#傷跡

一生消えない『傷跡』

忘れたい『過去』

僕の心に纏わり付く

僕の心に消えない傷跡と

最期の最期まで想い出と僕を置いて
ﾋﾟﾝｸﾑｰﾝ
ひとり逝った君 "桃色月"の傍へ

腕の傷が消えるのはいやだ

この傷は自分が辛い思いした証拠
頑張った証拠なの

消えちゃったらなかったことに
されそうで嫌なの

涙はいずれ消えようとも

その時できた傷は消えぬ

これを癒せるのは貴方だけ

通りすがりの関係が良かった、

なんて言わないわ

この深い傷跡は 少しも後悔なんて

していないから

今すぐは泣けないから笑ってほしいな

寂しさを埋めるためでも

欲求を満たすためでも

愛してるから

傷口に注いだGINのように
胸が痛い
君に別れを告げたことは
傷跡に触れた　まるでナイフさ

お揃いで買ったカップ
別れたらただの傷跡
　　　　　　　かほ

傷があることが当たり前で
傷跡があることも当たり前だったから
治っていくことが消えていくことが
不安でたまらない

腕の傷口にあなたは気づかないから

僕が流した血の涙も
誰かにとっちゃ無駄なもの

僕が刻んだ傷跡も
貴方にとっては邪魔なもの

傷跡ごと愛してくれる人
そんな人は居ない。

傷を見せれば離れていく
汚く,気持ち悪いものだからか

貴方が本を読むように
君が歌を歌うように
僕が腕を切るだけ

それの何が間違いなのか


未だ僕には分からぬまま
また無駄な時間が過ぎてゆく

大丈夫と自分に言い聞かせて
乗り越えてきた傷跡は
一生消えないって知らなかった
自分を傷つけて何やってるんだろ
でもね この生き方でしか
生きられなかったんだ
元には戻れないと知った今も
信じられるのは自分だけ
それでも時々さ怖くなる
このまま1人なのか
それとも未来は幸せなのか
人を信じれない限り幸せは
こないと思ってる
それでも いつか光があると
信じてなきゃ生きれないから
いつか強くなりたいな
自分の弱さと向き合えるように

どんなにすぐ記憶が無くなっても
嫌な記憶、苦しい記憶は残る

痛みもなくなった傷跡は
ふとした時に痛くなる

まだ大丈夫と言い聞かせて生活する

これが今の僕の世界

薄くなっていく手首の傷跡
増えてく生傷
長袖が手放せなくて･･･