はじめる

#戦

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全18作品・



それは


戦中の事でした






沢山の人々が


いがみ合い奪い合い


沢山の生命が散ることを



神はたいそう、嘆き


苦しみました。




悲しんだ神の涙は



ぽとん



ぽとん



と、水面に落ちます。




するとそこには



ひとつ



またひとつと



蓮の花の蕾が浮かび上がり



やがて花開くと



そこには


まるで生まれ落ちたばかりの



赤ん坊が



おぎゃあおぎゃあと


力強く泣いておりました。




神様はいつか見た覚えのある、


沢山の赤ん坊たちを


ひとり、ひとり抱きかかえ



「今度は幸せになりなさい」



「今度こそ笑って生きるのですよ」


そう告げながら


また下界へ下ろすことにしました。






それは戦のない時代でした。





しかし沢山の人達が


他人を顧みず人を貶め


あげく疫病は流行り


沢山の人々が生命を落としました。




神様はまたも嘆き辛がり





ぽとん



ぽとん



と、涙を水面に落とします。




すると、そこには


ひとつ、またひとつと


蓮の花の蕾が浮かび上がりました。



やがて蓮の花が花開けば


そこには


玉のような赤ん坊が


ふにゃふにゃと


可愛らしく泣いておりました。




神様はいつか見た覚えのある


たくさんの赤ん坊を


ひとりひとり抱きかかえ


「お前は生まれ変わりたいか」


「お前は幸せだったか」


と、悲しそうに聞きました。




赤ん坊は激しく泣きました。


その泣き声を


心苦しく思った神様は



赤ん坊たちを手元におき


天国で暮らさせる事にしました。







もう





人間は




生まれませんでした






幸せな世界は



閉ざされてしまいました。








人々は気付かなくては


ならなかったのです。



いくつの過ちをおかし


いくつの心を無くしても


人を想うことで救いの道は


必ず、開けることに。






今こそ思い直しましょう。



今こそ側の人を想いましょう。




この闇を共に晴らしましょう。





ひとひら☘☽・2020-04-24
幸介
幸介による小さな物語
小説
物語
コロナ
コロナウイルス
あの日に戻りたい
好きな人
独り言
ポエム
想い
伝えたい
救い
コロナ
コロナウイルス


どんな未来が待っていようと

僕が終止符を打ちたかっただけ

*○かふぇ☕○*・2022-12-08
死にたい
辛い
疲れた
飽きた
限界
未来
無知
終止符
精神
不安
錯乱
人生
苦しい
迷宮
ポエム

本気の恋を からかう人って


ほんとに最低だと思う。


そうやって一部の大人たちは


私たち子供の恋を


笑って 話のネタにする。


そのネタは いつしか
大人たちの日々の楽しみ へと変わる。


それで傷つくのは私だけじゃない。


相手の人もだ。


必要な会話もできない。


相手を思うがゆえに話せない。


私は大人を信じて相談したのに


大人は私たちを否定ばかりする。


ひどい。















私たちを 引き離さないで













あの、幸せな日々を返して欲しい。





















いつか この戦いに 勝ってみせる。

遥音✿.*・2021-01-15
本気の恋
からかう
ひどい
大人
話せない
引き離さないでよ
幸せな日々
返して

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に18作品あります

アプリでもっとみる

「お、つ、か、れ、さ、ま」



むかしむかし


人は戦をしたそうです。



ある人は正義の為


ある人は大切な人の為


ある人は欲望の為


ある人は功を立てんが為


ある人は地位の為


ある人は名誉の為


みんなそれぞれの想いの為に


戦いました。



実は今だって


そう変わりません。



みんなそれぞれの想いの為に


戦ってるんです。




学校で、会社で、家庭で



友達と、先生と、親と



兄弟と、自分と、ライバルと




味方か敵かなんてどうでもいいです。



汗と涙流して


心から血を流しながら


仲間の背中を守って


自分の志を立てて



パワハラ


モラハラ


イジメ



何かと戦っているあなたは尊い。




何より尊い生命なんすよ。





今日も、お疲れ様でした。

ひとひら☘☽・2019-09-06
幸介
正義
大切な人
欲望
地位
名誉
あなたに会いたい
想い
偉人たち
学校
会社
バイト
家庭
独り言
味方か敵か
尊い
生命
戦っている
お疲れ様
ポエム
㊗オススメ㊗

自分から人の為に国の為に


死することが許されたのは



ずっと昔の戦場でのみ。



でもね生きたかったはずなんすよ。



大切な人の為に死ぬよりも



大切な人と一緒に笑いたかった、



生きたかったはずなんです。




経済不安の現代


色んな社会病理が潜んだ現代



それでも何とか



戦のない世の中に生まれた今の



俺たちに出来るのは



生きて命を繋ぐ事のみ。



生きて笑いましょう。



大切な人と笑いましょう。



大切な人に大切と伝えましょう。



それが、人の為に散っていった


尊い命へのせめてもの恩返し。

ひとひら☘☽・2019-09-07
幸介
死にたい
死する
自殺
自死
尊い
あなたに会いたい
大切
戦争
平和
繋ぐ
独り言
恩返し
ポエム


恋とは戦

勝ったものが勝者であり

負けたものが敗者となる


だがしかし、

勝ったものには愛を

負けたものには強さを与える


それこそ恋

星愛・2日前
好きな人
勝者
敗者
好きな人
強さ

テストという
戦に行ってきます…

多分死んで帰ってきますね☆

ゆの/低浮上・2020-07-17
テスト
ポエム

何も捨てられないのなら


何も変えられない

シズク。・2018-12-09
独り言
呟き
一言
決意


『幸せ』って
一生に一度きりかも
知れないよ?

『幸せ』を願って必死で戦場で戦う人
『幸せ』を願って命を落とす人
『幸せ』を願って祈りを捧げる人

『幸せ』に麻痺して
『不幸』という言葉を使うなら
それはただの『傲慢』だと思う

葵-aoi-

葵-aoi-・2017-06-28
小さな幸せ
気持ち
小さな幸せ

【青梅竹马】九号


華邑の水浴みにも
遠く及ばない様な翌日の早朝

誰かが僕の家の
粗末な戸を叩いていた。

深く眠りに落ちていた僕が
瞼をこすりながら戸を開けると

安を天葬する時に借りた馬と一緒に
華邑が立っていた。


泣き腫らした目が赤く光っている。

「どうしたの、こんな時間に」
華邑は俯いて何も言わない。


「中…入る?」
「いいの…それより付き合って」
「どこへ」
「3つ先の村まで行きたいの」
「君のおじいさんのところ?」
「ええ…」


いつになく
口数の少ない華邑。


「わかったよ、少し待ってて」
華邑が心配で
とても三つ先の村まで
ひとりで行かせることは
出来なかった。

僕は快諾すると
すぐさま準備をはじめた。


といて寝ていた髪の毛をとかし
布でくるんで縛ってダンゴを作る。

寝装束を脱ぎ捨てると
華邑に作ってもらった襦裙を
さっと身にまとった。


妹たちの粟がゆは
昨日のうちに作っておいた。


下の妹を揺り起こすと
寝ぼけた耳元に
出かけてくると告げて
僕は華邑の待つ戸外へと躍り出た。



馬の手網を握るよう言われ
鐙にまたがった。

華邑の細い腕が
自然と僕の腰に回される。


かっぱ、かっぱ

馬はゆっくりと歩んだ。
暗い道をゆっくりと。

華邑は縋り付くように
腰に回した腕に力をこめて
僕の背へ静かに頬を添わせた。


この静寂を喜びながらも
様子のおかしい華邑が心配だった。


「ねえ華邑」
「…ん」
「おじいさんの所へ何をしにいくの」
「…お金、借りに」
「お金…」


群国の学で
教師の仕事をしていた華邑の祖父は
とても裕福な暮らしをしていた。

「学」というのは
日本でいう所の大学の事だ。


その恩恵を受けて
農家でも華邑の家は
村では1番のお金持ちだ。


「家で何かあったの?」
「ううん…」
「じゃあどうしてお金なんて」

僕は振り返るようにして
背中にくっついた華邑に声をかけた

すると、華邑は僕を見上げて
涙をためた目を拭いながら言った。


「あなたも一緒に頭を下げるのよ」
「え?僕も?」
「うん」
「どういうこと?僕何かした?」


驚いて思わず手網をひく。
ぶるるんと鼻を鳴らして馬は留まった。

静かな山道に風が吹く。
木々が鳴いた。


「儒圭は学へ入るの」
「学へ!?僕が!?何故」
「私が決めたのよ」
「華邑が!?」


どうして急に
こんな事を言い出すのか
わからない。

ただただ、驚いて
僕は華邑に問う。



「いきなりどうしたの」
「嫌なの?」
「…それ以前の問題じゃない」
「どうして」

華邑は好戦的に僕を睨みあげる。

「ねえ、いきなり学だなんて無理だよ。
僕、序(中学)だって
満足に通えていないんだよ」



「だから何?
儒圭は頭がいいじゃない。
文字だって私が教えたら
あっという間に覚えたわ」


「ちょっ、と待って。
一体何年前の話をしてるの」


「…丁度生徒を募集する時期だもの。
今から猛勉強したら学へだって入れるわ」


「字を覚えることと、
学へ入るだけの学力を
蓄える事は違うでしょ?」


「…違わない、儒圭、あなたなら出来る」



僕の言うことに耳を貸してもくれない。
頑なな華邑に、僕は頭が混乱した。


学へ行く?僕が?何故?
疑問符は次から次に湧いてくる。


華邑は「儒圭なら出来る」と
何度も何度も呟いた。

何度も何度もまるで
壊れたレコードみたいだった。


そうしているうちに
大きな涙粒が
ころんころんと
こぼれはじめる。


華邑は時を追うごとに
取り乱していく様だ。


手をこまねいて
見つめるだけじゃ駄目だ

落ち着かせなきゃ。



「華邑、ねえ、華邑」


僕はやっとのことで
腰に回された掌をとり
両手で包み込んだ。


声を詰まらせる華邑に
言い様のない感情が芽生える。



「華邑、ねえ、何があったか話して」
「お願い、学へ行くって言って」



そればかりを呟く彼女の手を強く掴む。



「言ってくれなきゃわからないよ」


僕がわずかに言葉を強めると
ぴくんと肩を震わせた華邑は
涙を袂で押さえ
ようやく話し始めた。



「…昨日、山で将兵を見たでしょ」
「…うん、魏国の兵士だった」

「近頃戦況が悪化してる、
また大規模な徴兵があるって
話聞いたことある?」

「あるけど…
その話を聞いたのって
何年前だったかな」



僕は笑った。


昨日は腰を抜かす程怖かったけれど
呉国には強い兵士が沢山いる。


父が戦に行った時には
丁度、皇帝が死没して
国が混乱期にあった。


そんな混乱でもなければ
一介の農民が戦に
出るほどの事はないだろう。


漠然とした自信があった。


しかし華邑は
そうではないようだった。


「私だって今までは半信半疑だったけど、昨日の騎馬隊…あんな大軍今まで見たこともなかった。崖壁の石頭城を攻めるなら、この辺りを制圧するのが1番だと思うの…そうなれば嫌でも男は駆り出される…」


華邑は独り言を
言うように話し続ける。


そして僕を
睨みつけるように
見上げて言った。





「お願い、儒圭…徴兵逃れをして」






「徴兵、逃れ…」


もし村民からの徴兵が決まれば、
僕ら男民は呉国兵となる。

すると精練所のある都へと赴いて
戦に出るための戦闘方法を学ぶのだ。


そして随時、戦へと送り出される。


嫌がれば、国に背いたとされ
死をも覚悟しなくてはならない。


父が徴兵された時に
隣村の青年が逃げたという話があった。

青年はその後
山で死んでいたらしい。


その死が兵士にやられたものなのか
それとも自然死だったのかはわからない。


けれどその出来事は僕ら村民に
徴兵は逃れられないものと思わせるには
充分なインパクトを持っていた。


そんな中でたった一つだけ
徴兵を逃れるすべがあった。





それが学への入学だ。






例え貴族や宮廷使用人でなくても
学への入学は許可されている。



要は入学金さえあれば
農民もそれなりに勉強出来るし
万が一にも学力で頭角を表せば
宮廷で使ってもらえるのだ。



宮廷で使う人間が居なくなる事は
行く行く国を疲弊させるとの考えから
学へ通う生徒の徴兵は免除となる。




当時戦況の悪化が囁かれると
学には徴兵逃れを
目論む青年家族が押し寄せた。


「儒圭…お願い、お願い」

僕が握った手を
爪痕がつくほどに握り直された。


「華邑…待ってよ
君のおじいさんと僕は初対面だよ。
そんな男の為に学へ通うほどの
お金なんて
貸してくれるわけがないじゃない」


「お爺様、私に弱いから
大丈夫だと思う。
私も頼むから…ね、お願い
形だけでいいの、頭を下げて」

「形だけの懇願でそんな大金
貸してくれるとは…思えないよ」

「じゃあ私…どうしたらいいの」


華邑は、わっと泣き出した。


華邑らしくない。
僕は彼女の強さを知っている。
物事を理性的に考えて
先回りする事が出来る才女だ。

華邑の父親に僕が
突き飛ばされた時のように
感情的になる事もあるのだろうが


少なくても僕は華邑の
こんな涙は知らない…。


僕の徴兵がなんだというんだ。
僕ごときのことで
こんなに取り乱すなんて。


わけも分からず、
僕は疑問を言葉にした。



「だいたいどうして
君が僕の徴兵をそんなに…」


「徴兵って、命を…
落とすかもしれないのよ!」


華邑の悲鳴のような大声が
耳に響いた瞬間、
僕の腕は彼女の手に
力いっぱい捕まれていた。


「いっ、華邑…っ」


「こんな細い腕で…
こんな体で!
儒圭はどうやって戦うのよ
私が本気で押したら
倒れちゃうくせに。
精練所の特訓は厳しいって…
厳しくて病にかかる大丈夫だって
いるって話しよ。
戦になればもっと…大変に決まってる
儒圭に耐えられるはずがないよ
どうやって生きて帰って来れる…?」


その言葉で、合点がいった。


華邑は僕に、死んで欲しくないんだ。
この溢れる涙は、僕のためのものだ。
僕の為に祖父に頭を下げて
入学金の用立てをしようとしている。



「華邑…僕は平気だよ」
華邑の涙を親指で拭う。


僕の為に泣かないで。
そんな想いにかられる。
胸が痛くなった。


「徴兵なんて出任せだよ」


「大規模な戦は
避けられないってお父さんが」

「例え徴兵になったって
僕が死ぬと思う?」


「うん、きっといの一番にやられるわ」
「ひどっ」

僕は必死に笑ってみせた。
華邑の震える掌を握りながら笑った。

高く声をあげて笑った。

この笑い声が
華邑の不安を残らず
取り去ってくれることを祈った。

「どうして…笑えるの」
「だって華邑おかしいんだもの」
「何がおかしいの」

「今見えている事以外を信じてわたわた焦るなんて僕がすることじゃないか。華邑はいつも、こら落ち着きなさいって言ってくれるのに」


僕がそう言って聞かせると
華邑はかすかながら
落ち着きを取り戻した。


「そうね…」

そうとだけ呟いたが
それでも…涙は収まらない


「ねえ華邑泣かないで」
「…無理よ」
「僕の為に泣かないで」
「自惚れないで、私は私の為に泣くのよ」
「華邑の為に?」

僕が首を傾げると、華邑は
僕の背中に再び頬をつけた。


「儒圭が居なくなったら私はきっと今以上泣くわ…考えただけで壊れそう、だから今やれることをやりたいの」


まるで
愛しの人から告白されているような
言葉立てで…じんと体が温かくなる。


きっとそうではないのだろうけど。
それでも僕は、嬉しい。


「うん…ありがとう華邑」

僕は華邑の手をぎゅっと握る。
華邑は僕に告げた。


「頼むだけ頼んでみたい」
「やっぱり行くの?」
「うん…だめなら無理は言わない」
「うん」
「付き合って…くれる?」
「嫌だって言ったって聞かないでしょう?」
「うん」

頷きながら
やっと華邑が笑ってくれた。




僕は安堵して
「しかたないなあ」と華邑に笑いかけ
馬の手網をようやく緩めた。

ひとひら☘☽・2019-06-18
華邑と儒圭
小説
物語
幼馴染み
片想い
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