noname・2024-01-21
花が散る
星めぐりのうた
終着駅手前
『バチが当たったのだ』
と大げさに笑って
でも、いつも寂しそうに
身を引くあなた
罰(バチ)にも刑期はあってさ
あなたはもう
幸せになってもいいと想うんだよ
つよがりな君の
儚さがこわくて
美しくて
感情にも満たない感想
列情をわすれた焦燥
怒りのコントロールは
私の手を離れ
いまやアンドロメダ星雲あたり
呪われた口など
嗚呼、歌しか歌えなければいい
テキストを打って
今日も送れないLINE
もう夜も遅いからと
誰にともつかぬ言い訳をして
そこのお星さん
弱虫な私の代わりに
おやすみを
彼に伝えてくれないかしら?
他人の相思を羨んで
憎まれ口を叩いたりする
知人の相愛を妬んで
孤独を愛しているかの様に振舞う
せ い
め つ
て も
あ 退
な 路
た を
を 確
逃 認
が し
せ て
る る
よ
う
に
ここで泣いてた君の
名前すら思い出せないくせに
大粒の涙に映った
冷たい私の顔が忘れられないのです
君の姿がなくなってから
空を見上げる癖がついてた
『一番高いところを目指していたら
あしを踏み外しただけさ』
笑う君のまぼろし
とても君らしくて安心する妄想
妄想すら君とはかけ離れて
願望だらけの別のものになったらさ
僕もそこに連れていって
『ニセモノすぎ』って笑ってよ
_.
私世漏声息
な界れをを
しが聴殺ひ
で こすそ
廻 えため
る るびる
音 た
び
僕 強 無 消
に 者 能 耗
は な な 戦
蜃 ら 側 の
気 僥 頭 様
楼 倖 葉 相
あ
な
なた
らが
ば運
ど命
うだ
しっ
てた
さの
よで
なす
らね
を
離レ場慣レ
恋い焦がレ
現実離レした幸せが
君の憧レ
あなたを患う私に
「でも、信じてまた裏切られるんだ」
なんて、
あなたが微笑んだらだめだよ
『お前、俺のこと好きだからな』
その悪戯なエガオにとり憑かれて
天国みたいな地獄にいる
ハナレバナレでも大丈夫です、
なんてオトナのふりで
私は世界一嘘つき
嘘の刑罰で
こんなにも苦しいのだから
これは仕方のないことなの…