~実話~
これを話す理由は見ている君に後悔して欲しくないから
(途中から好きな人宛になってたごめん)
中学の時、好きな女の子に告白された。
本当に大好きで大切な人だった
でも、その時はこれが恋だって気づいてなくて
なんなら、もしかして好きなのかも?って
考えるくらいでそれが"恋"とは気づかなかった。
それどころか俺が女を好きになるはずないっていう
最低な考え方をしてしまっていた。
だから、告白された時俺は何も答えれなかった。
「好き」とか答えようとは思ったけども
声が出なかった。が正しいかな。
隣に居たもう1人の女子から
「え?無理..キモ」っていう言葉を聞いてしまった
その言葉を言われた時、何故かズキンと心が傷んだ
そして「そんな顔するならもういいよ」と言って
好きな子は前を歩いて言ってしまった。
その瞬間に、とてつもない痛みが何回も何回もきて
「好きだった」それに気づいたんだ。
そんで、好きな子の所に言って
「ごめん!!好きだよ!」って言ったけど
「うん」で終わった。
あ、自分のせいでこの恋は
この子の恋を壊してしまった
そう思ったら悲しくなって、自分にイラついた。
こんなに好きだったんだって
自分でもびっくりするくらいの気持ちの大きさで
どうして今まで気づかなかったんだって
沢山自分を責めたよ。
その子とは普段からベッタリで
「じゅうでーん」なんて言って抱きついたり
頭撫でて貰って撫でてあげて
膝枕してあげて、手を繋いでとか
沢山してきたんだ。
なのに俺は気づかなかった。
馬鹿だよな。自分でもそう思う。
今でも後悔してる。
死んだらこの時に戻れないかとも思うよ。
でも、俺よりも傷ついているのは
あの子で自分には傷つく資格なんてないから
今をこうして生きている。
思い続けることはどうしても辞められなかったけど
もう一生この思いを背負って生きていこうと思ってる
これ以上あの子の幸せを奪いたくないから
きっとあの子には好きな子がいるから。
あの告白も本気かなんて分からないよ。
でも俺がその後にした告白は本気だった。
実は1回だけ本気でしたことがあるんだ。
抱きしめられた時に「大好きだよ」って言ってみた
心臓は凄いうるさくてあの子もビックリして
俺を引き離して、顔を赤くして「えぇ!?」って
驚いてて凄く愛おしかったのを覚えてる。
「本当に好きな子にしか言わないから」
そう言ってみたけど、本気にはされなかったけどね
これでちょっとはおわいこになればなんてね
その時はまだ幸せだったんだ。
でもその後から君は僕を
少し避けるようになった気がした
受験期でストレスが溜まってたのかな
しんどかったんだよね。
ごめんね。君は勉強できるやんとか言って
沢山の努力をそんな言葉で汚して
凄い反省してるし二度と言わないようにしてる。
1番長くて近くにいたのに気がつけなくて
傷つけてしまってごめんなさい。
3年の時、階段で最後に抱きしめられた
あの時が忘れられないよ。
久々に抱きしめてくれて本当に嬉しくて
ずっと抱きついていたかったや。
君が俺のことを好きじゃなかったのなら
友達として接していたのなら
こんなことを考えながらくっ付いてごめんね。
あれから卒業してもう2年だよ
会いたいよ。話したいよ。
今俺は、この話方から分かる通りに
自分の喋りたい一人称で喋って
自分の性にも向き合って生きてるよ。
まぁ、男になりたい訳じゃなくて
ただ性別に囚われたくないだけだよ
本当は、中学からこうしたいって思ってたんだ。
正月と君の誕生日にLINEする時
心臓が弾けるんじゃないかって
思いながらLINEしてる。
返事こなかったらどうしようって
でも君は優しいから毎回返信してくれて
嬉しい声をかけてくれる。
本当にありがとう。
僕はこれから先ずっと君を諦められないと思う
でも、君の人生の邪魔はしないようにするから
たまには連絡したりして欲しいな
あー..書いてて泣きそうだけど
本っ当に大好きだよ。
付き合いたかったよ。
ありがとう、出会ってくれて。
ありがとう、好きにさせてくれて。
そして、これからも
友達として、好きな人として愛してる