくて張り切りました
ついにこの日がやってきた
あなたからのお返し
ドキドキホワイトデー
瓶に入ったあめをもらいました
泣くのはガマン
せめてもの配慮です

まだあなたを好きでいていいですか
こんな私だけど、あなたが好きなんです
勇気を出して初めて書いたラブレター
私の最大の黒歴史
でも、あなたに伝わるように頑張って書きました
ついにこのときがやってきた
あなたからの返事
答えはノーでした
友達でいたいらしい
泣くのはガマン
せめてもの抵抗です

まだあなたを好きでいてもいいですか

「ツライ、ツライの。」

辛い辛いの飛んでいけって
痛い痛いのどっかいけって
願ったってどうせ叶わないけどさ、
わかってるのにまだ願ってる
ほんと馬鹿だな、あーあ

辛い辛いの飛んでいけって
暗い暗いのどっかいけって
願ったってどうせ叶わないけどさ、
頭じゃわかってるのにまだ祈ってる
ほんと私って馬鹿だな

「ワタシの居場所。」

結局私は誰にも望まれてなかったの
ひとり暗い闇へと堕ちてゆく
もう、ほんと嫌になっちゃう
"友達"のあの子も好きな"先生"も"家族"でさえも私を腫れ物扱いする

あーあ
もういいから、ほっといて
ねぇ、ほっといて
私に触れないで
息ができないから近寄らないで

結局私はみんなに見放されたの
私をおいてみんなは幸せそうね
もう、ほんと嫌になっちゃう
"勉強"に"運動"いや"才能"さえも私の味方につく気はさらさら無さそうだ

あーあ
もういいから、ほっといて
ねぇ、ほっといて
私に自由を頂戴な
胸が苦しいから近寄らないで