#恋する乙女の照れ隠し

ちっぽけな愛でも

君を愛する理由には十分すぎた

特別じゃなくても

恋情じゃなくても

毎朝君と二人きり

並んで話す時間が好きだった

小説を書くように

運命の相手を決められたなら

君の心が向かう先を

ペン先一つで決められたなら

君のせいで暑苦しくなる秋

真冬の曲でも聞いて涼もうか

好きだと気づいた
その瞬間が
幸せな瞬間で

外に出たい

この高い塔の外へ…

愛しい人が迎えに来てるのに

ただ眺めているだけ

籠の中の小鳥みたいな私

君と関節のくちづけを交わすことを

想像するだけでも赤面してる

こちらに顔を向ける君と

急いで視線を逸らす私

君が私を見てないかと期待

未成年

人見知り系陽キャ

話しかけてくれんと話せん

あなたの
さりげない優しさに
気づいたとき
胸が張り裂けそうになる

こんな身近に
見落としがちな
かけがえのない愛が
存在するなんて

高ぶる感情を抑えて
初めて出逢った頃を
思い返して

片時も離れたくなかった
あの時の想いを呼び起こしてみる

薔薇の香りのするフレグランス
あなたの腕に抱かれ
安らかに眠りに就く
可愛らしい寝息を子守唄にして

上がる心拍数を

気の無いふりで交わしてみる

恋する女は女優になるの…

俺を1番受け入れて励ましてくれたから

好きになったんだよ

辛いことなんて
数え切れないほどある
だけど
幸せなことは
もっとあるから大丈夫

“愛してる ”の意味を込めて

大好きな君にバラの花束を贈ります。