#支援員

どんなに話したくても、あたしには遠くから貴方を見ているコトしか出来なかった。

2度とないチャンスなのに。
これが最後かも知れないのに。

｢病気だから｣｢先生が隣に居ないといけないから｣｢病気だというコトを知られたくないから｣
そんな理由で、自分を納得させようとした。自分にウソを吐いた。
本当は、あたしに勇気がなかったから。

嗚呼、また後悔してしまった。

仕事ね、正直本当に大変だし辛い
まあ楽な仕事なんてないけどさ

でも利用者さんたちが
いつもより頑張れた時
新しいことを達成できた時
笑顔で話しかけてくれた時
何気ない言葉で励ましてくれた時
声掛けに素直にうん！って応じてくれた時…

いろんな場面で嬉しかったり力をもらうの

心配してくれる職員も
相談に乗ってくれる職員もいる

働くって厳しいことばかり
でも必ずどこかにやり甲斐は見いだせる
ここ最近改めてそれを痛感した

もう少し、もう少しって頑張ろうかな

3月いっぱいで今のお仕事辞めます。

「先生！」
作ったものを見て欲しい
とニコニコしながら話しかける子

「先生！」
足を触って太いね、柔らかいね
と笑いながら自分の筋肉を自慢する子

「先生！」
泊まってよ遊ぼうよ
と寂しそうな顔で話しかける子

「先生！」
急に胸を触って小さいね
と笑って話してくる子

「先生！」
帰り際に腕にギュッとくっついた後
さよならと挨拶をする子

「先生！」
挨拶を好まなかったのに
次第に挨拶をしてくれた子

みんな大好きだよ。