恋多き少女・2018-08-27
先生に恋をした
大好きな先生の車は
初めて乗る時ドキドキした。
助手席で、嬉しかった。
先生の車にはいつも
ジブリのビデオが再生されていて
そんな先生の車が大好きだった。
先生の車に乗ったのは
家庭訪問の時とか陸上の県営への
送り迎えの時とか色々。
5、6回は絶対乗ってる。
陸上の県営に行く時
先生は必ず私に助手席乗るかー?
って言ってくれる。
私だけ。嬉しい。
ありがと、先生。大好きだよ。
この“声”が
枯れるくらいに
君に“好き”と言えばよかった
会いたくて仕方なかった
どこにいても何をしていても
この“声”が
枯れるくらいに
君に“好き”と言えばよかった
もう二度と戻らない恋
“痛み”だけがちょっと動いた
あなたとの今の関係がこのままずっと続くように
繋がったハートが割れないように
大切なままでいたいな
貴方は私にとっての太陽
落ち込んでる時も
悔しい時も 悲しい時も
どんな時も いつでも
明るく、笑顔にさせてくれて
照らしてくれる そんな存在。
そんな私は 貴方にとって月でありたい。
貴方を優しく傍で見守って
もしも貴方が困ったり
悲しんだり 苦しんだ時
助けてあげられるような
優しい光 のような存在になりたい __
諦めなきゃって思う度に
好きが増していくんです…
手の届かない存在だけど
だいすきです、
さよならぼくを今日まで支え続けてくれた人。
さよなら今でも誰より大切だと思える人。
SMAP/オレンジ
先生に会えない時間が
どれだけ先生のことが
好きなのか、大切なのか、
教えてくれる。
早く先生に会いたい。
好きな人が
自分を好きでいてくれる世界って
どんな世界なんだろう
好きです
大好きです
死にたがりのわたしに
生きる理由をくれて
ありがとう
先生、貴方のおかげで気づく事が
出来ました。
恋とは自分の意図しないところで
堕ちていってしまうことなのだと。
最近まで先生に恋だなんてと思ってました。
そんな無謀で相手にまで迷惑をかけてしまう恋なんて幸せになれないって。
確かに現状が幸せかなんて分からないし辛い事も沢山あるけど、貴方の笑顔を見れるだけでも気持ちがいっぱいいっぱいになって膨らんでいくんです…、これを私の日々の幸せにする事はいけないことですか?
先生、、好きです。
あなたに会えないこの1週間が
明日で終わる
明日は会えるといいな
来週は会えるといいな
毎日会えるといいな
あなたに会えない
そんな休日が嫌い
バドミントンの授業
今日は暑くて
けれど手首の傷跡が
見られてしまうかもしれないから
上着を着てた
ネットの付け方がわからなくて
ひとりで悪戦苦闘してた
「先生はどうやってたっけ」
そう思いながら
ひとりで
そしたら
「これね、簡単だよ」
私の手からネットを取って
私の代わりにつけてくれるひとがいた
「紐とか関係なく、これごと通すの」
「こっちも同じね」
「よし、おっけー」
その少し低い声は
間違いなく私の好きなひと
ネットを取るときに
少しだけ指先が触れた
あなたは微塵も
気にしていないだろうけれど
私はドキドキしてたよ
ネットの付け方なんて
頭に入らないくらい
あなたとの距離が近くて
ずっとドキドキしてたの
私よりもはるかに大きい手
綺麗な指
筋肉のついた腕
私とは違う、綺麗な手首
昨日怪我をした右足の裏
絆創膏が剥がれて痛かった
歩くたびに
体重をかけるたびに
痛みが走る
先生なら絆創膏持ってるかな
それを理由にして
先生と喋りたかっただけなのは秘密
いつもと違ってクラスごとの練習
暑さもあるから
試合をしないクラスは休憩時間
「先生、絆創膏って持ってますか」
声が震えちゃったかな
きっと大丈夫だったと思うんだけど
どうだろう
「持ってないな…靴擦れ?」
「違くて…昨日怪我したところ」
「そっか、持ってないな…」
「保健室行ってきな」
「今ちょうど休憩時間だから」
心配そうな目をしていたって
勘違いしてもいいのかな
いいよね
恋は
勘違いした者勝ちじゃない?
休憩時間は
生徒とバドミントンをする
先生の姿をみたいから
次からは自分で
絆創膏を持ってこなきゃいけない
そうしたら
先生と話す時間はなくなると
思うけど…
かっこいいあなたの姿を
見ていたいから