#届けたいこの気持ち

夜に響く誰かの聲と

夜に綴る私の詩編が

上手く共鳴出来たなら

自分のためって吐き捨てた嘘が

糸のように絡まって解けないや

帰り際今日の話をした時に

これ面白くなかったねって

全部私の好きなことだった

たんぽぽと南風のモノガタリ･.｡*･.｡*

































なまけものの南風は
いつもぼーっと野原を眺めていました。

ある春の日、南風は野原に佇む
黄色い髪の美しい少女を見つけました。

そして恋に落ちました。

その少女の正体はたんぽぽでした。

けれどもそれに気づかない南風は
毎日夢中になってたんぽぽを見つめ続けました。

しかし、少女はいつのまにか
白髪の老女になってしまいます。

南風は悲しみのあまり
大きな溜息をつきました。

すると、溜息に飛ばされて
白髪の老女も居なくなってしまったのです。






































たんぽぽ・綿毛の花言葉

《幸福》《別離》

好きです