#前垢投稿

一度好きになった人だもの


全て嫌いになんて


なれるはずないでしょう

君のいない明日を

どう生きろというのですか


君のいた昨日を

どう忘れろというのですか

消したい過去に

描けない明日

息をするのに精一杯な今日

隣にいる誰かが病んで

前にいる誰かが苦しんで

後ろにいる誰かが傷ついて

周りにいる誰かが壊れていく

心が泣き叫んでも

何もなかったように過ぎ

世の中は今日も

つくり笑いだらけだ

会ったことないのに
話したことないのに

なぜだろう

君の顔が君の声が
たまらなく愛おしい

なぁ

〝はじめまして〟と
声かけたら

最初からやり直せますか

強がっていても
誰もがもろくて弱い

完全な人なんていないのに
みんな大丈夫。と言う

大丈夫。は
弱さを隠すもっとも身近な言葉だ

僕がなりたいのは
"誰か"のヒーローじゃなくて
"君の"ヒーローなんです＿。

たった二文字も伝えられない


意気地無しの弱虫のくせに


見つめる先は"君"ばかりで

恋人繋ぎだとか

愛してるだとか


そんなものより

君からの会いたいが

多分ずっと欲しかった

初めから美しいものなんて

存在しない。

必ずどこかには

何らかの『汚れ』が

存在する。

その汚れをなくすために

互いにぶつかり合う。

そして初めて人を尊重し

美しくなれる。

ほんの少しの寂寥を埋め合うだけの

そんな甲斐無い行為さえ

人は「愛」と呼ぶのです。

雨粒越しに見た世界は

空々しい希望と夢を謳っていて