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#愛に溺れた孤独な星

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全12作品・

君と僕と、碧空と

永遠に交わることのない

明日に描いた平行線

黑翹・2日前
今宵も夢に泣いて
愛に溺れた孤独な星
心の隙間
幸福な余生のために
好きな人
ポエム
可惜夜ノ音









煙草













狭い僕のワンルームに彼女が高めのワインを持ってやってきた。


ワインにつられて部屋に招き宅飲みを始めた。


“じゃああんたは恋愛とかしないんだ。”


なんの興味もなさそうに彼女は言った。


“君は恋愛しないと生きていけないタイプだね。”


僕はあえて悪意で返した。


彼女は表情1つ変えずに言った。


“愛のない人生なんて楽しくないでしょ。”


僕はあえて笑って答えた。


“それには同感だね。”


彼女のイライラが沸々と湧き上がっているのがわかる。


“意味分かんない。”


僕はあえて嫌味っぽく答えた。


“だろうね。”


彼女は溜まったイライラを拳にのせ、僕の腹を殴った。


“しばくぞ?”


僕は油断していた腹を擦った。


“しばいてんじゃん。”


彼女はまた興味なさそうに聞いた。


“あんたの恋愛って何よ。”


僕は即答した。


“この世で1番要らないもの。”


彼女はこの質問について深く聞かなかった。


代わりに全く別物の質問をした。


“じゃああんたの愛って何よ。”


僕は少し考え込む素振りを見せた。


彼女は心底うざそうに


“そういうのいいから。”


とぶった切った。


僕は鼻で笑い答えた。


“1番脆くて邪魔で必要なもの。”


彼女は僕を見つめたあと溜息をついた。


“違いがわからないんだけど。”


僕はあえて嫌味っぽく答えた。


“だろうね。”


彼女からまたイライラを感じ取った。


“いいから説明しろや。”


見た目からは想像出来ないくらい口の悪い彼女を見て盛大に笑ってしまった。


イライラの溜まった彼女にまた腹を殴られた。


咳き込みながら僕は答えた。


“恋愛とはある1人の人間を愛し続けること。”


彼女は頷いた。


“愛とはある1人の人間を愛し抜くこと。”


彼女は首を傾げた。


“何が違うの?”


僕は答えた。


“恋愛は一時の感情、愛は永遠の感情。”


彼女は眉間に皺を寄せた。


“はぁ?恋愛だって突き詰めれば永遠じゃない。”


僕は煙草を取り出し口に咥えた。


煙草の煙をあえて彼女の顔の前で吹く。


“そんなんだから君は馬鹿だと言われるんだ。”


彼女は今日1の殴りを僕の腹に決めた。


“今のは言葉より煙草にむかついた。”


3発殴りをくらった腹を労りながら謝った。


“ごめんごめん。”


彼女は僕の煙草を奪うとさっさと灰皿で火を消した。


その動作を虚しく目で追う。


“で、どこのどちら様が馬鹿だって?”


最大限の怒りを込めて彼女は問う。


“ごめんて。”


彼女は顎で続きの説明を求めた。


“両思いの確率ってどのくらいあると思う?”


彼女は本気で考え込んでわからないと言った。


“約2025億分の1の確率。”


彼女は顔を綻ばせた。


“え、すご。運命じゃん。”


思惑通りの返事に僕も顔を綻ばせた。


“そう、恋愛は運命なんだよ。本物ならね。”


彼女はまた不思議そうに首を傾げた。


“愛は本能、恋愛は運命。どっかの誰かが残した名言。”


彼女は結論を話さない僕に飽きだしていた。


“だから?”


“だから愛は本物で恋愛は偽物。”


彼女の顔がまた一層曇った。


ここまで言ってわからない彼女も鈍い。


“だから?”


“だから愛になりきらなかったものが恋愛。”


彼女は更に問い詰めた。


“だから?”


“だから愛を知らない人間は愚かで脆い。”


鈍い彼女も流石に勘づいてきたようだ。


それでも彼女は僕を問い詰めた。


“だから?”


僕は少し間を溜めて答えた。


“だから、君は可哀想だなぁって”


彼女は今日で1番優しくて痛い殴りを僕の腹に決めた。


“ふざけんな。何が可哀想なんだよ。”


元ヤン級の口の悪さで僕に怒りを爆発させる。


“意味分かんない。あんたに恋愛してるあたしが可哀想って?大きなお世話じゃぼけ。”


僕は彼女の言葉を痛く受け止めた。


“何?愛を知ってるあんたが偉くて、恋愛してるあたしが惨めって?”


僕の胸ぐらを掴みながらキレる彼女に手を伸ばした。


“いや、綺麗だなぁって。”


彼女の思考が停止し体が完全に固まった。


彼女の顔の前で手をひらひらさせながら僕は言った。


“沢山の人と恋愛してる君は惨めで可哀想でとても綺麗だよ。”


言葉の真相を知った彼女は怯えるように胸ぐらから手を離した。


“ただ僕は君のように恋愛は出来ない。
僕はこの狂気じみた重い愛しか持ち合わせてないからね。
君は僕を運命的に愛していても本能的に愛してないだろう。”


彼女は怪物を見たかのように目を見開いてもう1度胸ぐらを掴んだ。


そして、噛み付くように唇を重ねた。


“可哀想な人。”


唇を擦りながら彼女は僕に言ったセリフをそのまんま返した。


彼女の大きな目には溢れんばかりの涙が溜まっていた。


“さよなら。”


そう言って出ていった彼女の背中をやるせなく見送った。


彼女の残した涙に僕は欲情した。

まなみ・2日前
短編小説
愛する人へのラブレター
重く狂った愛を僕に
愛してるなんて重いかな
0423*0617
毒林檎に恋をして
煙草の移り香
煙草の熱が冷めるまで
愛に溺れた孤独な星
歪んだ愛とその先に
愛は哀に埋もれた





この想いが恋だと認められなくても、

僕にとっての特別だから。

今日も明日も、誰より君を想ってるバカは

すぐ傍にいるんだよ。

雪浦 楓・3日前
今宵、君を唄う。
愛に溺れた孤独な星
祈りと灯火
ポエム
心の隙間

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

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〝君を好きになっちゃいけない〟



そう理解していても


君を好きになる気持ちだけは


止められなかったよ_

神楽 夜兎 名前ぼしゅーちゅー・3日前
愛に溺れた孤独な星
簡単に終われる恋なんて
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君との思い出から遠ざかるほど

鮮やかに見えるんだ_

蔴霧 萌桃・2021-04-29
愛に溺れた孤独な星

身体だけの関係

君の欲を満たすためだけの

奴隷じゃないんだよ

本物の愛って何、教えてよ__

嶺唖・14時間前
愛する人へのラブレター
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"愛"という感情がどんなものか気になってた

ひょっとしたら今自分は混乱してるんじゃないかって

そんな時誰かが私に優しく言った

「もしそれが真実の"愛"ならば一度ですぐに分かるんだ」って

「迷うことなく必ず気づける」って_

蔴霧 萌桃・2021-04-01
愛に溺れた孤独な星

本当は君のこと

好きになるとは思ってなかった

だって苦手な先生だったから

柊彩 低浮上かも 自己紹介はひとこととヘッダーへ・2日前
愛に溺れた孤独な星
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好きな人
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# 愛に溺れた孤独な星

# 私の心は簡単じゃない

ご自由にお使いください。+..:*

蔴霧 萌桃・3日前
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愛に溺れた孤独な星
私の心は簡単じゃない

滑稽な事に

どんな花だって

僕の君への愛は表せなかったよ

柚葵 海来・2日前
エンディングフラワー
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君の甘い笑顔とその優しさが

私を惹きつけて

離さないんだ

苺みるく🍓・1日前
愛に溺れた孤独な星
好きな人
片想い
sweet

この悲しい恋しさは

夢の中でも君色に染まる

始まってもいないから終わりも来ないんだと

私一人で別れようとしても

結局はまた君色に染まってしまう_

蔴霧 萌桃・2021-04-17
愛に溺れた孤独な星

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