達也・2018-03-27
君が泣いた夜
『君が泣いた夜』
あの夜君に電話した
君はスマホを握りしめ
「なんで?どうして?」
問いかけながら泣いていた
いつも「私は男だもん」
「誰も女と思っていない」
なんて言ってたけれど
君はやっぱり女の子
とてもか弱い女の子
泣いて泣いて泣き濡れて
流した涙が尽きるまで
僕が悲しみ受け止める
その真珠の涙、枯れるまで
涙より泣いていた笑顔達よ
海に来なさい
夜にはぐれた水上散歩
朝焼けに眠ればいい